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小学生ママが悩んだ末見つけた!「リビング学習」でも部屋を散らかさないコツ3つ

2021.10.13

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こんにちは、節約ブロガーの高尾ママです。Instagramで暮らしやすい仕組みづくりや節約技を発信しています。

昨今よく耳にするようになった「リビング学習」。わが家も上の子が小学校へ入学する前に「今後どうしようか」と相談した結果、リビング学習を取り入れることにしました。

そこで今回は、リビング学習を取り入れつつ、スッキリと片付いた部屋を保つための“わが家のルール”をご紹介します。

取り入れてみて分かった!リビング学習のメリット・デメリット

わが家では、子どもが集中できるかというよりも、小学一年生なので、まだ1人で子ども部屋のある2階に行くのは怖いということから、1階のリビングで学習をすることに。しかし、学用品をリビングに置くとなると、家族共有のスペースの中に一体どのように収納するか……と、入学後もしばらく環境作りに悩みました。

そして、リビング学習を取り入れて7か月経った現在、リビング学習は「親子が近い距離で勉強に取り組める」というメリットの一方で、しっかりと環境を整えておかないと、子どもが次々と持ち込む教科書やプリントなどでリビング中が散らかってしまうデメリットもかなり大きいことに気付きました。

1:出し入れしやすいように「導線」を最短にする

元気よく「ただいま!」と帰宅したと同時にランドセルを置き、帽子や給食袋、宿題プリント、漢字ドリル、筆箱などを散乱させる子どもたち……。

「ほら、帽子置いてきて」「まずプリントとドリルと筆箱はテーブルに置いて」など、入学して数か月は毎日横から声をかけながら、やれやれと頭を抱えていました。

【リビング学習のコツ】出し入れしやすいように「導線」を最短にする

画像:高尾ママ

プリント類を回収し洗濯物を片付けさせても、最後の最後にランドセルを所定の場所にしまうのを面倒くさがられ、ポイッと床に放置されるように。

そこで、ひょいっとかける収納を取り入れるも、1か月は面倒くさがって、いつまでもかけない状態が続きました。そこからさらに、簡単にボックスに放り込むだけの収納へ変更!

【リビング学習のコツ】出し入れしやすいように「導線」を最短にする

画像:高尾ママ

しかし、この放り込み収納にしたあとも、ランドセルを筆頭にプリントや筆箱が散乱する状況が続いたので、玄関から最短距離のパントリーを学用品スペースにしました。

帰宅後、パントリーでランドセルを置いたら、中のモノを出し、プリントや宿題は個人ボックス、洗濯物は隣の脱衣所へ。

【リビング学習のコツ】出し入れしやすいように「導線」を最短にする

画像:高尾ママ

壁に貼った時間割を見ながらすぐに明日の準備ができるように、教科書とノートのすぐ下にランドセルを設置。給食グッズや体操袋なども一緒に準備するため、ランドセルの下段に置くようにしました。

リビングに持ってくると散らかるので、明日の準備が終わったら、ランドセル上に体温表をポイッと置いておいておくように。

帽子も玄関で靴を脱いだら、その場ですぐに脱いで棚におくシステムを採用! あとで片付けるのが面倒なので、そもそもリビングに持ち込まないようにしました。

【リビング学習のコツ】出し入れしやすいように「導線」を最短にする

画像:高尾ママ

子どもに「ほら、やって」と言わなくても済むくらい、とことん導線が最短になるように数か月試行錯誤し、やっと最小限の移動で済むシステムに。このシステムが定着してからは、帰宅後にモノが床に散乱することがなくなりました。

「大人ならこれくらいできるでしょ」と思うことも、子ども目線でとにかく導線を短く、そして作業をまとめることを優先。そうすることで、親の負担も減ったので、時間をかけてインテリアを考えてよかったなと今では思っています。

2:学習道具を持ち運べる「専用ボックス」を準備する

わが家では毎朝登校前の朝学習にプリントを、下校後は持ち帰ってきた宿題をリビングのローテーブルで取り組むようにしています。そのとき、子ども達は各自で、自分専用のボックスをテーブルに持っていき、それを元に学習できるシステムにしました。

【リビング学習のコツ】学習道具を持ち運べる「専用ボックス」を準備する

画像:高尾ママ

この個人ボックスも取りやすく、かつ終わったらすぐ元に戻せるようテーブルの隣に設置し、導線を最短にするように。

【リビング学習のコツ】学習道具を持ち運べる「専用ボックス」を準備する

画像:高尾ママ

下校後は宿題だけでなく、学校からのプリントや音読カードなど保護者が目を通すべき書類もひとまず全て個人ボックスに入れてもらうようにしています。

夕飯やお風呂、寝るときに発生する作りかけの折り紙や、書きかけの手紙もとりあえずの一時保管場所として各自のボックスに入れることで、テーブルの上が常にスッキリするようになりました。

3:子どもが片付けやすい「モノの量と位置」を決める

最初は仕分け作業が少し面倒に感じますが、やはり最優先で考えたいのは、モノを「どこ」に「どれくらいの量」置いておくかを子どもと決めておくこと。これが何より大切だと感じています。

【リビング学習のコツ】子どもが片付けやすい「モノの量と位置」を決める

画像:高尾ママ

おもちゃはどこにどれくらい入る量までしか持たないのか、お友達と交換する手紙はどこにどれくらい入る量まで保管しておくのか……などを事前に決めておくと、子どもも自発的に「もう入らないから、これは捨てよう」と判断してくれるようになります。

「おもちゃ」とひとくくりにせず、「シールは?」「折り紙は?」など、1つ1つの持ち物ごとに量を決めておくのがおすすめ! また、必要以上に〇個入りなど大容量を買わないようして、収納する場所もきちんと決めておきたいですね。

【リビング学習のコツ】子どもが片付けやすい「モノの量と位置」を決める

画像:高尾ママ

リビングは家族全員が集う場所なので、子どもでもラクに簡単に片付く仕組み作りが大切。親が整えてあげることで必要以上に「片付けなさい!」と怒る頻度が減り、結果的に私たちにとってもありがたい状況になります。

子ども部屋がないと、モノの散らかりがそのままリビングなどの共有スペースの散らかりにつながってしまいます。リビング学習をしている人はもちろん、現在リビング学習を検討中の人がインテリアを考える上での参考になったらうれしいです。(文/高尾ママ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/高尾ママ

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