フォトジェニックなカレーと“お茶の時間”にうっとり♡扉の奥に広がるアートなおしゃれ空間(福岡市東区箱崎)
【2021年5月12日~6月20日、福岡県に緊急事態宣言が出されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
“自粛疲れ”な毎日の息抜きに、 「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は「3密を回避」「手指の消毒」「マスクの着用」などの感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
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こんにちは! 隠れ家カフェとおいしいものが大好きなライター・ayu.latteです。
今回は、東区箱崎でとってもすてきなお店を見つけたのでご紹介します♡
“宿・衣食住店・カフェ”3つの要素がある「筥崎荘々(はこざきそうそう)」(福岡市東区箱崎)
『筥崎荘々(はこざきそうそう)』は、福岡市東区箱崎にあるビルの1室にあります。まずは、のれんの左側の階段を上って2階へ。
2階に着くと、かわいい扉がお出迎えしてくれます。
店名には、「箱崎 (地名)」、「荘 (別荘、旅館、アパートなどのイメージ)」、「so so (英語の“so so =まあまあ良い”)」という3つの要素を含んでいるそう。
名前同様、お店の要素も3つ。「小さな宿」、「衣食住店(イベントスペース)」、「カフェ」の役割があります。
イベントスペースについては、展示会、音楽ライブ、パーティーなど、なんでもできるように“衣食住店”という名前にしたそう。私が訪れた日には、ペンや水彩で絵を書いているアーティストの展示会が行われていました。
3つの要素の中から、今回は「カフェ」をご紹介します! お店の扉を開けて一歩足を踏み入れると、とても広々とした空間。
コロナ前は20席あったそうですが、現在は席数をかなり減らして営業しています。入店は1組4名まで。窓を開けて換気をするなど、感染予防対策も安心です。
さらに現在は、スタッフとお客さんの接触を減らす試みとして、試験的に「モバイルオーダー」を導入中。席に置いてあるQRコードをスマホで読み込み、表示されるメニューから注文が済ませられるんです。もし分からないことがあれば、もちろんスタッフの方が来てくれるのでご心配なく!
店内にはアンティーク家具などもあり、待ち時間もインテリアを眺めながら、飽きずに楽しめます。
天井から吊るされている苔テラリウムは、中に「松」! グリーンは癒やしを与えてくれますね。
こちらはスタッフが使用する厨房への入口。こういうところも、とってもすてきです。
野菜たっぷり♡3種類が楽しめる大人気のカレー
メニューは『筥崎荘々カレー』(1,250円)のみ! 3種類のカレーが味わえる、ボリューム満点のプレートです(ルーがなくなり次第、2種盛りに切り替わることもあります)。
フードロス(廃棄)を減らすために、ご飯と野菜は「少なめ」「普通」「大盛り」の3種類から選ぶことができます。
私は、野菜は「普通」、ご飯は「少なめ」にしました。野菜は「普通」ですが、それでもプレートの半分を占めるほどたっぷり!
ご飯の上にのっている目玉焼きの黄身を割ると、さらに食欲をそそります♡
こちらは「ジンジャーチキンカレー」。生姜とニンニクが効いていて、ほぐされたチキンに味がしっかり染み込んで、おいしい!
こちらは王道の「バターチキンカレー」。この3種類の中では1番メジャーで、食べやすいかもしれません。チキンがゴロゴロ入っていて、とっても幸せです♡
こちらは「豚挽肉のハーブ煮込み」。自家製チリソースの甘みと酸味を生かしたやさしい味です。ナッツが入っていて食感も楽しい!
カレーは人気で売り切れることも。予約はできないので、気になる方はお早めに♡
15時からは喫茶が始まります!
カレーの提供は15時まで。土・日・月のみ、そのあとの時間が喫茶に切り替わります(時間は調整中のため、最新情報はInstagramをチェックしてください)。
「いつの間にかカレー屋として定着したので、もっと気軽に店を利用してほしい」と思い、喫茶をはじめられたそう。
そんな喫茶のメインは「お茶」! こちらの茶器を使って煎れてもらえます。
種類は台湾茶、中国茶、そして日本茶が揃っています。お値段は500円から1,100円まで。烏龍茶だけでも5種類あるので、どれにするか迷ったらぜひ尋ねてみてください。
今回は、『茉莉龍珠花茶(まつりりゅうじゅかちゃ)』(900円)をいただきました。
白い産毛の生えた新芽を、手揉みして丸い形にした茶葉が特徴のジャスミン茶です。
香りを嗅がせていただきましたが、花のような上品な香り!
本来ならば店の奥にあるお茶のスペースで、ライブ形式で煎れてもらえるのですが、現在はコロナの影響もあり、厨房で準備をして席まで運んでくれるスタイルです。
今回は、特別に従来の“ライブ形式”スタイルで丁寧に煎れていただきました。
お茶のスペースは、「お茶を煎れている間にお客様との会話を楽しみたい」という思いで、オーナーが作ったスペース。
本来なら一煎目の一杯までをこのスペースで楽しめるのだそう! コロナの早い収束を願うばかりです。
現在は、このような形でテーブルに運ばれてきます。
この1杯が一煎目。一煎目は味というよりも「香り」を楽しめます。
一煎目を飲み干すと、二煎目を運んできていただけます。二煎目は色が濃く出て、香りは一煎目より少しだけ薄くなりますが、とってもおいしいです。
お茶のおともには、2か月ほど前にスイーツ担当のスタッフが加わったことで始まった「ケーキ」がいただけます。
今回選んだのは、『角々檸檬』(580円)。
お値段とは裏腹にとても大きい! 5cm×10cm程の大きさがあります!
国産のレモンを使用し、しっとりしたクッキー状の生地の上にレモンクリームをたっぷり。その上にはレモンのシロップ漬けがのっています。とっても華やかな見た目!
濃厚で甘酸っぱいレモンケーキとジャスミン茶の相性は抜群でした♡
きっと、紅茶や烏龍茶と味わってもおいしいだろうな~と思います。
ギャラリーで芸術に触れ、おいしいものを食べたり飲んだり。たまにはこんなすてきな時間を過ごすのもいいのではないでしょうか。(文/ayu.latte)
<店舗情報>
■筥崎荘々(はこざきそうそう)
住所:福岡市東区箱崎3-9-38 2F
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/ayu.latte
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