「家族と家事シェア」スタートまでの3ステップ&毎日続けるためのポイント3つ
こんにちは、ryokoです。
前回の記事では、家族と家事をシェアすることの良い点をご紹介しました。(前回の記事はこちらから)
今回は実践編。実際に家事をシェアするまでのステップと、シェアを続けるためのポイントをご紹介します。
家族と“家事シェア”するまでの3ステップ
私が家族と家事をシェアするときに気を付けたことは3つあります。
(1)私のやり方を見てもらう
自己流で勝手にされて困った結果にならないように、まずはやり方を見て覚えてもらいます。
→このとき、「ここだけは譲れない」というポイントがあれば伝える。
たとえば、洗濯物を干すときはしっかりシワを伸ばしてほしい、お風呂掃除のときはフタや洗面桶まで洗ってほしいなど。
(2)一緒にやってみる
一緒にやってみることで、「あれ? ママはどうやってたっけ?」と思えば、すぐ確認できるので、覚えがスムーズだと思います。
→このときは、なるべく見守って、自分がする割合は少なくなるように。
(3)任せて一人でしてもらう
やり方を教えて一緒に確認しながらやった後は、本人のやりたいように、やりやすいように任せます。
→自分が担当するのにいちいち細かいこと言われるのは誰だって嫌なはず。最初に「ここだけは譲れない」というポイントをしっかり伝えておく以外は口を出さないようにします。
言い出せば気になることはたくさんありますが、いくら洗濯物の端っこがシワシワでも、夫がやっているときは基本的には口を出しません(笑)。
ただ、たたむときに「干すときにここのシワまで伸ばしてくれると、たたみやすいから次から気を付けてくれると助かる」とか、浴槽にざらつきが残ってると思ったときは、「最後に手で触って全部がつるつるになっていると確認してくれたら、もっと気持ちよくお風呂に入れるからうれしい」と次男に伝えるなど、具体的にかつ、自分が主語になるように伝えることを意識しています。
家族で家事をシェアし続けるためのポイント3つ
暮らしが続く限り、同じく終わりなく続くのが家事です。
なので、家族みんなが無理なく、家事をシェアして気持ちよく暮らし続けられるように、次の3つのことに気を付けています。
(1)家族が担当する家事の内容は、それぞれの得意・不得意や生活リズムを考慮して決める
たとえば、私はきれい好きだし、整理整頓や掃除に関しては比較的几帳面。対して、夫はとてもおおらか(悪くいえば大雑把。笑)で、部屋が散らかっていようと少々汚れていようと全然気にならないタイプ。
なので、掃除や片付けの担当は私一人。洗濯も夫の担当は干すまでで、たたむのは私の担当です。
洗濯物もたたんでほしいとお願いすれば、やってはくれるでしょうが、たたみ方が気になって文句を言ったり、たたみ直したくなったり二度手間になりそうなので、最初からお願いしていません。
また、お風呂掃除の担当は小学生までは長男でしたが、中学生になって帰りが家族で一番遅くなったので、次男の担当に変更。
もし一度決めた担当を調整しなかったら、夜みんなが入り終えたあとや、朝学校に行く前に「あなたの担当だから必ず洗ってね」とお願いすることになり、それは長男も負担に感じるはず。子どもが担当する家事の内容は、そのボリュームも含めて、成長に応じて変わる生活リズムを考慮して柔軟に決めるようにしています。
(2)家族がやらない、やりたくないと言い出したときは……
子どもたちが幼い頃は、おもしろがってやってくれていたことも、「今日はやりたくない」なんて言うこともありました。
大丈夫と思って任せたことを、ときには嫌々適当に取り組まれて、「そんなんだったら自分でした方が早い!」とイライラしたことも。
だけど、そこであきらめて母の担当にしてしまわないのが、長い目で見て楽になるための頑張りどころだと思ってやってきました。
お風呂をなかなか洗ってくれなくても、私が代わりに洗うことはしませんでした。わが家は基本的に夕食の前にお風呂に入るので、お風呂掃除が終わらなければ、いつまでも夕食にありつけないだけ。
そんな風に「あなたの担当でしょ。お願いね」と毅然としておけば、子どもたちはいつだって腹ペコなので、お風呂を洗って入れるようにするしかないと腹をくくってくれます。
体調不良でもないのに「なんかしんどいからママやって~」と言ってくるときも同様。
「ママもしんどいから、じゃあ今日はトイレ掃除もプラスしてお願い~」と、担当の家事をしてくれないなら、普段は頼んでないことまでしてもらおうかな、くらいの返事をすれば、仕方ないやるか……となります。
もちろん、そのときの事情によって私が代わりにすることもあるのですが、基本的には“担当の家事は責任をもってきっちりやってね”というスタンスでいることが大切だと思っています。
(3)その都度感謝の気持ちを自分を主語にして伝える
家族で家事に取り組んでいる状況に感謝していることを言葉にして、毎度伝えるようにしています。
「きれいに洗ってくれたお風呂に入って気持ち良かった! ありがとう」
「食後の片付けをすぐにしてくれたからみんなで遊べてうれしい! ありがとう」
などなど。
まぁ、夫に対して伝えるありがとうは時に忘れがちですが(苦笑)、自分も言われたらやっぱりうれしいし、家族のためにしていることを「当たり前」にされてしまうと悲しいので、ちゃんと感謝の気持ちを伝えることは大切だなと思っています。
夫婦で、親子で、家事をシェアして、秋の夜長を家族そろってゆっくりくつろいで過ごしたいですね!(文/ryoko)
【参考・画像】
※ryoko
この記事は公開時点での情報です。
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