ちょっとのコツでスッキリ! こんまり流片づけコンサルタント直伝「洋服の収納法」
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こんにちは! 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。
2022年が始まってもう1か月が経とうとしていますが、今年こそ片づけよう!と思っている方もいるのではないでしょうか。
片づけは「やろう!」と思ったときがまさに始めるタイミング。いつまでに片づけを終わらせたいのか、期限を決めて始めることをおすすめします。
片づけたいと思ったら「まずは洋服」からやってみよう
片づけをしようと思ったとき、最初に手をつける人も多い洋服。モノ別に決まった順番に片づけをしていくこんまり流片づけでも、まず一番最初にするのが洋服の片づけです。
あなたの家のクローゼットや収納家具の中には、今どんな洋服がどんな状態で入っていますか?
ついつい買い込んでしまった洋服、何年も袖を通していない洋服、サイズが合わなくなっていつか痩せたら着たいと思っている洋服、ちょっと高かったので捨てるにはもったいないと思っている洋服……そんな洋服が眠っていませんか?
洋服は今の自分が心地よくいられるため、ありたい自分を表現するために着るものです。
片づけをして、今の自分が本当に“ときめく”洋服だけを残しましょう!
見た目もときめく収納を!
ときめく洋服を選んだあとは収納です。毎日の洋服選びが楽しくなるように、見た目もときめいて、出し入れしやすい収納を心掛けたいですね。
洋服を収納する場所といえば、クローゼット、タンス、押入れ、引き出し収納などが一般的です。収納する場所が決まったら、次は洋服をハンガーなどに「かける」か「たたむ」か、どちらかを選択します。
まず「かける収納」はどんな洋服が適しているかというと、厚手のコートやひらひらとしたワンピース、スカートなど。たたむよりかけてあげたほうが洋服が喜びそうだなと思うものですね。
そして、ただハンガーにかけて適当に並べるのではなく、ちょっとセンスがよい収納に見えるポイントがあるのでぜひ試してみてください。
それが、右肩上がりにかけること。
左側にはコートやズボンなど丈の長いものをかけて、右側にいくにつれてトップスなど丈の短いものをかける。
ほんのちょっと並び方を工夫するだけですが、見た目がグンと変わります。私が行っている片づけレッスンでも「まるでお店のディスプレイみたい!」とその変化に驚かれるお客様が多いものです。
さらに、もっとときめく収納に!という場合には、洋服の色をグラデーションになるように並べてみたり、素材を意識して並べてみたり、ハンガーをお気に入りのものに統一するのもおすすめです。
次に「たたむ収納」について。
たたんで引き出しに収納することで、ハンガーにかけるよりも何倍も収納量がアップするので、こんまり流では「たたむ収納」をおすすめしています。
クローゼットが狭い、収納するところがない……とお悩みの方こそ、たたむ収納を見直してみてください。また、たたむことで自分が残したいと選んだ洋服を労わり、丁寧に扱う気持ちが生まれます。
ズボンでもスカートでもちょっと変わった形の洋服でも、ポイントさえ分かっていれば、どんなものでもたためます。
そして、たたんだ洋服は引き出しの中に重ねるのではなく、立てて並べてみてください。そうすれば、ほかの服の重みでシワがつくこともなく、開けたら一目で着たい服を見つけることができるのです。
一番最初にする洋服の片づけ。自分がときめく洋服だけが、きれいに並んでいるクローゼットを見ると、開けるたびにうれしい気分になります。
まずは洋服周りから、片づいたすっきりときれいな空間を作ってみてください。
次回は、たたみ方のポイントをご紹介したいと思います。
今年も片づけのヒントとなるような、こんまり流片づけの情報をたくさんご紹介していきます。どうぞ、よろしくお願いいたします!(文/安部綾子)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/安部綾子
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