こんなところにお店が!? 夏の暑さを忘れてのんびり過ごせる“手作り器”のお店(福岡市中央区平尾)
【2021年6月21日~7月11日、北九州市・福岡市・久留米市にまん延防止等重点措置が出されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
“自粛疲れ”な毎日の息抜きに、 「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は「3密を回避」「手指の消毒」「マスクの着用」などの感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
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世界を旅することが大好きな、東雲志乃です。
夏の日差しを強く感じる季節になってきましたね。
今回は、そんな暑さを感じさせないような、静かで穏やかな空気に包まれた「日用工芸品」のお店を紹介します。
日々の暮らしをやさしく彩る日用工芸品のお店「Tohki(トーキ)」(福岡市中央区平尾)
平尾3丁目の閑静な住宅街。
「こんなところにお店があるのかしら?」と思いながら小道を奥のほうへ進んで行くと、「ここはお店なのかしら?」と思うような佇まいで、『Tohki(トーキ)』が現れます。
古民家を利用したお店は、どこか懐かしい雰囲気。
開かれた扉から中をのぞいてみると、「日々の穏やかな暮らし」を想像できるような、柔らかい空気が流れています。
“お店に来た”というよりも、“おうちにお邪魔します”というような気持ちで、いざ店内へ。
こんな日用品に囲まれて暮らしたい!手仕事で作られる味のある器たち
店内はコンパクトで、シンプルな内装。余裕をもって使われたスペースや、開放感のある大きな窓により、ゆとりのある空間が完成しています。
店主の中園さんは、和やかな雰囲気と、芯の通ったまっすぐさを持ち合わせているような方。誠実な心構えで商品をセレクトされているのだろうなと感じます。
店内に並ぶ器たちは、かわいいながらも凛とした空気をまとっているものばかり。
大きな窓から入ってくる木漏れ日が、器の陰陽をかたどり、一つひとつの存在感を際立たせます。
しっくりと生活になじむような愛らしい器たちに、ひしひしと愛着が湧きそうです。
すてきな時間の過ごし方!避暑地のような穏やかな空間で中国茶を♡
並ぶ器の合間に、時折置いてあるお茶。
そう、『Tohki』では「The bottom of the tea class」と称した、茶会『chanowa』を主宰する出野尚子さんによる「中国茶の教室」も開催されているのです。
月ごとのテーマがあり、そのテーマに沿って中国茶を味わうことができます。
たとえば、7月は「星星/xingxing」。“夏の元気な足音とともに、飲みたいお茶が変わっていきます。今、きらきらと輝くお茶、味わいましょう。”
9月は「満満/manman」。“満ち満ちる9月。誰かにお茶をいれる喜び、いれてもらう喜び、まあるい気持ち。”というようなものです。
テーマひとつをとっても、心がほぐれるような、教室のふわりとあたたかい様子が思い浮かびますね。
受講料金は1回につき4,500円。定員は4名までなので、じっくりお茶と向きあう時間が楽しめます。
出野尚子さんの茶会は、少ない人数で開催されますので、ぜひ予約はお早めに。
消費の時代は終わった!欠けた器を修復できる「金継ぎ」を学ぼう
中国茶の教室のほかに、小松知子さんによる「金継ぎ教室」も開催されています。
「金継ぎ」とは、欠けたり割れたりしてしまった大切な器を、金や銀、漆を使って直す方法です。
“欠けてしまったから、もう使えないし捨てよう”ではなく、“修復して改めて大切に使っていこう”という気持ちも、大事にしていきたいですよね。
毎月第2金曜日に、少人数で開催されています。
受講料は6回で19,000円。器の修繕には時間が必要なので、6回を1コースとして設定されています。
中国茶教室・金継ぎ教室は、店頭または電話で申し込みができますよ。
器の展示会情報や教室のスケジュールは、ホームページや、インスタグラム(@tohki_hirao_zzz)をチェックしてみてください。
うだるような暑い夏も、『Tohki』に一歩足を踏み入れると、清々しい風が静かに通り過ぎるかのような心地よさを感じることができますよ。
ゆっくりとした時間に身を委ね、器はもちろんのこと、お店の空気感もまるごと味わって、すてきな時間を過ごしてくださいね。(文/東雲志乃)
〈店舗情報〉
■Tohki(トーキ)
住所:福岡市中央区平尾3-10-23
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/東雲志乃
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