マンゴー&モンブランで二冠達成!藤井聡太棋聖の「勝負おやつ」を食べてみた
こんにちは。FBS福岡放送アナウンサーの伊藤舞です。
今回は、今福岡で一番ホットなおやつ速報をお届けします!
藤井聡太棋聖が食べた「勝負おやつ」を食べてみた!
将棋の木村一基王位に藤井聡太棋聖が挑む、第61期王位戦七番勝負第四局が、8月19日(水)・20日(木)、大濠公園能楽堂(福岡市中央区)で行われました。
藤井聡太棋聖が史上最年少での“タイトル二冠”に王手ということで話題になっていましたが、同時に注目されたのが対局中の“勝負おやつ”。
午前・午後の1日2回で2日間、計4回のおやつの時間があったようです。
そのおやつ、実は、福岡市内の『西鉄グランドホテル』が用意したもの。
“藤井棋聖の勝負おやつを私たちも味わえる!”ということで、さっそく食べに行きました。
※器は対局に提供されたものと異なります。
1日目午前のおやつ:「宮崎県産完熟杏仁マンゴープリン」(税別600円)と「アイスコーヒー」
『宮崎県産完熟杏仁マンゴープリン』(税別600円)は、宮崎県産の完熟マンゴーをふんだんに使ったプリンと、杏仁豆腐が2層に重ねられたデザート。さらに、その上にはマンゴーとバラのエディブルフラワー、ホワイトチョコ、金粉がちりばめられた見た目も華やかな一品です。
この「金粉」は、将棋の「金」に掛けて採用したのだと、シェフパティシエの水野さんが教えてくれました。なるほど、“勝負おやつ”にぴったり!
いざ実食です。
大きめにカットされた完熟マンゴーは、とろっとしたくちどけで、上品な甘さです。
その下にはフルーティーなマンゴープリン、一番下はクリーミーでなめらかな杏仁豆腐が重なっています。これはおいしい!
そのすべてが合わさると、なんとも贅沢な味わい。それでいてすっきりとしているので、これはリフレッシュのためのスイーツにぴったりです!
対局のおやつは数種類から選べたようですが、藤井棋聖が2日連続でこのメニューを選んだというのも納得のお味でした。
1日目午後のおやつ:「和栗のモンブラン」(税別444円)と「アイスティー」
続いて『和栗のモンブラン』(税別444円)。こちらもいただきます。
このマロンペーストは、八女産和栗で作られたもの。中には和栗と、あずきクリームとスポンジが入っています。
和栗のペーストが分厚く、たっぷり何層にも折り重なっているのが贅沢です!
このペースト、洋酒たっぷりの洋菓子というより、“栗きんとん”に近いような味わい。栗そのもののおいしさを生かすべく手間暇かけて丁寧に作られたのが伝わるマロンペーストです。ほくほく感が味わえます。
中には、和栗とあずきクリームとスポンジ。
あずきクリームは甘さ控えめ。ゴマも入っていてプチプチとした食感のアクセントも楽しいです。
真ん中には和栗がごろりと丸ごと1つ、入っています。
そして一番下はキメの細かいスポンジ。タルトじゃないのも、「栗の味わいを生かすため」なんだそうです。
“和テイスト”な味わいに、洋菓子のエッセンスを上手に生かした一品です。
シェフパティシエの水野さんが「紅茶と一緒に」とおすすめしてくれましたが、藤井棋聖もまさに「アイスティー」と一緒に楽しんでいたようですね。
こちらは食べ応えもしっかりあるので、“脳の栄養補給”にもぴったりなスイーツでした。
2日目の午前のおやつは『宮崎県産完熟杏仁マンゴープリン』(1日目と同じ)、午後はドリンクのみだったようです。
藤井棋聖の2冠を支えた“勝負おやつ”が、九州ならではの味というのは、本当にうれしい限り!
同じ味を楽しみながら、この歴史的な快挙をお祝いしてみてはいかがでしょうか?(文/伊藤舞)
<店舗情報>
LE PETIT PALAIS(ル プティパレ)
住所:福岡市中央区大名2-6-60 西鉄グランドホテル1F
詳細はLE PETIT PALAISへ
【参考・画像】
※伊藤舞
※西鉄グランドホテル
この記事は公開日時点での情報です。
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