弁当の“おかず感”UP!磯の香りが広がる旬の「生あおさ」レシピ【下処理・保存法も】
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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。
福岡では桜の開花宣言も出て、暖かくてうれしいですね~。
春の食材もたくさんお目見えしていて、今が旬の「生あおさ」がスーパーに並んでいます。鮮やかなグリーンを見ると「春だな~」としみじみ思います。
せっかくなので手軽に味わえる春の海の幸を食卓に登場させませんか?
あおさはわかめ同様に、海藻の中で料理にチョイ足ししやすい食材です。食生活で不足しがちなマグネシウムや食物繊維といった栄養素も手軽に摂ることができます!(※1)
今回は「生あおさ」の下処理の仕方と、カンタンレシピをご紹介します。
意外と知られていない!? 「生あおさ」の下処理と保存の仕方
「あおさ」は「ヒトエグサ」と呼ばれる海藻の一種です。
買って来たらまず、ボウルに薄めの塩水をはり、あおさを入れて揺らしてきれいに洗いましょう。
細かい砂や汚れがボウルの下に落ちるので、上に浮いたあおさをざるにすくって、水気をぎゅっと絞って使います。
洗ったあと、1回に食べるくらいの分量ごとにラップに包んでおくと、冷凍もできます。
1:この時期に一度は食べたい「あおさのおみそ汁」
【材料】(2人分)
あおさ(生)・・・適量
だし汁・・・400ml
みそ・・・大さじ2
<作り方>
(1)下処理したあおさは大きければ食べやすい大きさに切っておく。
(2)鍋にだし汁を煮立たて、みそを溶き入れる。
(3)あおさを入れて出来上がり。
あおさを入れたあとはぐつぐつ煮込まないのがコツ。
あおさの生産地の伊勢志摩では赤だしのおみそ汁にあおさを入れるそうです。想像しただけでもおいしそうですね。磯の香りが広がる、春のおみそ汁です。
外でいただくと、申し訳ない程度にしか入っていないあおさに一抹の寂しさを覚えたりするものですが、自分で作るとたくさん入れることもできるのがうれしいところ。
生だからこそ味わえる歯ごたえのよさも、ぜひ楽しんでください。
2:お弁当にあるとうれしい「あおさの卵焼き」
あおさを溶き卵の中にいれて、あとは焼くだけの卵焼きです。
海苔の香りが卵焼きに加わり、色合いも春っぽくて、うまみたっぷりのあおさの卵焼きはお弁当のおかずにも人気です。
【材料】(2人分)
あおさ(生)・・・適量
A卵・・・2個
A白だし・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1/2
<作り方>
(1)あおさは下処理し、包丁でざく切りにする。Aをよく混ぜ合わせ、あおさを加える。
(2)卵焼き器を中火で熱してサラダ油(分量外)を薄く敷き、卵液の1/3量を流し込んで全体に広げる。あおさがまんべんなく配置されるようにする。
(3)卵が固まって半熟になったら、向こうから手前に卵を巻き、巻き終わったら向こう側に寄せる。(2)(3)を繰り返し出来上がり。
あおさは少し切って小さくしていたほうが卵とのなじみがいいです。あおさにも火を通すイメージでじっくりと焼いてください。卵だけの卵焼きではどうもご飯のおかずとして物足りない人にも、あおさを加えることでおかずの要素が強くなるのでおすすめです。
今回は旬の「生あおさ」を使ったカンタンレシピをご紹介しました。定番中の定番のレシピでしたが、このほかにも、さっとゆでて、うどん、ラーメンのトッピングや、酢の物にもピッタリ。パスタに入れても◎。
余ったり食べきれなさそうなときは冷凍保存しておきましょう!(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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