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「春キャベツ」があったら作らなきゃもったいない! “ランチにもぴったり”絶品麺料理レシピ2品

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

秋に種を撒いて春に収穫される春キャベツ。しっかりと葉がつまった冬キャベツに比べて、ふんわりと巻き方も柔らかく、みずみずしいその姿を見ると、あぁ、春だな~って気持ちになります。

今回は、春キャベツをたっぷり使ったお昼ごはんレシピをご紹介します。

1:千切りキャベツでかさ増し「千切り春キャベツのオイルパスタ」

パスタの量を減らして代わりにたっぷりの千切りキャベツを。千切りキャベツのシャキシャキとした食感も残っているので、食べごたえ十分! 少ない材料でできるのもうれしいポイント。

千切り春キャベツのパスタ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
パスタ・・・60g(1.6mm)
ベーコン・・・30g
千切りキャベツ・・・両手いっぱいくらい
たかのつめ・・・1本~(好みで調整)
にんにく(みじん切り)・・・大さじ1
水・・・適量
塩・・・水に対して13%
乾燥バジル・・・小さじ1/2
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1.5

<作り方>

(1)ベーコンは細切りにする。たかのつめは半分に割って中の種をのぞく。

(2)鍋に湯を沸かして塩を入れ、パスタを表示より短めにゆでる(少し芯が残るくらい)。

(3)フライパンにオリーブオイル、にんにく、たかのつめを入れてフライパンを手前に傾け、にんにくとたかのつめがオイルに浸るようにしてから弱火にかける。

(4)にんにくが少し色付いたら、ベーコンを加えて炒める。

(5)(4)に千切りキャベツを加えさっと炒め、ゆで上げたパスタとゆで汁60ml(大さじ3)を加えて炒め合わせる。乾燥バジルを加え、塩(分量外)で味をととのえる。

(6)器に盛り、オリーブオイル(分量外)を垂らし、ブラックペッパーを振る。

ゆでる塩分を少し濃いめにしてパスタにしっかり味を入れますので、ほぼ味付けなし。最後は塩でととのえる程度で大丈夫です。

また、乾燥バジルの代わりに、生のパセリをたっぷり加えるのもおすすめ。

2:春の具材であっさり食べやすい「鶏だしスープの春ちゃんぽん」

先日、唐津に旅行した際に食べたちゃんぽんが、白濁の豚骨ではなく、あっさりの和風だしタイプでとてもおいしかったんです。「昔からの食堂などは、このタイプのちゃんぽんが多いですよ。」と店主の方が教えてくださいました。確かに、以前同じエリアで食べた、歴史のあるちゃんぽん屋さんもこのタイプだったなと。

春キャベツが甘くておいしい季節に、和風鶏だしのちゃんぽんはいかがですか? 前回ご紹介した「鶏ガラスープ」を使うと、よりおいしくできますよ(「鶏ガラスープ」のレシピ記事はこちらから)。

ちゃんぽん

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
ちゃんぽん麺(ゆで)・・・1袋
あさり貝・・・100g(砂抜きをしておく)
豚バラ薄切り肉・・・50g
春キャベツ・・・適量
新たまねぎ・・・適量
もやし・・・適量
にら・・・適量
かまぼこ・・・適量
ちくわ・・・適量
きくらげ(乾燥)・・・適量
A鶏ガラスープ・・・400ml
A醤油・・・小さじ2
A白だし・・・小さじ1
サラダ油・・・適量
塩こしょう・・・少々
白こしょう・・・お好みで
ウスターソース・・・お好みで

<作り方>

(1)キャベツは手で食べやすい大きさにちぎる。そのほかの野菜類(冷蔵庫にあるお好みの野菜でOK)、かまぼこ、ちくわは食べやすい大きさに切る。豚バラ肉は3cm幅に切る。きくらげは水で戻して細切りにする。

(2)鍋にAを入れて温めておく。

(3)大きめのフライパンに油を引き、豚バラ肉、かまぼこ、ちくわを炒め、新たまねぎ、春キャベツ、もやし、にら、きくらげの順番で加えて炒め、塩こしょうで味をつける。

(4)(3)に(2)のスープとあさり、ちゃんぽん麺を入れてほぐし、ふたをしてあさりの殻が開くまで中火で煮る。

(5)お好みで白こしょう、ウスターソースを加えて食べる。

ちゃんぽんは、お野菜をたっぷり食べられるのがいいですよね。冷蔵庫の片付けにもなるので、ちょこちょこ残ったお野菜がある方は、入れてください。丁寧に取った鶏ガラベースのスープに、野菜の甘みとあさりの旨みが溶け出して、大満足の一杯です。

春野菜はみずみずしくておいしいですが、その分、傷みやすさもあります。いろんな料理にたっぷり使って、早めに使い切るようにしたいですね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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