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味も見た目も最高!今までの概念を打ち砕く「tacosco」のタコス(福岡市中央区大手門)

こんにちは、おいしいものが大好きなライターのayu.latteです。10年間で延べ850店舗以上のカフェ巡りをしています。

みなさん、「タコス」はお好きですか? 私は恥ずかしながら数年に1度食べる機会があるかないか……くらいでしたが、今回とってもオススメしたいお店を見つけましたのでご紹介させてください!

隠れ家のようなタコス専門店「tacosco(タコスコ)」(福岡市中央区大手門)

福岡市中央区大手門、大濠公園の近くにある『tacosco(タコスコ)』の目印はこちらの看板。

tacosco(タコスコ) 看板

画像:ayu.latte

基本的に、ワインバー『魔灯路場amber』の場所を昼間に間借り営業しているお店です。

tacosco(タコスコ) 入り口

画像:ayu.latte

店内はカウンター6席のみ。こぢんまりとした店内です。

tacosco(タコスコ) 店内

画像:ayu.latte

ワインバーの間借りということで、いろいろなワインやワイングラスが並びます。

ソフトドリンクからアルコールまで

今回オーダーした飲み物はノンアルコールの『キーライムソーダ』(税込500円)。

tacosco(タコスコ) キーライムソーダ

画像:ayu.latte

キーライムとは、東南アジアが原産といわれる小ぶりのライム。かつて探検家などにより持ち込まれ、今ではメキシコなど中南米を中心に自生するようになった種類だそう。メキシコなどでは料理などにも日常的に使われているそうです。

ライム好きにはたまらないさっぱりした酸味に炭酸のシュワシュワ感! とってもおいしいです!

ほかにもオレンジジュースやアップルタイザー、そして温かいハーブティーとお酒を飲めない方も安心です。

アルコール類ももちろんあり、タコスによく合うクラフトビール(税込980円~)やグラスワイン、テキーラやシードル、キーライムを使ったサワーも。

寒い冬にはおすすめのスープもぜひ

この日は『本日のスープ』(税込500円~)もオーダー。こちらは日によって変わり、この日は「カリフラワーのスープ」でした。

tacosco(タコスコ) スープ

画像:ayu.latte

1口飲んでみると……確かにカリフラワー! オリーブオイルがかかっており、仕上げにスパイスとエディブルフラワー。飲むのが惜しくなるような見た目に、思わずうっとり!

種類もさまざまなタコス、選ぶのが楽しい♡

タコスは仕入れによってメニューは変わりますが、常時10種類強。お値段は材料によって変わりますが、税込500円から楽しむことができます。

今回1番食べたいと思っていたタコスはこちら、『オアハカチーズと苺』。

tacosco(タコスコ) オアハカチーズと苺

画像:ayu.latte

オアハカチーズとは主にメキシコ州で作られているチーズで、日本では「さけるチーズ」に似ているとたとえられることも。

こちらのチーズは佐賀県嬉野市にお店を構える『Nakashimafarm CHEESE SHOP(ナカシマファームチーズショップ)』にお願いして特別に作っていただいているそう。初めての食感と味わいに感動です!

真っ赤ないちごにチーズ、そしてエディブルフラワーの花びらと、見ているだけでドキドキしてしまう楽しいひと皿!

tacosco(タコスコ) オアハカチーズと苺

画像:ayu.latte

スイーツのようであり、でもきちんと食事としても成立している、おいしいタコスです。

調理場にはいろいろなソースや食材が。できあがりが楽しみで仕方ありません♡

tacosco(タコスコ) 具材 ソース

画像:ayu.latte

こちらは『ポークカルニータス』。

tacosco(タコスコ) ポークカルニータス

画像:ayu.latte

カルニータスとは、豚肉をラードで煮た料理のこと。豚肉とラード……? 脂っこそう!と思われるかもしれませんが、とってもおいしいのです!

糸島豚のカルニータスとみじん切りのレッドオニオン、そしてパクチー、そこにエディブルフラワーと、なんとキンカンの輪切り!

そして『とよみつひめ』という品種のイチジクを使ったソース。メイン以外の具材などはオーナーさんのアドリブ♡ 毎回違う味わいに出会えるのも楽しみの一つですね。

tacosco(タコスコ) ポークカルニータス

画像:ayu.latte

崩すのはもったいないですが、このように半分に包むように持って食べてみました。すべての具材が口の中で混ざり合い、この上ない至福!

tacosco(タコスコ) ポークカルニータス

画像:ayu.latte

こちらは『糸島野菜ロースト』。

tacosco(タコスコ) 糸島野菜ロースト

画像:ayu.latte

オーナーが厳選して仕入れてきた糸島の野菜をグリルして盛り付けてあります。仕入れ次第で具材が変化しますが、この日はかぼちゃ、しいたけ、大根など。どれも直前にグリルしているのでホクホク!

タコスの具材としては珍しい魚も! この日の魚はアジ。丁寧に骨を取ったあとバーナーで炙ります!

tacosco(タコスコ) 炙り

画像:ayu.latte

その炙ったアジの切り身を使った『炙り鯵』。

tacosco(タコスコ) 炙り鯵

画像:ayu.latte

トマト、レッドオニオン、パクチーなどが使ってあり、さっぱりといただけますよ♡

tacosco(タコスコ) 炙り鯵

画像:ayu.latte

魚×タコス。これはぜひ食べていただきたい逸品です!

そもそもタコスってどんな食べ物?

さて、みなさん「タコス」とは何なのかご存知でしょうか?

タコスの土台となる生地は、「マサ」と呼ばれるトウモロコシの粉をこね、薄く伸ばして焼いたものです。

tacosco(タコスコ) タコス 皮

画像:ayu.latte

tacoscoでは、3色の生地があるのですが……なんとこれ、すべて元となるトウモロコシの品種が違うのだそう! 着色料などを一切使わず素材の色で楽しませてくれるオーナーのこだわりが詰まった生地なのです!

以前は東京で飲食業に携わっていらっしゃったオーナー。「東京では高級料亭などでしか手に入らなかった食材も、福岡では自分の目で見て仕入れられるのが楽しいですね」と笑顔で答えてくださいました。

見た目にも舌にもおいしいタコス、ぜひ食べに行ってみませんか?(文/ayu.latte)

<店舗情報>
tacosco(タコスコ)
住所:福岡市中央区大手門1-8-15
詳細はtacosco
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/ayu.latte

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