片付けの順番が間違ってるかも?プロが教える「意外と意識してない整理のポイント」3つ
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こんにちは、整理収納アドバイザーのNagisaです。家族は夫(単身赴任中)と男の子2人。3LDKのマンションで暮らしていて、Instagramでは好きなものとシンプルに暮らすアイデアや情報を発信しています。
部屋を心地よい空間にしたいと思い、いざ片付けに取り組もうとしたとき、どのような場所からスタートしていますか。
せっかく一歩を踏み出そうとしたのに、難易度の高い場所から始めてしまうと挫折してしまうことも。そこで今回は、片付けをするときの順番で大切な3つのポイントをご紹介します。おすすめの片付け場所や片付けにかける時間など、ぜひ参考にしてみてください。
1:判断が簡単なところから
片付けで一番大切なことは、必要かそうでないかを判断する「整理」のステップです。現在の暮らしに必要ないものが紛れている状態では、収納を考えることはできません。
そこで、最初のステップとしておすすめしたい場所が「冷蔵庫」です。冷蔵庫に収納しているものは、消費期限という判断材料があるものばかり。今の暮らしに必要かそうではないかの判断がしやすいのです。
期限が切れているものを取っておこうとは思いませんよね。片付けをするエリアのものをすべて出してみて、必要かそうでないかの判断の練習をするには、とてもおすすめの場所なのです。
また、薬箱なども初心者には始めやすい場所。
何年も経っているお薬や期限が切れているものは手放し、必要なものだけを残しましょう。このように片付けの一歩は、整理が簡単な場所からスタートしていくとよいですね。
逆に、難易度が高いものは、思い入れのあるものや壊れないものなどです。アルバムや思い出の品などの整理はとても難易度が高いので、最初に取り掛かってしまうのは危険。整理が思うように進まずに挫折してしまわないためにも、判断が簡単な場所からスタートしてみてくださいね。
2:小さなエリアから
いざ片付けを始めようとしたときに、納戸やクローゼットなど、広いエリアから始めていませんか。
エリアが広いと、モノの量も多くなります。モノの量が多すぎると一度出して整理をしている途中で、作業が中断してしまうことも。そうすると、せっかく作業をしたのに、達成感がまったく得られないまま終わってしまいます。
そのため、片付けは、財布や薬箱、引き出しの1つといった「小さなエリア」からスタートしてみてください。小さな範囲でも必要・不要の判断をして、必要なものだけになった空間にできれば、とても心地よく達成感も得られます。
小さな範囲での整理に慣れてきたら、少しずつ範囲を広げていって、クローゼットや押入れなどに取り組んでみてくださいね。
3:短時間で集中
片付けると決めたら、1日中片付けに時間を費やしていませんか。今の暮らしに必要かどうかの判断をするのはとても体力を使うこと。1日を使って片付けをするのではなく、短時間でできる範囲から少しずつ進めてください。
たとえば、おもちゃの片付け。大人以上に子どもたちは集中力が続きません。わが家では、週末に15分と決めて、小さなエリアの整理を一緒にしています。
大人も同じように、たとえば30分、長くても2時間と時間を決めてみてください。その時間で片付けられる範囲の片付けをすればOKです。正しい判断ができていないと、必要なものを手放してしまうことや、後悔につながる危険も。整理のステップは、集中力が続く範囲内でやってみてくださいね。
いかがでしたか。片付けは一生続くもの。難易度の高いところから片付けを始めてしまうと、次へのハードルが上がってしまいます。小さなところから少しずつ、一歩一歩進めていってみてください。参考になればうれしいです。(文/Nagisa)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/Nagisa
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