「UFOは実在します!」ってマジで…!? 人気番組「発見らくちゃく」でヤラセ疑惑浮上の“UFO企画”真相をプロデューサーに直撃
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突然ですが、皆さんは「UFO」を見たことがありますか? いや、そもそもその存在を信じていますか?
アメリカの国防総省の元当局者が「UFOは実在する」と明言したとニュースになっていましたね。
「UFOは実在する」って言われても……うーん、本当?
そこで、FBS福岡放送の人気番組『発見らくちゃく!』の企画演出を担当し、取材を通してUFOと何度も遭遇、ついにはプライベートでもUFOを呼べるようになった(!?)という藤谷プロデューサーに(疑いの目を向けながら)あれこれ話を聞いてみました。
「UFO呼ぶって、ウソ~(笑)」と鼻で笑っちゃったあなた、気持ちは分かります(笑)。でも、UFOと遭遇したことがある人からすると「信じるとか信じないとかじゃない」らしい……。
と言われても、「ふ~ん」と思ってしまったARNE編集部。さっそく藤谷プロデューサーに質問をぶつけていきます!
そもそもの始まりは…番組の“お見合い”企画!
そもそも、藤谷プロデューサーがUFOと初めて遭遇したのは2018年に放送されたFBS福岡放送『ナンデモ特命係 発見らくちゃく!』の“お見合い”企画。
「結婚したくて……」と番組に応募してきた依頼主の岡本さん。
バツイチの岡本さんは、離婚後10年、お付き合いしたことが一度もなかったのだとか。
当時12歳の娘、おばあちゃん(岡本さんの母)と暮らしていて、とても優しそう! 普通に結婚できそうな感じなのに、なぜ結婚できないのかというと、「職業が“霊能者”で、結構怪しまれることも多く……」とのこと。
全国から除霊・霊視などさまざまな相談を受け、“霊能者”として生計を立てているという岡本さん。
幼い頃から霊能力があり、小学生のときは休み時間に屋上に必ずUFOを呼び、さらには中学生のときにUFOに乗ったことがあると言います。
……れ、霊能者!? UFOに乗った!? さっそくちょっと怪しい感じです。
番組出演者もスタッフも「ハハハ~」と誰も信じていませんでしたが、実際にUFOを呼んでもらうと(すったもんだあり、最終的には)本当に来ちゃった!ということで、お見合い企画そっちのけでUFO企画に大転換!
カメラが捉えた“謎の光”は何だったのか?と、UFO研究の第一人者・矢追純一さんに話を聞いたり、宇宙の研究をするJAXAの元職員さんなどスゴイ専門家の方に一緒に見てもらったり……番組はUFOを追い続け、ついには、藤谷プロデューサーをはじめ、出演者もスタッフもみんな“見ちゃった”んです。
これが話題となり、多くの視聴者が東京のテレビ局に情報を提供した結果……なんと、日本テレビの人気番組『月曜から夜ふかし』でも取り上げられ、全国的な話題に!
と、ここまでが番組のザックリとした放送内容。
肉眼で見ると“UFOの形”も見えたらしいのですが、画面上ではただの光……。ARNE編集部同様に「えー、飛行機やん?」「嘘やろ~」と思う人は少なくなかったようで、番組放送後、数か月経ったあともさまざまな意見が届き、ヤラセ疑惑まで浮上。
ということで、張本人に直撃するしかない! 藤谷プロデューサーにあれこれ聞いていきます。
ヤラセ疑惑浮上の“UFO企画”を番組プロデューサーに直撃!
ARNE編集部(以下、編集部):もともとUFOの存在は信じていた?
藤谷プロデューサー(以下、藤谷P):見たっていう人がたくさんいるし、どっかにいるんだろうな、いたら良いなとは思ってた。
編集部:願望も含めて、いてほしいと思っていたわけですね。
藤谷P:願望というか、自分が知らない“何か”はどっかにいるんだろうなーと。
編集部:は~なるほど。お見合い企画からすっかりUFO企画になった『発見らくちゃく』の放送、最初からそのつもりだったんじゃ?
藤谷P:元々は、本当にお見合い企画で、「UFO来るかな~」って言いながら岡本さん(依頼主)と一緒に何も現れない空を眺めてくれるような女性を募集しようという話だったんです。だから、UFOが出ないことが前提というか、仮にUFOがいたとしても自分の撮影にUFOが来るなんて、UFOを信じている僕ですら思ってなかったですよ。
だから普通にロケしてて、全部終わって最後に「(お嫁さん)待ってまーす」っていうのを外で撮ろうと思ってたら、その場所探しで先に外に出てたADが「ちょっと見てください!!」って騒いでて……
編集部:それがUFOだった?
藤谷P:そうそう! UFOが本当に来たから、何の取材だったかを岡本さんも含めて全員が忘れて、もうお見合いどころじゃなくなって。
編集部:飛行機の可能性もあるのに、すぐUFOって信じられた?
藤谷P:ADに対して、最初は「嘘つくなって~」って思ってましたけど、「あそこ見て!」って言われた場所を見てたら光の玉が今まで見たことない動きをしてて。あ、これはガチだ!UFO来た!ってなりましたね。
編集部:でも、光だけだし飛行機だったかもしれないんじゃ?
藤谷P:いやいや、あれはUFO! 星でもなかったし、今まで見たことない動きをする夜空に浮かぶ光だった。岡本さんが言ってたのはこれか!ってすぐなりましたね。
編集部:映像で見るとただの動く光って感じで、あれがUFO!と言われれば、う~ん、そうかも?とは思いますけど、100%は信じてないです(笑)
藤谷P:本当に1個2個どころじゃなくて! カメラより人間の肉眼のほうがよく見えるから、形とかもハッキリ見えたんですよ。
編集部:カメラで撮れたものは、リアルに見えているものとちょっと違ったんですね。
藤谷P:しかも、UFOがずっと空にいて去らないから、カメラのバッテリーがどんどんなくなっちゃって。最終的には携帯で(笑)
編集部:へぇ~そんなに長時間。最終的にはどうなったんですか?
藤谷P:正直、UFOが最初に出たときがみんなのテンションが一番高くて、だんだん「そこにおって普通」ってなって飽き始めちゃって、でもUFOも帰らないし。
UFO映像ってどうやって終わるんだろう?って見たことあるUFO特番とかを思い返してみると、「そして彼らは急に姿を消した…」みたいな終わり方。だから僕のイメージでは、見えなくなるまで取材が普通なのかなって。でもUFOずーっといるんですよ。全然帰らない(笑)。
僕たちが見たいって言って岡本さんに呼んでもらったんですけど、ほかのスタッフも「明日の朝早くて……そろそろ帰らんと」とか言い出して、呼んでおいて先に帰るのはどうなんだとは思ったんですけど、バッテリーもないし「わざわざ来てもらってすみませんが、明日の朝早いのでお先に失礼します。次はバッテリーいっぱい持ってくるんで、またお会いできたらうれしいです」ってご挨拶して、人間が先に帰ったんです。
編集部:UFOにご挨拶?(笑)
藤谷P:だって、“彼ら”がそこにいるから。そしたら帰ってるときに、「また大群で来る。撮って良し」って“彼ら”からメッセージが来たって岡本さんから電話がかかってきたんですよ。
編集部:挨拶して帰ったからUFO側から撮影の許可が出た?(笑)
藤谷P:そう! 自然とUFO側の目線で考えてて、自分たちはそこにいるのにいないって言われたら寂しいじゃないですか。だから、帰る前にみんなで手振ってたんです。
編集部:・・・(笑)
UFOの存在はさておき、とりあえず企画自体が“ヤラセ”ではなかったようです。
このあとも話はまだまだ続き、ついには「プライベートでもUFOを呼んだ」とか言い出す藤谷プロデューサー。
え、いやいやいやいや~。さすがにそれはウソとしか……(笑)。(おもしろ半分で)この話も気になるところですが、長くなってきたので今回はここまで! 次回の記事をお楽しみに~!
「発見らくちゃく」のUFO企画をもう一度テレビで見られます!
ヤラセ疑惑までかかった『発見らくちゃく』のUFO企画。藤谷プロデューサーの話を聞いて、ますます「マジで言ってる!?」とおもしろくなってきました(笑)。
いろいろな意味で、もはや“伝説”のUFO企画、なんと、2021年5月22日(土)に「UFOが来てしまった編」、29日(土)に「UFOを追いかけて 最終章」が福岡ローカルで再放送! もう一度テレビで見ることができるんです。どちらの日程も、放送は16時25分から。土曜日の夕方です!
実は、先週(5月15日)に「UFOを呼ぶ男編」が再放送されていましたが、ここまではまだ“お見合い企画”中心でUFOはちょこっと。それに、“おさらい”があるので、今週からでも十分に楽しめます!
それでも最初から見たい、何度も見たい!という人は、過去の『ナンデモ特命係 発見らくちゃく!』の放送を、Hulu(UFO企画はまもなく配信予定)、Amazon Prime Videoの動画配信サービスで見ることができますよ。詳しくは、番組HP(https://www.fbs.co.jp/tokumei/)でチェックしてみてください!
信じるか信じないかはあなた次第! パッと空を見上げると、UFOがあなたを見ているかもしれませんよ。(文/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※FBS福岡放送『ナンデモ特命係 発見らくちゃく!』(毎週月曜⽇ 深夜0:54~)
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