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こんまり流片づけコンサルタントもパンパンに溜めていた!チラシや学校からのお知らせなど「書類」の片付け方

こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

こんまりさんこと、近藤麻理恵さん提唱の「こんまり流片づけ」をご紹介しています。

今回は、書類の片づけについて。私自身が4年前に初めて「こんまり流片づけ」をやったときに、つまづいたことや感じたことなどを、ビフォーアフターの画像と合わせてご紹介します。

そもそも「書類」とは?

こんまり流片づけで言う「書類」とは、

・郵便広告(新聞紙、チラシなど)
・取扱説明書(家電の説明書、保証書など)
・契約書類(保険、住宅関係など)
・仕事関係の書類(名刺など)
・経理の書類(給与明細、レシート、カード明細書、使用済み通帳など)
・趣味の書類(セミナー資料、切り抜き、メモ書きなど)
・その他(子どもの学校関係、ポイントカード、年賀状など)

などのこと。

「書類」=「思い出以外の紙でできたもの全て」と、ざっくりした考え方でOKです。

次から次へと発生する「書類」

書類は1枚1枚を見れば、薄くて軽いもの。こんまり流片づけを始める前の私は、片づけしてもしなくても、そんなに変わらないと思っていました。

でも、毎日の生活の中で、書類というものにいつもよりちょっと意識を向けてみると、子どもが学校からもらってくるプリント、郵便受けに入っているチラシ、どこかの会社から送られてくる封書やハガキ、そのほかフリーペーパーや行政の広報誌など実にいろいろな種類の書類が家にやってきていることに気づくことができます。

ほかにも、ネットショッピングで買った物の中に同封されている明細書、家電の取扱説明書と保証書、買い物したときにもらうレシートなども。家の中を少し探すだけでも、本当にいろいろな書類があるものです。

なんとなく取ってある「書類」がスペースを占拠

チラシをついついダイニングテーブルの端っこに置きっぱなしにしたり、レシートは財布やかばんの中に入れっぱなしになっていたり。あるいは、ファイルやボックスという定位置を決めてはいるものの、ただただ取っているだけでパンパンに膨らんだ状態になっていたり。

1枚1枚がそんなにスペースを取らないせいか、いつの間にか溜まってしまうのが書類なのです。

私も以前は、書類をファイルにまとめて収納していました。ただ、残すのか捨てるかの判断はせず、来たものは全部保管していたので、ファイルが何冊にも膨れ上がっていました。

こんまり流片づけ 書類の片付け方(ビフォー写真)

画像:安部綾子

そんな状態から、こんまり流で書類の片づけを始めたのです。

こんまり流の書類片づけの基本「全捨て」って、全部捨てるってこと?

片づけを始めるにあたり、何よりも驚いたのが「全捨てが基本」という原則でした。

「チラシなどは分かるとして、ほかの書類も捨てていいの?」

それまで何を残して何を捨てるのかを考えたことがなかった私は、この考え方に本当にビックリしました。

改めてちゃんと説明すると、書類を全部捨てなさいということではなく、全部捨てるくらいの強い気持ちを持って、本当に必要な書類を残すことが大切だということです。

「とりあえず分からないから残す」「なんとなく残す」ではなく、きちんと中身を確認して、自分の意思で残すのです。

いざ、家の中にある書類を全部集めてみると、クレジットカードを作ったときに届いた封筒そのまま一式(封筒に入れたまま)、昔ちょっとだけ関心を持って学んだ料理教室の資料(今では見返すこともない)、銀行の過去の通帳全部(束になっていた)など、いろいろ出てきました。

なぜ持っているのかと聞かれたら「なんとなく」。正直、書類だからとりあえず持っているものばかりでした。

必要な「書類」の考え方

何が必要な書類かの考え方は次の3通りです。

(1)保管しておくことが必須の超重要書類(保険証券、家の契約書など)

(2)今使っている書類(学んでいる最中の資料、子どもの学校スケジュールなど)

(3)しばらく必要な書類(作りたいと思ったレシピの切り抜き、行きたいイベントのチラシなど)

こうやって書類の残し方を理解した上で「全捨て」するくらいの気持ちで片づけしていくと、ビックリする量の書類を捨てることができました。

こんまり流片づけ 書類の片付け方(不要な書類)

画像:安部綾子

そうやって片づけをしたあとは、毎日家にやってくる書類はその場でいる・いらないの判断をして、決めた保管場所へ移動させるという流れが簡単にできるようになりました。

こんまり流片づけ 書類の片付け方(アフター写真)

画像:安部綾子

先延ばしにすればもっと時間がかかる「書類」の片づけ

画像:安部綾子

書類はほかのモノの片づけと違い、見た目や触っただけでは残すか捨てるかの判断ができません。中身が重要なのです。古くなれば中身について理解するのに時間がかかってしまうので、片づけを先延ばしにするのはおすすめしません。

家の片づけの中で「書類」が一番苦手という方も多いものです。それだからこそ、片づけ後のスッキリ感は絶大です! 毎日やってくる書類の片づけ、ぜひ頑張ってやってみてください。(文/安部綾子)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/安部綾子

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