パン好きをトリコにする!久留米の実力派人気ベーカリー【古後大輔の福岡パンライフ#127】
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ぱんにちは~! 今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は、開店わずか2年にして話題の実力派人気店をご紹介!
小さく、優しく、日常にそっと寄り添う最良のパン「iruaru(イルアル)」(久留米市東櫛原町)
西鉄「櫛原」駅前にある小さなパン屋さん『iruaru(イルアル)』。
お店は、マルシェ会場やまち歩きの拠点にもなっている、リノベ界では有名な『ハンダアパートメント』の1階に入っています。
『イルアル』のオープンはコロナ禍の真っ只中だった2020年5月。
なのに開店2年目にして、数々のパン好きを虜にしているという、実力派の人気店なのだ。
店の扉を開ければ、ガラス張りのショーケースに所狭しと並ぶ焼き立てのパンがお出迎え。
「今日はどれにしようかなぁ~」なんていつも迷ってしまいます。
福岡、東京で腕を磨いたシェフが丹精込めて作り上げる逸品は、シンプルながらどれもこだわり満載。
遠方からもたくさんのファンが通い詰めるのも納得です。
シンプル・イズ・グレイト!独自の食感と口溶け「イルアル」のおいしい進化が止まらない!
そんなに頻繁には通えていないけど、訪れる度にどんどんパンの表情が伸びやかに、そしてたおやかになっていっている気がします。
そんな変化というか、おいしい進化は、頬張れば一目瞭然(ここでは一口瞭然と申すべきでしょうか)。
この日は午後に訪問したので残り少なくなっていましたが、定番の味を中心に購入しました。
『ミルクフランス』(205円)。
パフ、ジュル、シュワ~!なんじゃこりゃ~!?的新感覚。自家製練乳クリームの粘度と濃度も沼的うまさ。マストバイです。
『栗と胡桃』(410円)。
酵母の風味が濃厚なふっくら生地の中には、ホクホクの栗の渋川煮と、濃厚な胡桃がゴ~ロゴロ!
『黒まめと胡桃のあんぱん』(216円)。
生地の味わいがしっかりと感じられる。新しいけど懐かしい。そんな独自のあんぱん哲学。あんに忍ばせた黒豆と、こんがりと香ばしい黒ごまの食感と風味がこれまたよか塩梅。
『パンブリエ』(259円)。
食べる前に写生したくなる成形と焼成の美しさよ。濃厚なバターの風味にほんのりとした甘みとしっとり食感がクセになる味わい。軽くリベイクしてもこれまた良し。
『ブリオッシュ食パン』(275円)。
羽のようにふんわりエアリー。だけど風味豊かで食べ応えもバッチリ。ボストック、はちみつトーストなどアレンジメニューもおすすめ!
『あんバターサンド』(345円)。
口の中でしっとりトロけるバゲット、バター、あんこのアンサンブル。スーパーシルキーな超絶滑らか食感のオリジナルこしあんにも要注目!
訪問は4月某日。その日の気まぐれで登場していたバゲットサンドがこちら。
『キャロットラペとパストラミビーフのサンド』(486円)。
パストラミビーフの肉肉しさもさることながら、小麦の旨みと風味豊かなバゲットと、シャキシャキで甘酸っぱいキャロットラペの黄金コンビ。その相性の良さを再認識させていただきました。
小麦の旨み、酵母の風味、その程よいバランスもさることながら、特筆すべきは、あるようでそうはない、心地いい歯切れ感と食べやすい口溶け感。
いずれにしても今後も『イルアル』のおいしい進化を追っかけなければということですな! またお邪魔させていただきます。(文/古後大輔)
<店舗情報>
■iruaru(イルアル)
住所:久留米市東櫛原町2035半田ビル102号室
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/古後大輔
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