揚げ物だって平気! “こんまり流片づけコンサルタントが実践”キッチン片づけルーティン
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こんにちは! 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。
よく聞かれる質問があります。
それは、「毎日、食後のキッチン片づけはどのようにされていますか?」「キッチンの掃除はどうやっていますか?」というもの。
「よその家ではどうやっているんだろう?」とやっぱり気になりますよね〜!
そこで今回は、普段わが家ではどのような流れでキッチンの片づけや掃除をしているかをご紹介します♪
揚げ物を作るのが大変だと感じる理由は?
どうせなら一番片づけが大変だろうと思われる、夜ご飯に揚げ物をしたときのキッチン片づけをご紹介!
揚げ物、時々食べたくなりますよね。お子さんがいらっしゃる家庭だと、唐揚げやとんかつなどが人気のメニューではないでしょうか?
それなのに「揚げ物をするのがいやだ。気が進まない」という声を聞くことがあります。なぜでしょう?
理由を聞くと、「準備するのが大変だから」「油がはねて後で掃除するのが大変だから」。
分かります! 揚げる前には下味つけたり、粉や衣をつけたり、作る工程がちょっと多い気がする。しかも、揚げた後には油がコンロ周りに飛び散っているから掃除しなくてはと思う。
私も同じです。でも、日頃のちょっとした心がけでその大変さが軽減すると思っています。
心がけたいポイントは1つだけ!
その心がけとは、「モノを表に置かない」。これだけです。
揚げ物にかかわらず、すべてのお料理のときにいえることですが「さあ料理を作ろう!」と思ったときに、調理台の上に関係ないモノが置いてあると料理を作るスペースが狭くなり、それだけでなんだか気分よくキッチンに立てないものです。
調理台の上に材料や調理器具を広々と置くことができるというのは、料理を作る際の気分に大きく関係があるのです。
以前、「キッチンに立つのが好きではありません。料理を作るのが嫌いです」というお客様がいらっしゃいました。片づけをされたあと、お客様は「料理することそのものが嫌いではなかったのです。いろいろなモノに囲まれた狭い調理スペースでご飯を作ることが嫌だったのだと、片づけをしたら気づきました!」と話してくれました。
油汚れはすぐにお掃除したい!簡単に!
次は、揚げ物をしたあとの片づけについてです。
やっぱり油汚れが気になります。きれいなキッチンを保つためには、汚れはすぐに掃除したいですよね。
わが家では、洗い物はシンクの中や調理台に置いて、まずはコンロ周りをお掃除します(油汚れにはセスキスプレーを使っています)。五徳、コンロ、周りの壁、換気扇の天井、点火ボタン周り、これらをすべて拭き取ります。
この掃除が簡単にできるためには、コンロ周りにもモノが少ないことがポイントです。
コンロ周りを掃除したあとは、いつもよりちょっと多めの洗い物を片づけます。シンクの中も普段は空っぽなので、ここに一旦食器などを全部置きます。その後、食洗機の中へ入れて、入らないものは手洗いします。
水切りかごは持っていないので、洗い物は調理台の上に広げた水切り用ティータオルの上へ。そのあとは、布巾で拭き取って乾かすためにしばらく調理台周りに置いておき、寝る前に元の場所へ収納。
これがわが家のキッチン片づけです。揚げ物後の片づけとして紹介しましたが、基本的には毎日同じ流れで片づけています。
キッチンにモノがないことで、ご飯を作るのも片づけ・掃除をするのもやりやすくなります。そうすると、頑張ることなくきれいなキッチンを保つことができるのです。
毎日立つキッチンだからこそ、気持ちよくお料理できて片づけしやすいほうがいいですよね。ぜひ、きれいを保ちやすいすっきりとしたキッチンを目指して片づけしてみてください。(文/安部綾子)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/安部綾子
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