ホームパーティーに◎「肉料理レシピ」簡単豪華見え“ホストも頑張りすぎない”2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
年末年始、家に人が集まる機会が多くなりますよね。おいしいものを囲んで仲間とのおしゃべりを楽しめるホームパーティーですが、何を作ったらいいのか悩みませんか？
そしてホストも、みんなと席についてゆっくりと話したいですよね。料理の仕事をしている私でも、毎回メニュー構成には結構悩みます。
そこで今回は、簡単で豪華見え！ ホームパーティーにもおすすめレシピをご紹介します。
1：オーブンいらず！魚焼きグリルで「味噌豚スペアリブ焼き」
骨付きの肉ってテンション上がりますよね！ 事前に漬け込みも済ませておけば、当日は魚焼きグリルにお任せで豪華見えの一皿に。
画像：中願寺あゆみ
【材料】（2～3人分）
スペアリブ・・・350g
A味噌・・・大さじ1.5
A砂糖・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1
Aにんにく（すりおろし）・・・小さじ1／2
れんこん・・・5枚（1cm幅）
サラダ油・・・適量
＜作り方＞
（1）スペアリブは骨と肉の間と、肉の部分に数か所フォークを刺して穴をあける。肉の部分が分厚い場合は、包丁で切れ込みを入れる（※均等に焼き上げるため）。れんこんはきれいに洗い、1cm幅の輪切りにする。
（2）厚めのポリ袋にAを入れて混ぜ、スペアリブも加えて揉みこむ。空気を抜いてポリ袋の口を閉じる。30分～2日冷蔵庫に置いておく。
（3）（2）を室温に戻し、袋から取り出したスペアリブ、れんこんを魚焼きグリルに並べ、表面に刷毛で油を塗る。弱火で15分程度焼く（途中焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせてください）。
スペアリブの骨で袋が破れないように注意しながら揉みこんでください。焦げた部分は、キッチンバサミで切り落とせば大丈夫です。
また、なんとなく人前でかぶりつきにくいホームパーティーの時は、骨と肉を切り離して食べやすい大きさに切って盛り付けて。
大量に作る場合はオーブンで焼きあげても。その場合は天板にのせ、油を回しかけて200度に予熱したオーブンで25分ほど焼いてください。
2：ちょっとのコツで失敗知らず「たっぷりきのことチキンのホワイトソース煮」
寒くなると食べたくなるのが、クリームシチューやグラタンなどの冬の定番メニュー。ただホワイトソースを手作りとなると、ダマになったりとろみがつかなかったり……。そんなみなさんにぜひ試していただきたいこの方法。簡単に失敗なく出来上がりますよ～。
画像：中願寺あゆみ
【材料】（2人分）
鶏もも肉・・・1枚（350g）
きのこミックス（しいたけ・マッシュルーム・しめじ・エリンギなど）・・・200g
A牛乳・・・200ml
A薄力粉・・・小さじ4
Aコンソメ（顆粒）・・・小さじ1／2
オリーブオイル・・・小さじ1
バター・・・15g
塩・・・小さじ1／3
塩こしょう・・・少々
パセリ・・・少々
ブラックペッパー・・・少々
＜作り方＞
（1）鶏もも肉は8等分に切り、全体に塩をして、下味をつける。きのこは石突を取り、食べやすい大きさにほぐしたり切ったりする。Aをふたの閉まる容器（シェーカーなど）に入れる。
（2）フライパンにオリーブオイルを入れ、鶏もも肉の皮目を下にして火にかける。しばらく触らずに焼く。皮目がパリッとしたら裏返す。8割ほど火が通ったら、肉を端に寄せ、空いたところできのこを炒める。
（3）きのこがしんなりとしたら、Aを入れた容器をよく振り、Aをフライパンにそそぐ。少し火を弱め、バターを加え、へらなどで混ぜながらとろみをつける。塩こしょうで味をととのえる。
（4）器に盛り、ブラックペッパーを振る。パセリを散らす。
ダマになる原因は小麦粉がうまく牛乳と混ざらないため。先にしっかりと混ぜ合わせておくことで失敗なく作れますよ。
今回はゆでたショートパスタにオリーブオイルを絡めて付け合わせにしました。パセリライスやターメリックライスなどと一緒にお皿によそったり、バゲットもいいですね。
大きなフライパンで大人数分作るのも可能なので、テーブルにドンっと出して、それぞれでさらに取り分けるのも◎。
いかがでしたか？ 両レシピとも手が込んでいて、調理時間もかかりそうに見えますが、作り方はとっても簡単。ぜひ作ってみてくださいね。（文／中願寺あゆみ）
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※文・画像／中願寺あゆみ
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