“幻のサンドイッチ”が買える!個性あふれる逸品揃いの人気店【古後大輔のふくおかパンライフ#167】
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今回は、ずっと会いたかったサンドイッチをご紹介!
幻といわれた「名もなきサンドイッチ屋」が店舗での営業をスタート(福岡市中央区鳥飼)
ちょっぴり早い春のうららかな陽気に誘われて、ずっと会いに行きたかったサンドイッチ屋さんへ。
その名も『名もなきサンドイッチ屋』。
2022年11月から福岡市中央区鳥飼のこの店舗で営業を開始する前までは、「会いに行くサンドイッチ屋」をコンセプトに、まちのショップの軒先を間借りして、移動販売のみで営業されていて、神出鬼没ですぐに売り切れちゃうから、パン好きやサンド好きの間では「幻のサンドイッチ」として噂になっていました。
現在は、鳥飼の店舗をベースに、店舗営業の合間を縫って移動販売やイベント販売をされています。
この日のメニューはコチラ。
ボリューム満点の総菜系とフルーツを使うなどのスイーツ系の2部構成。
ようやく会えた感動からか、後先考えず全部注文しちゃいました。
サンドイッチ愛がダダ漏れ♡個性が際立つ逸品揃い!
今回購入したのはコチラ!
まずは総菜系サンドから。
『鯖の蒲焼きとタルタルソース』(580円)。
断面から萌え! 鯖サンドは数あれど、蒲焼きにしたうえに、タルタル和えとはやるな!
パンは人気の食パンをいろいろ食べ歩いた結果、このコラムで前回ご紹介した『紺青』にお願いしているとのこと(紺青の記事はこちらから)。どおりでビックリするくらい風味があって、驚きの口溶け感があるはずだ。ナイスチョイス!
『名もなき風BLTサンド』(560円)。
豚の唐揚げ、目玉焼き、トマト、レタスという世界的スタンダードメニューをアレンジ! 普通じゃ面白くない! そんな「名もなき」の個性が際立つ逸品。
『エビとアボカド』(560円)。
こういうゴールデンコンビの組み合わせも、ちょいちょい変化をつけてくるのが名もなき流。もはや隠そうとしても、「名もなき」という名が立ってしまうほどのサンドイッチ愛のダダ漏れ具合が人気の秘訣。
『きのこのグラタンとミートソース』(600円)。
こちらはおしゃれなバゲットサンドスタイル。具材の濃厚さと、食べ応え具合の相性を計算した上での変形スタイル。隠し味にハチミツ入り。
ケーキにも負けない存在感のものも!スイーツ系サンドも豊富なラインナップ
スイーツ系も豊富!
『あまおう』(580円)。
『くわの農園』の大粒のルビーのような「あまおう」がゴ〜ロゴロ! もうね〜、超高級イチゴのショートケーキにも負けない味わいと贅沢感。
『シルクスイートの焼き芋』(500円)。
「紅はるか」の親戚にあたる「シルクスイート」の魅力が主役! ほんのりと芋らしい甘みとシルクのようになめらかな食感は極上。
『自家製プリン』(520円)。
自家製プリンの外側のカチッと具合と、中身のト〜ロトロ具合のあまりの落差にギャップ萌え。あくまでプリンが主役。そんなこだわりをビンビンに感じます。
『バナナティラミス』(450円)。
濃厚なバナナとほろ苦いティラミスの組み合わせ。マスカルポーネチーズ入りクリームの、ほんのりとした甘みとコクがこれまた効いています。
「サンドイッチの面白さ」に出会い、脱サラしてまったくの素人からスタートしたという店主の鐘ヶ江さんは4人の子を持つパパでもあるとか。お客さんとの一期一会の出会いを大切に、昨日よりも今日、今日よりも明日、「もっとおいしく届けたい!」そんな想いを込めて一つひとつのサンドをつくっている。
春本番はもう間もなく! ぜひ幻のサンドに会いに出かけてみてください。(文/古後大輔)
<店舗情報>
■名もなきサンドイッチ屋
住所:福岡市中央区鳥飼2-1-49 サブハウス大濠1階
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/古後大輔
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