「ぴえん」はもう古い!? “衝撃受ける”JC・JK流行語ランキング発表
「わかりみ」「卍」「り」……あなたがよく使っていた“流行語”は、もう古いかもしれません。
言葉を変化させていくのは若い人たちが多く、特にJCJKは、新しい言葉を生み出す天才!
元“女子高生社長”として知られる椎木里佳さんが代表取締役を務める会社が“JCJK調査隊”(※)のメンバーのアンケートをもとに、「2020年上半期の流行語大賞」を発表しました。
(※)株式会社AMFが運営する、“世界に日本のJKのかわいい文化”を発信する約100名の女子中高生マーケティングチーム。市場調査や、企業の商品開発サポートなどを行っています。主な活動は、クライアント企業との座談会やアンケート調査など、女子中高生の代表としてメディア出演も多数。
さすが「JC・JK(女子中学生・女子高校生)」!
新しすぎて、「これなに?」というワードもちらほら(と思うのは私だけじゃないはず……ですよね?)。確認していきましょう。
言葉部門は、5位も大人には“衝撃の内容”
1位「○○しか勝たん」
「◯◯しか勝たん」の、◯◯には、推しの好きなアイドルやモノを入れて使います。
「勝るものはない」と褒め称える際に使用するそうですよ。
以前、流行した「◯◯は正義」の2020年版のような意味合いで、“指ハートのポーズ”と共に撮影、多くの女子中高生のSNSに投稿されました。
2位「おうちカフェ」
緊急事態宣言のもとで過ごすおうち時間に、「ダルゴナコーヒー」など手作りのスイーツやドリンクで工夫し、自宅でカフェ気分を楽しみました。
Instagram「#おうちカフェ」のハッシュタグはで453万投稿され、社会現象となりました。
3位「密です」
数多くの「密です」ゲーム、「密です」ビート、「密です」ソングなど、さまざまな「密」作品が話題となっています。
4位「おしゃピク」
「おしゃピク」(=おしゃれなピクニック)は、同流行語大賞の前身「2017年JCJK流行るもの調査」で選出されましたが、コロナ禍で公園でのピクニック需要が増え、前回を上回る大きなブームに。
5位「ぴえんこえてぱおん」
お兄さんお姉さんたちが「ぴえん」を使っているときに、当のJC・JKたちはもう次の言葉を使っていた模様。
「ぴえんこえてぱおん」は「ぴえん」の上位互換を意味するそうです。
ヒト部門は、SNSから話題となった人が多数ランクイン!
1位「YOASOBI」さん
2人組音楽ユニットの「YOASOBI」さんは、TikTok発アーティストとしてサブスクを通して大流行!
国内配信チャートでも上位を独占し、今年上半期を代表するアーティストとなりました。
2位「莉子」さん
現役女子高生モデルで、Abema TV『月とオオカミちゃんには騙されない』に出演し、飾らないキャラクターから女子中高生の支持を集めました。
TikTokを始めとしたSNSを使いこなし、今や女子高生のカリスマ的存在です。
3位「瑛人」さん
デビュー曲『香水』がインディーズ・アーティスト初のストリーミングチャートで首位を獲得し、歌詞が共感できるとSNSから火が付き、歌ってみたや弾いてみたを始めとしたカバー動画が大きな話題を呼びました。
4位「JO1」
ARNE編集部でも注目していた「JO1」が4位! 福岡出身のメンバー・川尻蓮さんへのインタビュー記事も掲載中です。
★JO1の魅力をもっと知りたいなら★
⇒注目度大の『JO1』川尻蓮さんに単独インタビュー
5位「ぺこぱ」
お笑い第7世代の勢いはまだまだ続きそうです。
分かっていても、どんな“全肯定ツッコミ”が出るのか、と期待してしまいますよね。
モノ部門は「あつ森」を抑えて「虹プロ」が1位!
1位「Nizi Project」
『TWICE』などが所属する韓国大手事務所JYPとソニーミュージックによる共同プロジェクト「Nizi Project」(通称「虹プロ」)。
番組内で切磋琢磨しながら成長するメンバーたちが徐々に注目を集め、放送最終回ではデビューメンバーとして選出されなかった脱落メンバーの名前が、SNSでトレンド入りするなど大きな話題に。
2位「あつまれどうぶつの森」
通称「あつ森」。Nintendo Switchのゲームソフトで、発売開始のタイミングが新型コロナウイルス流行時期と重なり、おうち時間の“最強アイテム”として関心を集めました。
SNS上ではあつ森専用アカウント「あつ森垢」を作成し、ユーザー同士で交流し合う現象ができるなど社会現象となりました。
3位「ダルゴナコーヒー」
「ダルゴナコーヒー」は、韓国発祥の新感覚ドリンク。以前、ARNEでも作り方を紹介しました。
★ダルゴナコーヒーの魅力をもっと知りたいなら★
⇒実は簡単!ダルゴナコーヒーの作り方
牛乳の上に泡立てたコーヒーをのせたラテで、家でも簡単に作ることができることから、同流行語大賞のコトバ部門2位にランクインした「おうちカフェ」のアイテムとして人気となっています。
4位「鬼滅の刃」
「鬼滅の刃」はアニメ化された後、サブスクで配信し独自の世界観と個性的なキャラクターが話題。
SNSでは“鬼滅カラー”に髪の毛を染める人も多く見られましたね。
5位「愛の不時着」
大人も含め、見た人たちが「あれはすごい」と大絶賛の韓国ドラマ!
ARNE編集部の筆者も、一気に見てしまうほどハマりました。胸キュンあり、ハラハラドキドキあり、涙あり……と感情が忙しいです(個人の感想)。
★愛の不時着の魅力をもっと知りたいなら★
⇒ヒロインに近づける?「注目コスメ」3つ
アプリ部門1位は、JCJKも大人顔負け「ZOOM」!
1位「Zoom」
新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの中高生がオンライン授業を経験。
入学後、クラス全体Zoomで友達を作り交流を深めるなど、必要不可欠なツールとして多くの女子中高生の生活に深く浸透したようです。
2位「ミュージックスタンプ(Instagram)」
「ミュージックスタンプ(Instagram)」は、Instagram上のストーリーズ投稿に、好きな曲をBGMとして追加することができる新機能。
歌詞表示の機能もあり、恋愛ソングを使って歌詞で匂わせたり、バースデーソングで友達の誕生日を祝ったり、幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得しました。
3位「hulu」
コロナ禍で動画配信サービスの新規加入が伸びたのも話題でした。
4位「佐藤健の公式LINE」
お姉さんたちだけではなく、JCJKもトリコにする佐藤健さんのすごさったら♡です。
佐藤健の公式LINEと会話が成り立ったときのうれしさは、経験したことある人なら共感できるはず(笑)。
5位「第五人格」
「第五人格」は、サバイバーとハンターを中心とした鬼ごっこゲーム。
強烈なキャラクターたちが織り成すゴシックな世界観が「どハマりする」と人気が出ました。
いかがでしたか? ようやく「ぴえん」が分かるようになったと思ったら、JC・JKはもう「ぱおん」だなんて……。
コロナの影響を感じる2020年上期の結果でしたが、こんな状況も前向きにとらえて楽しもうとしているJCJK、すてきですね!(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※JC・JK流行語大賞2020年上半期を発表 「◯◯しか勝たん」「ぴえんこえてぱおん」がランクイン!-PR TIMES
※yurikoroma、stockcreations/Shutterstock