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いつか読むかも…その“いつか”はやってきません! こんまり流片づけコンサルタント直伝「本の片づけ方」

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こんにちは! 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタント、安部綾子です。

突然ですが、本を読むのは好きですか?

好きな作家の小説を読んだり、毎月ファッション雑誌を買って読んだり、好きなタレントさんの写真集を飾っていたり……。気付けばたくさん溜まっていたなんてことも。

今回は、そんな「本の片づけ方」をご紹介します。

洋服を片づけ終わったら「本」を片づける

こんまり流片づけでは、家の中をカテゴリー毎に順番を決めて片づけをしていきます。

その順番とは、
洋服→本→書類→小物→思い出
です。

「ときめきで選ぶ」というのがこんまり流片づけの特徴です。

家の中を片づけるときは、まず洋服の片づけをして、この“ときめき”の感覚をつかんだあとに、「本」の片づけに取り組んでみてください。

洋服の片づけ方は、以前の記事でご紹介しています。そちらもぜひ一緒にチェックしてみてくださいね(記事はこちら)。

ポイントは「本棚からすべて出す」「中身は読み込まない」

本の片づけをするときに大切なことは、「本棚からすべて出す」ということ。

片づけレッスンでもビックリされて、「え?出す?本を全部?」「また本棚に戻すのに?」とお客様に聞き返されることも多いです。特に、本をたくさん持っていらっしゃる方は、とても苦いお顔をされます。

本は重いし出すのが大変と思ってしまう気持ちはよく分かりますが、そこは頑張ってください!

片づけ中の本

画像:安部綾子

本棚に入ったままの本は手に取られる機会が減っている、いわば、眠った状態。そのような状態にある本棚の本を眺めただけでは、「ときめくかどうか」を感じることは難しいのです。

本棚から出して1冊ずつ手に取ることで、今の自分にとって“ときめく本”かどうかが分かります。

片づけの時間がまとまって取れない場合や、持っている本がとても多いという場合は、一般書、漫画、観賞用、雑誌などカテゴリーを分けて片づけてもOKです。

本棚から出した本は、中身を読み込まず(これもポイント!)、“触ってときめくもの”だけを残していきましょう。

本が手放せない理由は?

本の片づけで手が止まってしまうとき、「この本はまたいつか読み返すかもしれない」「(まだ読んでいないけれど)いつか読むかもしれない」「いつか読みたい」と思っていませんか?

果たして、その“いつか”は、やってくるのでしょうか?

ときめく本とは「今の自分が読みたいと思う本」、「持っているだけでときめく殿堂入りの本」などです。

今の自分が本当に求めている情報が書かれている本というのは、今すぐにでも手に取っているはずです。それが、買ったものの開くことがないままだったり、最初の数ページ読んだだけというのは、実は本当に自分が読みたい本ではなかったということは考えられませんか?

ときめく本

画像:安部綾子

私自身も本の片づけをしたときに、本棚にずっと(おそらく何年も!)あるのに読んでいない本があることに気が付きました。

「とても実用的でためになりそうな本だから読んだほうがいいと思っていたのに、なぜ読んでいないんだろう?」

確かに本のタイトルを見て知っておいたほうがいいと思ったのかもしれませんが、本当にその本の内容を知りたい!とは思っていなかったのです。結果、その本は手放しましたが、その後も困ったこともなく、思い出して読みたいと思ったこともありません。

もし、どうしても読みたいと思って気になる本は「いつまでに読む!」と期限を決めることをおすすめします。

さらに本を1冊ずつ手にとっていくときに、本の状態にも少し心配りをしてあげましょう。

本のカバーを裏返しにしたままだったり、宣伝用の帯をつけたままだったり(帯にときめく場合はもちろんつけたままでOK)、いつ付けたか忘れてしまった付箋やしおりが残っていたり。

これらを取り除くと、本がスッキリと見えて収納がきれいになります。

本の片づけで今の自分が分かる

ときめく本として選んだ本を見て、どう感じるでしょうか?

本棚

画像:安部綾子

本棚に並んだ本を見ると、どんなことに興味があるのか、どういうものに惹かれるのかといった今の自分が現れているような気がします。

仕事をバリバリ頑張りたい!好きなこと新しいことに挑戦したい!趣味を楽しみたい!など、こうありたいと思う理想の自分がそこに表現されている、そんな本棚になるといいですね。(文/安部綾子)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/安部綾子

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