
簡単なのに料理上手感爆上がり!覚えておくと一生使える「結び昆布」レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
涼しくなってくるとだんだんと煮込み料理などが恋しくなってきます。
今回は、旬のレンコンを使ったシンプルな塩煮込みレシピをご紹介します。
その塩煮込みの具材として加えるのが“結び昆布”。おでんや煮物の具材、お正月の縁起物としても重宝するので、これからの季節に覚えておくと大活躍間違いなし!
まずは、「結び昆布」の作り方からご紹介します。
【基本】おでんや煮物、お正月などにも活躍の「結び昆布の作り方」
おでんや煮物に入ってるとうれしい結び昆布。程よい歯ごたえも◎。硬いだし昆布ではなく、早煮えの細い昆布を結んで、普段のお料理に加えませんか?

画像:中願寺あゆみ
【材料】(作りやすい量)
早煮え昆布・・・好きな量
※目安としては30センチくらいのもので2つ~4つ結べます。戻してみて、幅が広い場合は切って幅を半分にして結んでください。
昆布は写真のような、早煮え、煮物、おでんなどの表記のあるものがいいですよ。今回は北海道土産で頂いたものを使用。

画像:中願寺あゆみ
だしを取る昆布のように固くなく、厚みもなく、ふにゃふにゃしています。

画像:中願寺あゆみ
<作り方>
(1)昆布はたっぷりの水でサッと洗って、表面についたほこりやごみを除く。バットに昆布を入れ、昆布が浸るくらいに水を注ぎ、約30分間おく。

画像:中願寺あゆみ
(2)しわが伸びて、表面がつややかになったら、幅広の場合は縦半分に切り、3〜5cmほど間隔をあけながら、連続して結び目を作る(ここでは緩めに結ぶ)。
(3)全部結べたら、結び目を等間隔に調整して、しっかりと結ぶ。包丁で間を切る。

画像:中願寺あゆみ
戻し汁は雑味があるので、煮物には使わずに捨てる、もしくはお味噌汁に使っています。粘りが出るので、水に浸しすぎには注意。
活用レシピ:冷めてもおいしい「結び昆布煮」
お弁当に入っているとうれしい、結び昆布煮。おいしくて、ついついつまみ食いしちゃいますよ。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(作りやすい量)
結び昆布・・・25個
Aだし汁(かつお)・・・250ml
A砂糖・・・大さじ1/2
Aみりん・・・大さじ2
A醤油・・・大さじ1
<作り方>
(1)小さめの鍋に材料をすべて入れ、沸騰させる。
(2)火を弱め、落としぶたをして、15分煮る。
(3)火を消し、そのまま冷ます。
歯ごたえが少し残るくらいがおいしいので、煮込み時間は短めに。
活用レシピ:シンプルな味付けがおいしい「レンコンと鶏肉の塩煮」
煮物兼スープのおかずです。味付けは塩だけ。手ごろな価格の手羽元を使えば、骨からも出汁が出て美味。肉よりも、もっちりとしたれんこんと昆布がメインの煮物です。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2人分)
レンコン・・・180g
手羽元・・・300g(4~5本)
結び昆布・・・6個
A塩・・・小さじ2/3
A水・・・400ml
サラダ油・・・大さじ1
<作り方>
(1)レンコンは皮をきれいに洗い、ピーラーで皮をむく。1cm幅の半月切りにして、さっと水にさらす。手羽中は骨に沿ってキッチンバサミで切れ込みを入れ、ひらく。
(2)フライパンにサラダ油を入れ、中火で熱する。手羽元、レンコンを加えて炒める。
(3)(2)にAと結び昆布を加え、沸騰したらあくをすくう。火を弱め、落としぶたをして10分煮る。
(4)あくをすくい、手羽元とレンコンの上下を返し、さらに8分煮る。
(5)器に盛る。食べるときに塩(分量外)をパラパラとふり、好みの塩加減に調整。好みでごま油を少量(分量外)を回しかける。
鶏肉は、手羽先、手羽中、ぶつ切りなど、骨付きがおすすめ。
落としぶたををするときは火加減が大事。煮汁が沸騰し、落としぶたをした後は弱火で煮込みましょう。弱火でも沸騰した煮汁が落としぶたのおかげで上から下に行き渡るので、しっかり煮込めます。
いかがでしたか? ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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