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子どもが進んで片付ける!? 整理収納のプロが教える「家族が心地よく過ごせるリビングの作り方」

こんにちは。元保育士で整理収納アドバイザーのみらいです。5歳と10歳の2人の女の子ママであり、Instagramでは、子どもと一緒にできるお片付け術や、子ども部屋作りについて、そしてママが楽になる子育て術も発信しています。

家族みんなが一番長く過ごす場所であるリビング。しかし、わが家のリビングには大物家具に加え、子ども2人のおもちゃがあるという状況。子どもが小さいから仕方がない……と、いつの間にか散らかっているのが当たり前の空間になっていました。

しかし、片付かない日々に、イライラは募るばかり……。この状況をなんとかして、家族でくつろげる場所にしたいと一念発起し、リビングの大々的な模様替えをしました!

そこで今回は、模様替えの手順も踏まえた、家族みんなが心地よく過ごせる部屋作りのコツを詳しくご紹介します。

1:子ども中心の考えにシフト!

子どもたちが遊んだおもちゃなどが散らかってしまい、家族みんなでくつろげなかったリビング。

いっそ、子どもたちにもっと広いキッズスペースを作ろう!と「子ども中心の考え方」にシフトしました。

子ども中心の考えにシフト!

画像:みらい

そうすることで、子どもはお気に入りのおもちゃでのびのび遊べて、それを見た大人もうれしい。家族みんなが居心地よく、くつろげる場所になるのではないかと考えたんです。

2:使用頻度の低い家具や物は、ほかの部屋へ移動

キッズスペースを拡大するために、まず取り組んだのは、リビングに置く家具の見直しです。

リビングにあるのが当たり前に思っていた、ソファやテレビボード、ローテーブル、ピアノといった大物家具たち。いつ、どのくらいの頻度で使っているか、これからも使うのかを明確にし、本当に必要なピアノとテレビボードだけをリビングに残しました。

使用頻度の低い、ほかの家具や物は、別の部屋へ移動。いきなり手放すのではなく、なくても生活ができるのか“試す”ことにしました。

そうすることで、自分たちでも意外だったのですが、わが家のリビングにソファは不要と気付きました。リビングが広々と使えるようになり、今では家族みんな、ラグの上でくつろいでいます。

使用頻度の低い家具やものは、ほかの部屋へ移動

画像:みらい

ソファは別の部屋にしばらく置いたあと、不要と判断し、手放すことにしました。

3:おもちゃの「いるかいらないか」は子どもと一緒に

キッズスペースを拡大するとはいっても、おもちゃの数の整理は必要です。

子どもたちのおもちゃも「本当に必要」か「必要ではない」かを、子どもに一緒に判断してもらうことに。

まずはやる気を出してもらうために、子どもたちがどんな遊びをしたいか聞いたり、SNSで子ども部屋の画像を一緒に見たりして、理想のキッズスペースを一緒に考えたうえで、「使っている物」「使っていない物」「迷う物」をシートごとに置いてもらいました。

おもちゃの「いるかいらないか」は子どもと一緒に

画像:みらい

迷って捨てられないのでは……?と不安もありましたが、いざ始めると子どもたちは意外と判断が早く、スムーズに分けることができました。

4:キッズスペース用家具選びのコツ

必要な家具やおもちゃが明確になったら、いよいよ、リビング内に作るキッズスペース用の家具類を選んでいきます。

おもちゃ棚や大きめのおもちゃはリビングの雰囲気に合わせる

おもちゃ棚や大きめのおもちゃなど存在感があるものは、できるだけ色味を統一するのがポイント。わが家では、木目調で揃えています。

キッズスペース用家具選びのコツ

画像:みらい

空間全体の雰囲気を合わせることで、ごちゃごちゃとした印象になりがちなキッズスペースがリビングに溶け込んで、すっきりとまとまります。

おもちゃ棚は引き出し式で入る分だけ

おもちゃ棚は、引き出し式でしっかり収納できるものを選びました。

そうすることで、“おもちゃは引き出しに入る分だけ”という目安ができ、おもちゃが増えたときに、こちらから声をかけずとも、子どもたち自身で「いる」か「いらない」かを決める習慣もつきました。

また、引き出し式の棚にすることで、投げ込み収納が可能に。以前よりもスムーズに、子どもが自分で片付けを行えるようにもなりました。

キッズスペース用家具選びのコツ

画像:みらい

天板が低い棚を選んだのもこだわったポイント。視界を遮らないので、部屋が広く見えます。

現在は天板にクッションを置いて本を読んだりするくつろぎスペースにしていますが、工作やお絵描きなどもできて、子どもたちのお気に入りスペースになっています。

床にはお手入れ簡単なヨガマット&ラグを

今までホットカーペットを敷いていたリビングの床。子どもも大きくなり、転んで怪我をする心配はもうありませんが、のびのび遊んだり、家族みんなでごろごろとくつろげる場所にしたかったため、座っても寝転んでも心地いいヨガマットを3枚並べて敷くことにしました。

キッズスペース用家具選びのコツ

画像:みらい

汚れてもサッと拭くだけなのでお手入れも簡単で、プレイマット代わりとしてや防音対策にもなっています。

わが家では、ヨガマットの上にさらにラグを敷いて、お部屋の雰囲気と合わせています。ラグも洗濯できるタイプなので、汚れなど気にしすぎることなく遊ばせることができていますよ。

5:家族みんなが心地よいリビング&キッズルームの完成

必要と判断したテレビボードやピアノも配置し、わが家のリビング&キッズルームが完成しました。

家族みんなが心地よいリビング&キッズルームの完成

画像:みらい

家族みんなでゲームをしたり、遊んだりと広々使えるようになり、居心地の良い空間になりました。

子どもと一緒にお部屋作りに取り組んだことで、子どもは楽しく遊びやすく、大人のイライラも以前より減って、家族みんなのお気に入りの空間に大変身しました! 模様替えなどを考えている人の参考になったらうれしいです。(文/みらい)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/みらい

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