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タッカンマリ

寒い日でも体ぽかぽか! “手羽先で簡単”韓国式水炊き「タッカンマリ」レシピ

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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。

春の食材が出始めて、うれしさのあまり春のレシピを書いておりましたが、「いや、待て。まだ寒いぞ!」というわけで、今回は韓国の水炊き「タッカンマリ」と、おまけのおかずをご紹介します。

 1:手羽先でカンタン!韓国の水炊き「タッカンマリ」

タッカンマリとは韓国語で「鶏一羽」の意味。その意味通り、鶏を丸ごとグツグツ煮る鍋料理です。ソウル旅行で食べたよ!という方も多いのでは?

鶏一羽を使うので見た目はサムゲタンに似ていますが、作り方や食べ方は別物です。

鶏一羽を使うのはなかなかハードルが高いので、今回は手羽先を使用します。骨付きのお肉を使うことで、スープに味が出るので、手羽先のほかにも骨付きのぶつ切り肉や手羽元などもおすすめです。

タッカンマリ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
手羽先・・・6~8本
ジャガイモ・・・2個(こぶしサイズ)
白ネギ・・・1本
A ニンニク(潰す)・・・2かけ
A 生姜・・・2スライス
A 水・・・900ml
A 酒・・・100ml

【タレ】(1人分/各々の器で作る)
たまねぎ・・・1/6個
B調味酢・・・大さじ2
Bしょうゆ・・・小さじ1
B コチュジャン・・・小さじ1
B ニンニク(すりおろし)・・・少々
B 生姜(すりおろし)・・・少々
B和からし・・・少々(お好みで)

<作り方>

(1)ジャガイモは大きめにカットし(小さすぎると煮崩れの原因に)、白ネギは5センチくらいにぶつ切り、手羽先は流水で洗う。たまねぎは薄切りにして、辛ければさっと水にさらす。

(2)Aと手羽先を鍋に入れ火にかける。アクをすくい、5分ほど煮たところでジャガイモと白ネギを加え、ジャガイモが煮えるまで10分程度煮込む。

(3)煮込んでいる間にBを混ぜ合わせタレを作る(割合はお好みで調整してみてください)。作ったタレにたまねぎの薄切りも加える。

タレ

画像:中願寺あゆみ

(4)ジャガイモに火が通ったら完成。

タレに漬けながら食べてください。

タッカンマリ

画像:中願寺あゆみ

これは鶏肉を食べるというよりは、鶏から出た出汁を吸ったジャガイモが本当においしいのです!

また、タレは本場のものをカンタンに作れるようにアレンジしています。調味酢(今回はミツカンの『カンタン酢』を使用)がなければ、お酢と砂糖で調整してください。タレをスープでのばしたりしながらお好きな塩梅でどうぞ。

〆はうどんを入れたり、白ごはんにかけて食べてもおいしいですよ! 欲張りさんは、うどんの後におじやにしても◎。

 2:箸休めやおつまみにも!コリコリ食感がたまらない「砂肝のナムル」

韓国でいろんなお店のタッカンマリを食べましたが、一緒に砂肝を煮ているお店もありましたので、好きな方は一緒に入れてみては?

今回は箸休めにもおつまみにも最高なカンタン「砂肝のナムル」のご紹介です。

砂肝のナムル

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
砂肝・・・200g
白ネギ・・・10センチ
A ニンニク(すりおろし)・・・小さじ1
A塩・・・少々
A白ごま・・・適量
A鶏ガラスープの素(顆粒)・・・1つまみ
A ごま油・・・適量

<作り方>

(1)砂肝の両側についている青白い部分を、包丁で少し切込みを入れ、親指を入れて削ぐようにして取り除く。ナムルの味がなじみやすいように砂肝に細かい切り込みを入れ、2等分にする。白ネギはみじん切りにしてボウルに入れておく。

(2)小鍋に沸騰させたお湯(分量外)で砂肝を茹でる。2分程、砂肝の色が変わるまで茹でてざるにあげる。

(3)(2)を(1)のボウルに入れ、Aで和えたら完成。

砂肝の食感が楽しく、気がついたらなくなっている……そんなおいしさです。

今回は、なんだかんだまだ寒いということで韓国の鍋料理「タッカンマリ」と「砂肝のナムル」をご紹介しました。ぜひ作ってみてください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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