そんな手があったとは!「干ししいたけ」「切り干し大根」大量消費レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
今年も残すところあと2か月を切りました。年末の大掃除に向けて、ストック食材もちょこちょこと計画的に整理したいところ。
まとめ買いしたものや災害時に備えているもの、買っていたのを忘れていたもの、賞味期限が間近のものなどなどいろいろ出てきそうですよね……。
今回は中でも余らせがちな「乾物」を使ったレシピをご紹介します。
1:生姜とごま油の香りで食欲もアップ!うまみたっぷり「干ししいたけの炊き込みご飯」
しいたけとごまの風味がたまらない、やさしい味の炊き込みご飯です。
干ししいたけを粉末にして炊き込めば、だしを取る必要もなし。干ししいたけの大量消費もできます。
【材料】(2人分)
米・・・1合
鶏もも肉・・・100g
干ししいたけ・・・3~4枚(10g)
人参・・・30g
生姜・・・15g
A醤油・・・大さじ1
Aみりん・・・小さじ2
A酒・・・大さじ1
A塩・・・一つまみ
ごま油・・・小さじ2
すりごま・・・大さじ1
<作り方>
(1)米を洗い浸水する(夏場は30分、冬場は60分)。人参と生姜は細切りにする。鶏もも肉は親指大に切る。
(2)干ししいたけはミルなどで粉砕する。
(3)米をざるに上げてしっかり水気を切り、炊飯釜へ。Aと水160ml(分量外)、上に(2)、鶏もも肉、人参と生姜を広げて入れ、炊飯する。
(4)炊きあがったら、ごま油を回しかけ、すりごまを加えて全体をよく混ぜる。
干ししいたけの粉砕は、ミルがなければ手でパキパキッっと細かく折ったり、袋に入れて麺棒でたたいてもOKです。粉の干ししいたけは、おみそ汁など汁物に使用するのもおすすめ。
2:ごはんが進む台湾風「切り干し大根の卵焼き」
切り干し大根と干しエビが入った、台湾でお馴染みの卵焼き「菜脯蛋(ツァイプータン)」。切り干し大根のシャキシャキ食感と干しエビの塩っ気がおかず、お弁当にもピッタリ。なかなか野菜を食べてくれないお子さんも、パクパク食べてくれるはず!
【材料】(2~3人分)
卵・・・3個
切り干し大根(乾燥)・・・20g
青ねぎ・・・3本
A干しえび・・・大さじ2
Aオイスターソース・・・小さじ1
A塩・・・少々
A白コショウ・・・少々
ごま油・・・大さじ1
ケチャップ・・・適量
<作り方>
(1)切り干し大根はさっと洗い、たっぷりの水に10分ほど浸して戻す。水気を絞り、1cm幅に切る。青ねぎは小口切りにする。
(2)ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。しっかり混ざったら(1)を加えて混ぜる。
(3)卵焼き器、もしくは直径20cmのフライパンを熱し、ごま油の半量を引き、(2)をすべて流し込む。
(4)菜箸で全体を底から大きめに2回ほど混ぜて(緩めのスクランブルエッグを作るイメージ)ならし、弱火で3分ほど加熱する。
(5)卵焼き器に大きめの皿でフタをするようにし、皿ごとひっくり返して卵を皿に移動させる。卵焼き器に残りのごま油を引き、裏面を下にして卵を戻し入れ、焼き色が付くまで再度じっくり焼く。
(6)食べやすい大きさに切り、お好みでケチャップを添える。
干しエビがなければちりめんじゃこでもOKです。冷蔵庫で~3日程度ストックも可能です。フライパンで作るのが一般的ですが、卵焼き器で作ると、四角に切れるのでお弁当などにも入れやすいですよ。
切り干し大根の戻し汁はとてもおいしいので、お味噌汁や煮物の出汁として使っても◎。
いかがでしたか? 年末のストック大掃除としてだけでなく、食材も高騰しているので、買ったものは忘れず、上手に無駄なく使ってしまいましょう!(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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