【こんまり流】年末までに家中スッキリ！片づけプロジェクト＜第3回：キッチン＞

こんにちは♪　福岡市在住のこんまり流片づけシニアコンサルタントの安部綾子です。

年末までに家中スッキリを目指す全4回の「こんまり流片づけプロジェクト」、第3回は「キッチン」です。

毎日使う場所だからこそ、片づけの効果が絶大！　片づけの後は、料理がしやすくなるだけでなく、見た目も気持ちも驚くほど軽くなりますよ。

今回は「年末の勢いで一気に片づけたい！」という方に向けて、より具体的にご紹介していきます。

こんまり流「キッチン片づけ」の流れと3ステップ

キッチンはものの種類や収納場所が多いため、まず片づけの順番を決めることが成功の鍵です。

片づけの流れ（年末片づけバージョン）

1：冷蔵庫→2：調理器具→3：食器→4：食品ストック→5：仕上げ

どの片づけも、やり方はいつものこんまり流と同じ、シンプルな3ステップです。

（1）物を全部出す

（2）残したい物（＝ときめく物）を選ぶ

（3）収納する場所（定位置）を決める

画像：安部綾子

すぐできる！まずは「冷蔵庫」から

キッチンの中で一番手軽に、短時間で成果を実感できるのが冷蔵庫です。年末年始の食材の出入りが多くなる前に、中をスッキリさせておきましょう。

まずは中身をすべて出してください。そして、期限切れの食品や使っていない調味料などを、サッと短時間でチェックし、手放すものを確認します。

物を戻す前には庫内を拭き掃除し、種類別に定位置を決めます。

食材の管理が楽になるので「これはいつ買ったっけ？」となる事態も防げますよ。

画像：安部綾子

扉を開けた瞬間に空いたスペースが目に入ると、「片づけできた！」という達成感が味わえるので、次の片づけのやる気につなげていきましょう！

★こちらの記事も参考に！★
【こんまり流】冷蔵庫収納“このやり方でスッキリをキープ！”プロが実践するコツとポイント大公開

残すのは使っているものだけ！「調理器具」

冷蔵庫で勢いがついたら、次はお鍋、フライパン、おたま、菜箸などの調理器具に進みます。重複しているアイテムや長年使っていないモノはないか、一気に見直しましょう。

こんまり流では、“ときめき”＝役割とも考えます。「今の私が料理するのに助けてくれる？」と問いかけながら、使っている道具だけを残すと決めるのが、手放すコツです。

残すものが決まったら、使う頻度で収納場所を分けるのがおすすめ。毎日または週に1回など使う道具を“一軍”、それ以外を“二軍”に分けることで、普段使いの道具がサッと取り出せて後片付けも簡単になります。

画像：安部綾子

収納は、お鍋やフライパンなどの大きなものから定位置を決め、「立てられるものは立てる、ボックスを使って区切る」ことを意識しましょう。

画像：安部綾子

★こちらの記事も参考に！★
【こんまり流】脱・生活感丸出し！“今すぐやりたい”キッチンの片づけ「調理道具編」

食卓を彩るものだからこそ！ときめく「食器」を使おう

次は食器の片づけです。食卓を彩るものなので、これこそ“ときめき”で選びたいですね。

片づけは、1：カトラリー、2：飲みものの食器、3：お皿、と大きく3つに分けて進めましょう。

それぞれ全出しして、残したいものを選んだら収納です。

特にカトラリーは直接口に入れるものなので、こんまり流では“VIP”扱いと考えます。

お箸、スプーンなどをすべてまとめて収納していると、使うときにガチャガチャ音が立ちがちです。そこで、種類別にゆったりときれいに並べて収納してみてください。普段使いのものが一気に“ときめき”アイテムに変わります。

画像：安部綾子

残りの食器は種類別にまとめて、使う人・用途などを考えて収納を作っていきましょう。

★こちらの記事も参考！★
【こんまり流】簡単3ステップで劇的すっきり！キッチンの片づけ「食器編」

期限チェックが肝！「食品ストック」を見直して年末年始を迎えよう

パスタ、缶詰、乾物……。気づくと増えてしまうのが食品ストックです。ここも冷蔵庫同様、年末前に期限チェックをしておきたい場所です。

冬休みや年末年始はいただきものが増える季節でもあるため、今あるものを確認して、ほどよい量を持つように調整しましょう。食べ忘れているものがあれば、「年内に使い切りたい食材リスト」を作るのもおすすめです。

画像：安部綾子

収納は、水気を感じやすいシンク下に湿気に弱いものを置かない点に注意し、ストック管理しやすいように種類別にまとめておきましょう。

★こちらの記事も参考に！★
 【こんまり流】今のうちがおすすめ！キッチンの片づけ「食料品編」

仕上げは、作業スペースに「何もない」状態を目指して

最後はキッチン全体の見た目を整えていきます。

調理台、コンロ・シンク周りにはできるだけ何も置かない状態を目指しましょう。

物がないとスッキリ見えるのはもちろんのこと、スペースが広く取れて料理がしやすくなり、後片付けや掃除がさっとできるなど、いい事づくしです。

★こちらの記事も参考に！★
【こんまり流片づけ】キッチンなのに“表に物がなくて生活感ナシ!?”上手な収納のポイント4つ

画像：安部綾子

いかがでしたか？

今回ご紹介した順番で一気に片づけると、キッチンの片づけがスムーズに完了するはずです。

キッチンが整うと“家全体の空気”も整ったように感じ、年末年始を家族で楽しく過ごせるのではないでしょうか。

“一番使う場所をときめく空間に”、ぜひ変えてみてくださいね。（文／安部綾子）

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