動物パン有名店「パンサク」で発見!“わざわざ買いに行きたい”絶品パンまとめ(糟屋郡篠栗町)【古後大輔の福岡パンライフ#67】
ぱんにちは〜!
今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は、“春のお出かけパン”にぴったりの絶品パンを紹介!
※掲載の価格はすべて税別
キャラパン有名店の影に隠れた絶品パンが進化中の「パンサク」(糟屋郡篠栗町)
近場のパン屋さんを巡るには絶好の季節。
そんなお出かけを「春のマイクロパンツーリズム」と名付けて、今回はちょっと遠出したくなるパン屋さんをご紹介します。
訪れたのは糟屋郡篠栗町。
以前も紹介した「おいしいパンをかわいいパンに昇華させる天才」の福永夫妻が営む名店『パンサク』(以前の記事はこちらから) 。
この青い屋根と白い壁の建物、福永さん自作のかわいい看板が目印です。
パンの焼き上がり時間はこんな感じです。
現在はショーケースを設け、一組ずつ入店する対面販売スタイルになっています。
『パンサク』開店以来の人気パンがこちら。
一番人気の『くまさん』を筆頭に、これまで、『うさぎさん』『ひつじさん』、さらには『かばさん』まで。パンの動物園さながら!
そんな何匹でも連れて帰りたくなるキャラパンで有名な『パンサク』が目指すのは、小さい子どもから年配者まで、みんなにおいしく、かわいく、そして、何よりも毎日食べても食べ飽きないやさしいパンを届ける、地域に根ざした昔ながらのパン店。
昨年めでたく10周年を迎え、11年目に突入した今、そのやさしいパンづくりに、さらに磨きがかかってきている。
その進化具合がよくわかるのが、「バゲット」や「リュスティック」といったハード系や、「食パン」といったシンプルな食事パンだ。
キャラパンの影に隠れているが、このシンプルなパンこそが『パンサク』の真骨頂。
どんなパンにも“おいしく、かわいく、やさしい心”がこもっている。パン好きはそれを愛と呼ぶんだぜ!
ぜひ、進化し続ける『パンサク』の“やさしいパン”を目指して、「春のマイクロパンツーリズム」をお楽しみあれ!
進化し続ける「パンサク」のおすすめハード系パン!
今回購入したのは、こちらのハード系(ハード系を使った調理パンも)&食事パン!
以前より進化している! 特に実感したのがバゲット、リュスティック、ジャガイモパンに食パン。
個人的に「脱キャラパン宣言」というべきラインアップです!と、言いつつ……本当のところは、お昼に伺ったので動物シリーズは売り切れでした(涙)。
『バゲット』(220円)。
中身はふっくらだけど艶やか。中身とは対照的に、外側はパリッとした薄皮が心地いい。
口に入れた瞬間に小麦の風味がワッと香りだち、一噛み目はモチっと、でも数回噛むうちに甘みが増し、最後にはスッと口溶けていく。
絶妙な加水と長時間発酵がなせる技。オールドスタイルとニュースタイル、その両方のいいところが合わさった感じ。
ほどよい気泡と釜伸び具合が、食べ飽きない味わいというか、食卓のどんな料理にも合う、ごはんみたいな印象です。
フランスパン生地を使ったアレンジパンや、リュスティック生地の甘系もぜひ!
「サービスしすぎでしょう!」というくらい具材たっぷり。キャラパンもだけど、見た目も味わいもしっかりと手抜きなし、おいしさへの愛情がいっぱい。なのに、お値段は手頃。
『パンサク』のそういうところが大好きです。
自家製粒あんこに塩っ気があるバターがたっぷりの『あんバターサンド』(170円)。
甘煮豆がゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴーロゴロ『お豆の甘煮のフランスパン』(160円)。
どこからカジってもベリーとクリームがこんにちは!と現れる『クランベリークリームチーズ』(180円)。
さらに、地味だけどおにぎりみたいにクセになるのが、ジャガイモを生地に練りこんだ「ジャガイモパン」シリーズ。
イチオシは、ソーセージではなくコールスローやフライドオニオンが主役のドック。
ザク切りしたキャベツとニンジンのコールスローが主役の『コールスロードック』(220円)。
柚子胡椒と味が強めの主役フライドオニオンがわんぱくな『柚子こしょうドック』(220円)。
あっさりの脇役だけど肉々しいソーセージ!
この羽毛ぶとんのごとくフカフカなジャガイモパン、おにぎりみたいな安定感と安心感!
めんたいフランスとはまた別のハマッてしまう組み合わせ『明太ポテト』(180円)。
最後に、やっぱりみんな大好き食パン!
普通の食パンもいいけど、どうせなら、ぜひこちらをお試しを。
『久山養蜂場』のハチミツの香りが小麦のうまみとうずまき波となって押し寄せてくる『はちみつ角食パン』(1/2 330円、1本660円)。
ふわ!モチ!の中身と逆を行く、食パンの耳の焼き込み具合がツボです。
こちらは「ミニミニはちみつ角食パン」とも呼べる、同じハチミツパン生地を使った『レーズンパン』(200円)。
食パンのおいしさが何倍にも感じられるこのサイズ感にキュンです。
ちょっと遠出して、「春のマイクロパンツーリズム」をお楽しみあれ!(文/古後大輔)
〈店舗情報〉
■PAIN CA QUE(パンサク)
住所:糟屋郡篠栗町尾仲695-5
※この記事は公開時点での情報です。
※文/古後大輔
※画像/シティ情報ふくおか
#福岡のパン をまとめてチェック!
#福岡周辺 #グルメ #テイクアウト
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから
<こんな記事も読まれています>
◆【2024年最新】九州のイルミネーションスポット
◆【こんまり流】家の中スッキリ!片づけ術
◆【毎週水曜更新】イヴルルド遙華の12星座占い