街中がアートスポットに! 新たな取り組み「福岡県障がい者アートレンタル事業」がスタート
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芸術の秋。福岡の街中に魅力的なアートスポットが増えそうな、新たな取り組みがスタートしました。
福岡県の広報番組『優&舞の知っトク!ふくおか』よりご紹介します。
9月からスタート「福岡県障がい者アートレンタル事業」
近年、企業の商品やロゴ、広報物のデザインに取り入れられるなど、よく目にするようになった“障がい者アート”。自由で豊かな感性で彩られた作品は、さまざまな形でその価値が評価されています。
そんな中、福岡県が『障がい者アートレンタル事業』をスタートしました。さまざまな場所でアートを楽しんでもらうため、障がいがある方が制作したアート作品のレプリカを企業や店舗、公共施設などに有料で貸し出し、レンタル料の一部を制作者に還元する取り組みです。
作品の展示を通して障がいのある方が持っている多様な能力・才能に触れる機会を創出し、作品との対話を通じて、福岡の街に新たなコミュニケーションを生み出していくこと。また、障がいのある方の収入向上、文化芸術活動を通じた社会参加を推進することを目的にしています。
どんな作品があるの?
レンタルできるのは、58名の障がいを持つアーティストによる全80作品です。時間をかけて、一つひとつ丁寧に制作されています。
ピックアップして、一部の作品をご紹介します。
写真左から『玉とりシーサー』(井上美穂さん作)、『ヤシの木のイルミネーション』(藤原祥真さん作)。
左から『太陽と魚の対話』(竹田寛隆さん作)、『ゆめをたべるバク』(大島麻佑さん作)。
『リリー・コール』(柳田烈伸さん作)。
笑みがこぼれるようなかわいさがあったり、ドキッとするような不思議さがあったり。会話のきっかけになるような、魅力あふれる作品が揃います。
作品すべてを紹介する県のホームページでは、作品に込めた思いもチェックできますよ。
お気に入りをレンタルしよう
原画を売ることができる中、なぜレプリカをレンタルするのか。
それは、心を込めて作られた魅力的な作品を、より多くの場所でたくさんの人に見てもらいたいから。
レプリカは、原画をスキャンするか、写真を撮って作成されています。
原画と違い、場所を気にせず展示できるのもうれしいポイントです。
レンタル料金は、基本プラン1作品1か月4,500円から、1作品1か月3,000円の1年プランまで4種類。好みの作品を選び、サイズ(2種類から選べます)とレンタル期間を選んで申し込みます。
注文が確定すると、事務局スタッフが作品を届けてくれます。返却時も、同じく事務局スタッフが引き取りに来てくれるのも安心です。
県内の飲食店や企業に飾られるほか、個人でもレンタルすることができますよ。
作品選びに迷ったら、事務局スタッフに相談すると、 スペースやイメージ、予算に合わせた作品の提案もしてもらえます。
知ってトクする福岡の情報が満載!県政番組「優&舞の知っトク!ふくおか」
知っトク記者の斉藤優さんと、キャスターの伊藤舞アナウンサーが、福岡県の魅力や取り組み、知ってトクする情報をお届けする県政番組『優&舞の知っトク!ふくおか』。
毎週土曜日11:55~12:00にFBS福岡放送で放送中。過去の放送は、YouTubeチャンネル「ふくおかインターネットテレビ」で観ることができます。
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このレンタル事業が広まって、街のいたるところに素晴らしいアートの数々が展示されるといいですね。レンタルの申し込みの詳細は、県のホームページで確認してください。(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※福岡県障がい者アートレンタル事業
※FBS福岡放送『優&舞の知っトク!ふくおか』(毎週土曜日11:55~12:00)
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