完全に隠すのは危険かも…?プロが教える「ちょい見せ収納のメリット&コツ」
こんにちは、整理収納アドバイザーのNagisaです。家族は夫(単身赴任中)と男の子2人(6歳と9歳)。3LDKのマンションで暮らしていて、Instagramでは好きなものとシンプルに暮らすアイデアや情報を発信しています。
お片付けが苦手な人ほど、完全に隠してしまう収納は、実は危険!
例えば、SNSなどで見かける真っ白なボックスに入った収納。見た目が統一されて美しいのですが、中身が全く見えないため、難易度が高い収納法です。
良いと思って作った収納が、片付けのハードルを上げてしまうこともあるのです。
そこでおすすめなのが、中身を少しだけ見せる「ちょい見せ収納」。今回は、「ちょい見せ収納」のメリットやコツ、注意点などを詳しくご紹介します。
「ちょい見せ収納」のメリット
私の場合は、あえて高さの低い収納ケースを使ってのちょい見せ収納をしています。
中身が少し見えていることで、何が収納されているのかが一目瞭然なので、欲しいものをすぐに見つけられることが最大のメリットです。また、探す時間の時短にもつながります。
さらに、毎回収納ケースを出し切らなくても、中のモノを出し入れすることもできるのでとっても便利。
アクションが少なければ、楽に片付けができて、きれいをキープしやすくもなります。
「ちょい見せ収納」の注意点
ちょい見せ収納には、中のモノを管理しやすく、出し入れしやすいメリットがある一方で、中身が少し見えている分、モノによってはごちゃごちゃ感が出てしまうことも。
リビングやダイニングなどよく目につく場所に置くのは避け、できれば扉のついた棚の中などで取り入れるのがおすすめです。
「ちょい見せ収納」のコツ
ちょい見せ収納で使う収納ケースには、底面に対して側面が直角のタイプを選びましょう。
たとえば側面が斜めになっている収納ケースだと、モノを立てて収納したい場合、うまく立ててられないことも。
ケースを選ぶときには、見た目だけではなく形にも気をつけてみてください。
上の写真のような収納ケースを選べば、並べてちょい見せ収納する際にもケース同士がぴったりくっつくので、無駄な空間が生まれず、限られたスペースを最大限に活かせます。
さらに、中身が見えにくいケースを選ぶことで、ちょい見せをしても、統一感を出すことができますよ。
また、ちょい見せ収納は、棚の上部に空間を作り、目線より下の位置で活用するのがおすすめです。
高い位置に収納してしまうと、結局収納ケースを取り出してから中のモノを出し入れしなければならず、手に取るまでのアクションが増えてしまいます。
目線の下であれば、中身が見えている部分が目線から隠れ、スッキリ見えるのです。わが家のちょい見せ収納している洗剤も、半分以上見えているのに、下段の棚にあるため目立ちにくく、さらに取り出しやすくもなっています。
今回はわが家で取り入れている「ちょい見せ収納」をご紹介しました。片付けがうまくいかなかったり、リバウンドしてしまったりする人は、ぜひ試してみてくださいね。(文/Nagisa)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/Nagisa
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