<番組『ARNE』連動>アスリート飯こそアンチエイジングな食事!? 【アスリート妻・大戸千絵レシピ#2】
こんにちは!大戸千絵です。
今日は、1月23日(木)のミニ番組『ARNE』でもお話した、アスリート飯がもたらすアンチエイジングな食事の秘訣をご紹介します!
アスリート飯は女性にも良い!
Instagramでは、Jリーガーの夫に毎晩提供しているアスリート飯の献立をご紹介しています。
しかし、その品数や量を見ると、アスリート飯が身近に感じられない方も多いのではないでしょうか?
ですが、このアスリート飯には美を追求する女性や健康を維持したい全ての方にも通じる秘訣やポイントがあります!
実はとてもシンプルで誰にでも出来ることがたくさん。
今回はその秘訣とポイントを簡単なレシピと共にお話ししたいと思います!
私のアスリート飯“3つのルール”
私が夫へアスリート飯を提供する時に決めていることが3つあります。
(1)コンディションを良くすること
(2)筋肉量を落とさない
(3)怪我や病気をしにくい身体作りをすること
(1)コンディションを良くすること
試合の前日に生ものを摂らない、本人が摂ると体が重たく感じる食材は避けるようにして、日々の体調を整えるよう心掛けています。
(2)筋肉量を落とさない
タンパク質の量をその日の運動量に合わせて十分にとり、タンパク質を吸収しやすい食材と共に献立を組みます。最近ではロカボ(低糖質)を心がけた食事を意識しています。
(3)怪我や病気をしにくい身体作りをすること
スポーツ選手は一般の方に比べ、呼吸量が多く体内に多くの活性酸素が増えるとされています。その活性酸素は体内でサビに変わり、それが原因で怪我をしやすくなったり、病気になりやすくなってしまうと言われています。(※1)その活性酸素を減らしてくれる働きがある“抗酸化作用の多い食材”を献立に必ず取り入れ、筋肉系の怪我や病気を予防することを心がけています。
実は、この(3)の項目。昨今“アンチエイジング”という言葉が注目されていますがこれに繋がります。
例えば、肌にいいと言われる“リコピン”。ご存じの方も多いのではないでしょうか?これも抗酸化作用のある栄養素の一つ。紫外線によるトラブルの改善などに効果が期待されています。(※2)
上記の項目に当てはまる食材を選べば、疲れきって帰ってくるパパにも、毎日自分を後回しにしがちなママにも、外で走り回る子供達にも最高の食卓になるはずです。
アンチエイジングの食材
私のアンチエイジングの食材を選ぶ秘訣…それは、“赤い食材を選ぶ”です。
例えば、パプリカなら赤。ピーマンなら熟した赤ピーマン。果物はスイカやベリー類。キャベツなら紫キャベツ。トマト、ビーツ。あとは多くのベータカロテンを含む緑黄色野菜。赤ピーマンや赤パプリカにはカプサンチンが、トマトにはリコピンが含まれています。(*)
我が家の夕飯には頻繁に赤いものが仲間入りしています。他にも抗酸化作用のあるものは多く存在しますが、難しいことをたくさん頭に入れるよりも、シンプルにまずはこれだけを意識してみてください。
*β-カロテン当量(可食部100g当たり)
赤ピーマン・赤パプリカ(果実、油いため):1,100μg → 〈比較〉青ピーマン(果実、油いため):420μg
トマト:(果実、生)540μg (ドライトマト)2600μg → 〈比較〉キャベツ(結球葉、生):50μg
< ※3 香川明夫(2019)『七訂食品成分表2019』(女子栄養大学出版部)より>
こちらの献立では、ピーマンとナッツの和物にある赤ピーマンやフレッシュトマトで煮込んだミネストローネなどです。
“赤”の食材を取り入れる
それではこの食材を調理するポイント…それは、
無限ピーマンなどの簡単レシピのピーマンを青から赤に変えてみる!
【無限ピーマンの作り方】
ピーマンを千切りにし、ボールにツナとごま油と鶏ガラスープの素を入れてレンジで1分30秒!
サラダを盛る時に赤パプリカを千切りにして盛る!のも簡単。
他には、我が家の主人も常に間食といえばこれにしていますが、無糖ヨーグルトにミックスベリーをトッピングして食べる!
好きな赤の食材を詰め込んで食後にスムージーを飲む!のもオススメです。
せっかくなので私の好きなスムージーをご紹介。
■材料
・ビーツ・・・50g
・ぶどう(種無し)・・・80g
・紫キャベツ・・・30g
・水・・・30ml
簡単なことから始められるアンチエイジング生活。ぜひ参考にされてください!
どんな食材も一つのものだけを取りすぎたりこれしか取らないというのはおすすめしません。様々な食材があって、栄養素が取り込まれいていきます。バランスの良い食事の中にこのアイデアを添えてみてくださいね。(文/大戸千絵)
◆ ARNE TV #3「お手軽レシピ アスリート飯でアンチエイジング」
【画像】
※大戸千絵
【参考】
※日本創芸学院「ナチュラルフード講座」text1
※1 長友佑都(2019)『長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム』(幻冬舎)
※2 総合南東北病院『南東北』
※3 香川明夫(2019)『七訂食品成分表2019』(女子栄養大学出版部)
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