決めるのはこれだけ!毎日の掃除をルーティン化するポイント3つ
“ryokoの暮らしの整え方”シリーズ、第6回の今回は、“掃除をルーティン化する際の考え方”について。
これまで5回にわたって、わが家のルーティン掃除をご紹介してきましたが、今回はその“考え方”をまとめたいと思います。
基本的な流れは、3つです。
1:家事を洗い出して、いつするのかを決める
2:仕上がりレベルを決める
3:必要な環境とルールを決める
それでは、それぞれについて説明していきます。
1:家事を洗い出して、いつするのかを決める
まずは、毎日の家事について些細なことも全部書き出してみます。
次に、書き出した項目を、生活パターンに合わせて効率の良い順番に組み立てます。
その際、なるべく朝起きてから寝るまでの行動に沿う形で、家の中の場所ごとに組み立てると、ハードルも下がり、時間のロスも少なくて良いです。
たとえば、以前、洗面所・トイレ・お風呂をキレイに保つ毎日のお掃除ルーティンで紹介したような『毎朝顔を洗うタイミングで洗面ボウルを磨き、身支度が終わったタイミングで洗面台周りの水滴を拭きあげる』というようなことです。
2:仕上がりレベルを決める
次に、仕上がりレベルを決めていきます。これは言いかえると“ここまでしかしない”というラインを決めることです。
仕事に家事に育児に介護に趣味に……なにかと毎日は忙しいですよね。そんな中で、全てに丁寧さや完璧さを求めてしまうと疲れてしまいます。使える時間や体力にも限りがあるし、なにより家事に終わりはありません。
なので、私は、あくまでも自分(と家族)が気持ちよく暮らせる状態をキープできたら良し!として気楽にしています。
「ここまでする!これだけはする!」と決めたら体で流れを覚えて効率良く取り組む。その代わり、「ここまでしかしない!」と決めたことは、罪悪感を持たずに手放す。こういった心持ちも大切かなと思います。
3:必要な環境とルールを決める
何を、いつ、どの仕上がりレベルまでするのかを決めたら、あとは、効率良く取り組めるように環境を整え、必要ならばルールを決めます。
たとえば、私は毎日必ず掃除機をかけたいので(息子たちにほこりアレルギーがある上に、毎日毎日外から砂を室内に上げるのです……)、リビングダイニングの床にはなにも置かないようにしています。そうしておくことで掃除機をかける際に片づけから始める必要がなく、仕事から帰ってすぐでも掃除をするのが億劫になりません。掃除にかかる時間も短時間で済みます。
また、そうできるように、出かける前と寝る前には、リビングに持ち込んだ私物は家族それぞれのパーソナルスペースに戻すことを約束ごとにしています。
より効率良く、より短時間で快適な環境をキープできるように毎日何気なく取り組んでいる家事への取り組み方を見直してみてください。そうすることで、皆さんそれぞれのルーティンを作ってもらえたらうれしいです。
おうち時間が増えたことで、ずっと家事に追われているような気持ちになっている方も多いかと思います。次回は、家事を手放すことも大事という、 “しない家事”についてご紹介します。(文/ryoko)
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※ryoko
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