盛れるブラ探しはもう卒業! “ランジェリースタイリストが解説”美しいバストシルエットが叶う「正しいブラの着け方」
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こんにちは。ランジェリースタイリストのREINAです。
薄着になる夏は、バストのシルエットがどう見えているか気になりませんか?
特にTシャツだと、バストのカップサイズがそのままシルエットになるので、この季節は小胸さんから「盛れるブラが欲しいです!」とご相談いただくことが多くなります。
そこで今回は、“盛れるブラ”でバストのシルエットを作る方法ではなく、「美しく見えるブラの着け方」をご紹介します。
「美しく見えるバストのシルエット」の条件
そもそも、どんなバストのシルエットが美しく見えるのでしょうか?
それは、
・バストトップが二の腕の真ん中あたりの位置にあること
・バージスライン(胸の下の部分)がくっきりしていること
・鎖骨の中央と左右のバストトップを繋いだ線が正三角形に近いこと
・バスト上辺に丸みのある自然な膨らみができていること
などがあげられます。
「大きいバストのシルエット=美しく見える」と思われがちですが、サイズの大小は関係ありません。
そして、これらの条件の中でも特に大事なのが「バージスラインがくっきりしていること」です!
バージスラインとは、ブラジャーのワイヤーが当たるバスト下部のラインのこと。
身体とバストの境界線になるバージスラインをくっきりさせるようにブラを着けることが、バストシルエットを美しく見せるポイントです。
ポイントは「バージスライン」!“きれいに見える”ブラの着け方3ステップ
STEP1:肩を回して猫背を解消
猫背になっていると、バストは自然と下がり気味になってしまいます。
なので、本来のバスト位置より下がっている状態でブラを着けないために、肩を2~3回ぐるぐる回しましょう。
猫背を解消することは、バストが美しく見える位置でブラを着けるための大切な下準備です!
STEP2:バストをしっかり引き上げる
バージスラインをくっきりさせるため、バスト下部に手を添え、すくい上げるようにしっかり持ち上げます。
身体からバストを引き剥がすようなイメージで! 手に持ち上げられてバスト上部が膨らむ手応えがあればOKです。
持ち上げていた手の位置に、ワイヤーがくるようにブラを着けます。
STEP3:肩のストラップ調節
せっかく持ち上げたバストが下がってしまわないよう、肩のストラップを調整します。
肩のストラップが長すぎると、ブラの上に隙間ができてしまいます。いわゆる「ブラがパカパカする」という残念な状態になってしまうので、最後の仕上げとしてお忘れなく!
盛れるブラを卒業するメリットは?
ブラの着け方を見直すより、着けるだけでバストが盛れるブラに魅力を感じるという方もいるでしょう。
機能面もデザインも優れた“盛れるブラ”がいくつものランジェリーメーカーから展開されていますし、着けるだけでパッとシルエットを変えてくれるので、確かに魅力的です。
でも、ブラの着け方を見直すだけで、バストのシルエットが美しく見える条件のひとつ「バージスラインがくっきりしていること」が自然と叶うんです。これってメリットだと思いませんか?
この夏は“盛れるブラ”を卒業して、自分の手できれいな“バストシルエット”をぜひ作ってみてください。(文/REINA)
【参考・画像】※文/REINA
※画像/lingerietour、Damir Khabirov、aslysun/shutterstock
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