福岡市内から車で約1時間!佐賀・古湯の人気宿「おんくり」の“わざわざ行きたい”鉄板焼きレストラン
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こんにちは。Instagramでゆるっと福岡グルメを発信している『ちひログ』です。
今回は、佐賀市にある“時を忘れられるリゾートホテル”、『古湯温泉 ONCRI(おんくり)』に新しくオープンした、とっておきのレストランをご紹介します。
2022年8月1日「古湯温泉ONCRI(おんくり)」に鉄板焼きレストラン「Innovative TEPPAN Watahan(イノベーティブ・鉄板ワタハン)」がオープン!(佐賀県佐賀市)
今年4月に10周年を迎えた『古湯温泉ONCRI(おんくり)』は、福岡市内から車で約1時間、佐賀市富士町にあります。
「周年イヤー」のひとつとして、2022年8月1日に『Innovative TEPPAN Watahan(イノベーティブ・鉄板ワタハン)』がオープンしました。福岡市中央区白金にある『イノベーティブ・フレンチ ワタハン by Furuyu Onsen ONCRI』の2号店です。
『Innovative TEPPAN Watahan』は、まるで芸術作品のような“五感で楽しめる鉄板焼きフレンチ”を楽しめるお店。
店内へ一歩入ると、圧巻のエントランス。青々とした木々がテーブルに映り、まるで水鏡のような光景が目に飛び込んできます。
店内の奥には角打ちワインバーがあり、食前酒を楽しむこともできます。
全世界から厳選したワインは約200種類。フレンチの鉄板焼きに合わせた、軽めでフルーティーなものが中心です。
今回は、『ワインセット』(2杯2,300円、3杯3,500円)を注文しました。
フランス・ボルドー地方の白葡萄を使用し、シャンパン方式で作られた『バロン・ヴァラー クレマン・ド・ボルドー ブリュット』は果実の酸味がふわっと香り、食前にぴったりのスッキリとした飲み心地でした。
ちなみに『古湯温泉 ONCRI(おんくり)』総支配人・鎗水さんのおすすめは『ジュヴレシャンベルタン』。
フランス・ブルゴーニュの『ピオノワール』という葡萄を使用したワインで、重すぎず軽すぎず、どんなお料理にも合うワインなのだそう。
和を融合した新感覚フレンチ!ランチコースは3,500円から
佐賀の食材をふんだんに使用した鉄板焼きは、お箸で食べる和を融合した新感覚フレンチ。
ランチコースは3,500円、6,600円、12,100円の3種類。ディナーコースは12,100円、17,600円の2種類から選ぶことができます。
贅沢なディナーコースの全品をご紹介します!
ここからは、ディナーコースをご紹介していきます。今回は、12,100円のコースをいただきました。
胡麻と茄子
一品目は『胡麻と茄子』。とろけるような茄子のやわらかさと、鰹風味のジュレが口いっぱいに広がる夏らしい一品です。
胡麻のまろやかな風味や、佐賀で育てられた無農薬の青紫蘇の香りが、さらなるアクセントを加えます。
豚足とマッシュルーム
豚足とほうれん草、マッシュルームが入ったラビオリがメインの一品。
しっかりとした生地から具材がとろんと溢れだし、その食感のコントラストに驚きました。
調理中は鉄板からやってくるゴルゴンゾーラの香りに食欲を誘われます。
佐賀のフレッシュなみょうがや柚子胡椒の存在感が絶妙な、まるで芸術作品のような逸品です。
鮪とオレンジ
長崎県産の中トロを、オレンジの酸味でさっぱりと楽しめるメニュー。こちらも鉄板から漂う香りがたまりません。
脂がのった中トロの味わいと、シャキッとみずみずしい野菜との温度差、食感のコントラストにも注目です。
豚と赤ワイン
豚のジューシーな旨みと食感に感動する一品。肉の繊維をしっかりと感じながらも、ほろほろとほどけるようなやわらかさ、そしてサクッとした衣の食感がたまりません。
コクがありながらもあっさりとしたデミグラスソースに、三つ葉、白髪ネギの豊かなアクセントが効いた、忘れられないおいしさです。
ONCRI焼き
「佐賀の食材をONCRIから全国へ」というメッセージが込められた、シェフ特製の『ONCRI焼き』。
佐賀の特産品「白石れんこん」や「みつせ鶏」を使用した、佐賀のおいしいものをギュッと閉じ込めた逸品です。
もともと鉄板焼きは、大阪に海外兵が訪れた際に、お好み焼きの鉄板でお肉を焼いたのがルーツなのだそう。そんな由来にちなんで、佐賀の食材を取り入れたお好み焼きをフレンチスタイルで提供しています。
鰹のダシが染み込んだ長芋がふわっととろけて、蓮根のごろっとした食感やみつせ鶏のやわらかな肉感もたまりません。フレッシュなトマトの甘みと、有明海苔や鰹節の豊かな風味も楽しめます。
カマスと雲丹
カマスのポワレの上に、たっぷりと雲丹をのせた贅沢な一品。有田焼の器に上品に盛り付けられ、見た目もとても美しいです。
じゃがいものピューレのまろやかさや、焦がしバターと醤油のソースが、カマスのやわらかさと上品なおいしさをさらに引き立てます。
佐賀牛フィレ
そしていよいよメイン! 「佐賀のおいしい食材をたっぷりと味わってほしい」という思いがこもった、佐賀牛フィレステーキです。
焼き加減はレアで注文しました。
やわらかな肉質と、口いっぱいに広がるジューシーな旨み。まさに圧巻のおいしさです。
フランス産のゲランドの塩、生マスタード、わさび、赤柚子胡椒の4種類の薬味で、好みに合わせていただきます。
南瓜のご飯と味噌汁
〆は、栗かぼちゃを使用した洋風の土鍋ご飯。みずみずしくて香りが良いご飯の風味と、栗かぼちゃのとろける味わいは、感動ものでした。
佐賀・三瀬の味噌を使用したお味噌汁は、鰹と昆布の出汁の風味に、ホッと癒されます。
巨峰とホワイトチョコ
食後は、鉄板焼きスペースの後方にあるソファー席で、ゆっくりとデザートやドリンクを楽しめます。
この日のデザートは『巨峰とホワイトチョコ』。濃厚でコクのあるミルキーなジェラートとフレッシュなブドウ、そしてナッツやホワイトチョコのザクザク感が楽しめます。最後の一品まで芸術的なおいしさでした。
今回は、バー&レストラン『SEBRI/セブリ』副料理長の伊津野さんが調理してくださいました。
ちなみに『Innovative TEPPAN Watahan』の鉄板焼きは、日本鉄板焼協会の名誉師範、高坂さんが技術指導等をされて作り上げたそう。
鉄板焼きの伝統を大切に守りながらも、ここでしか味わえないオリジナリティー溢れる鉄板焼きを、ぜひ楽しんでみてくださいね。
食後はバー「SEBRI/セブリ」でオリジナルカクテルを!
鉄板焼きの後には、1階にあるバー&レストラン『SEBRI/セブリ』で、オリジナルのカクテルを楽しむこともできます(バータイムは21:00~23:00)。
今回は『チャイナブルー』(1,250円)と『さがみかんミモザ』(1,250円)をいただきました。
ぜひ贅沢なひとときを過ごしてみてくださいね。
鉄板からの香りに食欲を誘われ、芸術作品のような美しさに目を奪われる。そしてイキイキとした食材のおいしさに魅せられる、まさに五感で楽しむ鉄板焼きでした。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。(文/CHIHIRO)
<店舗情報>
■Innovative TEPPAN Watahan(イノベーティブ・鉄板ワタハン)
住所:佐賀県佐賀市富士町古湯556(古湯温泉ONCRI内)
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/CHIHIRO
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