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ときめく服って…何?こんまり流片づけコンサルタントも最初はつまづく「衣類の片づけ」の重要ポイント

こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

こんまりさんこと近藤麻理恵さん提唱の「こんまり流片づけ」をご紹介しています。

今回は、衣類の片づけについて。私自身が4年前に初めて「こんまり流片づけ」をやったときに、つまづいたことや感じたこと、変化したことなどを、ビフォーアフターの画像と合わせてご紹介します。

【ビフォー画像公開】「こんまり流片づけ」は、まずは「衣類」から

前回の記事で詳しくご紹介しましたが、片づける前のファーストステップ「理想の暮らし」について考えて、ようやく自分なりの理想を描くことができた私。やる気満々で片づけを始めます(前回の記事はこちらから)。

「こんまり流」では片づけをする物の順番が決まっています。これもこんまり流の大きなポイントの1つです。

その順番は、衣類→本→書類→小物→思い出。

私もこの順番にならい、最初に服の片づけをしました。こちらはわが家のこんまり流片づけ前のクローゼット。今見ると、なんだかどんよりとしています。

クローゼットの服 こんまり流 片付け 衣類 ビフォー

画像:安部綾子

今でもよく覚えているのですが、クローゼットがこの状態のときは、毎朝のように「着る服がない」と愚痴をこぼしていました。

服が少なかったわけではないです。買い物も好きだったので、定期的に服を買っていました。

それでも、服がないと思って服を買う、それでも服がないと思う。その繰り返しでした。

そんな私が初めて取り掛かった「こんまり流」洋服の片づけ、やり方はこうです。

(1)自分が持っている服を、全部出して1か所に集める

(2)残したいと思う「ときめく服」を選ぶ

(3)「畳むもの」「ハンガーにかけるもの」に分ける

(4)畳んだものは“立てて”収納する、ハンガーにかけたものは“右肩上がり”で並べる

(5)サヨナラする服は、感謝して手放す(手放し方は、ゴミとして処分する・リサイクルに出すなど自分で決めてOK)

服の片づけ

画像:安部綾子

あんなに「服がない」と思っていたのに、「こんなにあったの!?」と、服を全部集めて驚きました。

最初から「ときめく服って何?」とつまづく

続いて(2)、ここから1枚1枚、服を手に取って「ときめく服」を選んでいきます。ここがまず難しい!

一度でも「こんまり流片づけ」をやったことがある人ならきっと分かると思いますが、「ときめく服って何?」と。さっそくここで、手が止まってしまいます。

片づけ 衣類 こんまり流

画像:Shutterstock

それでも、「こんなもんなのかな」と片づけを進めてみました。もちろん、明らかに好きな服を選び出すのは簡単です。

問題はそのあと。ときめくかどうかは分からないけど、捨てなくてもいいと思う服たち。

「色が無難で何にでも合うからないと困る」「よく着てたから残すか」「働いてないけどスーツは持っておくべきだろう」……こんな感じで、何かしら理由を作ってそのまま残すと決めていました。

全部終えて、またクローゼットに服を戻しました。最初は少し達成感があるのですが、日が経つにつれてだんだんと「これでいいのかな?」とモヤモヤしてきたのです。

それで、すでに「こんまり流片づけコンサルタント」として活動されていた方にクローゼットの写真を見てもらい、ポイントをあらためて教えてもらいました。

そこで気づいたことは、「やっぱり頭で考えて選んだ服を残していて、本当にときめく服を選んでいないんだ」ということでした。

うまくいくポイントは「頭で考える」のをやめることだった

そしてクローゼットの片づけのやり直し。今回は「本当に自分が着たいと思う服」「なりたい自分にしてくれる服」「心地よい服」を意識して選び、迷ったものは思い切ってすべて手放しました。

片づけた服 こんまり流 衣類の片づけ

画像:安部綾子

手放す服を見ると、買ったもののほとんど着ていない服、好きな色ではない服など、やはり自分が自信を持って「ときめく」とは言えない服でした。

また、この作業を通して、自分は「人からどう見られているか」ばかり気にしていて、明るい色は目立ちすぎるなど考えて、本当に着たい服を楽しむことができていなかったとも気付きました。

ここで、服を手放すときにやっておくとよいことを1つ。「今までありがとう」と感謝の気持ちを持つことです。

そうすることで、私は罪悪感を持つことなく、さよならすることができました。

【アフター画像あり】こんまり流で生まれ変わったクローゼット

こんまり流片づけをしてから4年あまり。今クローゼットにある服の量は、最初のときに比べて三分の一ほどまでに減ったと思います。

もちろん今も服を買います。ただ、クローゼットにどんな服があるかを分かっているので、「あそこに仲間入りさせたい服かどうか」と考えて買うようになりました。

クローゼット こんまり流 アフター

画像:安部綾子

明るい色の服も増えました。ときめく服だけが並ぶクローゼットの心地よさを実感しています。

片づけ前に「着る服がない」と言っていたのは、服が少なかったからではなく、本当に自分がときめく服を持っていなかったからだと分かりました。

こんまり流片づけで最初に片づけるものが衣類であるのは、自分のことをじっくり考えることができて、ときめくものを一番感じやすいからなのです。

服の片づけは、身も心も軽くなるのでおすすめですよ。

今回は、片づけコンサルタントも最初から片づけができたのではないという話でした。「私も片づけしたい」と思っている方に、何かお役に立てればうれしいです。(文/安部綾子)

【参考・画像】
※文・画像/安部綾子
※画像/MMD Creative
/Shutterstock

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