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インタビュー SPYAIR

ドラマに満ちたバンド!「SPYAIR」YOSUKEさん・KENTAさんインタビュー【私の推しごと#23】

2025.08.13

「推しごと」について

次にKENTAさん、YOSUKEさんの「お仕事」の平均的な1日、そして「推しごと」を楽しむ休日のタイムスケジュールを教えていただきました。これを見ながら、「推し」について聞いていきます。

『SPYAIR(スパイエアー)』 KENTAさん、YOSUKEさん インタビュー

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)

まずはKENTAさんから。

タイムスケジュール

画像:ARNE

Q:ずばりKENTAさんの推しごとは?

KENTA ドローンです! ちょうどドローン操縦の国家試験に受かったばかりで、いろんな手続きに時間がかかっているんですが、早く外で飛ばしたいです。

―ドローンに興味を持ったきっかけは?

KENTA え、ドローンかっこ良くない? 飛ばしたくない?

YOSUKE まったく思わない。

KENTA 嘘、マジで? 空飛ぶって男の夢やん。飛んでるドローンが映し出す景色を、自分がつけてるゴーグルに投射しながら操作することもできるし。夢あるよ~。

―今後どこを飛ばしたいですか?

KENTA やっぱり海の上ですよ。海の上を飛んでみたい。

―どこまで行っても同じ景色じゃ?

KENTA なんてこと言うんですか。ロマンですよ、ロマン。

『SPYAIR(スパイエアー)』 KENTAさん、YOSUKEさん インタビュー

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)

Q:【お仕事の1日】のスケジュールを見ると、夜中に「勉強」の時間がありますね。これは何を?

KENTA この時間帯はその時々で興味があるもの、たとえば英語とか動画編集とか、いろんなことを勉強しています。ドラムについては常日頃からいろんな情報を仕入れているけど、そればっかりだとなんか頭悪くなってくる気がして。だから意識して、何か新しいものを勉強したり情報を収集したりする時間をつくるようにしています。少し前までは『Apex Legends』とかゲームにハマっていたときもあったけど、ここ最近はドローンに浮気してて。国家資格を取るために航空法を覚えなきゃいけなくて、まじで訳わかんねえと思いながら頭に叩き込んでました。

Q:トレーニングも毎日しっかり。

KENTA 体のピーク期からどれだけ急降下させないかという年代に入っているので、ゆっくりゆっくり右肩下がりになるように耐えて耐えて。お仕事してる人はみんなそうだと思うけど、やっぱり体が資本。筋トレして歩いて、トレーニングは欠かしません。

―続いてYOSUKEさん。

タイムスケジュール

画像:ARNE

Q:ずばりYOSUKEさんの推しごとは?

YOSUKE 古着。最近休みの日は古着屋しか行ってないです。アメカジが好きなので、made in USAの古着を探したり、90年代のロックTシャツとかムービーTシャツを探しに行くのが好きですね。

―古着って高いものもありますよね。

YOSUKE 年代が古ければ古いほど高いです。

KENTA SDGsが過ぎますね。

YOSUKE 同じジーパンだろうという人もいるけど、やっぱり全然違う。

KENTA (この日YOSUKEさんが着ていたデニムパンツを見て)それ何がついてるの?

YOSUKE ペンキだよ。これは長野県の古着屋さんで出会った、70年代のリーバイスのデニム。リペアが入ってなくて状態もすごくいいんだよ。

「SPYAIR」YOSUKEさん ジーンズ

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)

―ペンキを「汚れ」と見るか、「味」と見るか。

YOSUKE それによって、同じものでも安く出す古着屋と高く出す古着屋がある。そういう出会いってたまらない。アメリカの人って家の外壁を自分で塗ったりするじゃないですか。だからペンキが付いたんだろうなとか、しわとか色落ちの状態から、大きい人が穿いてたんだろうとか想像するのが楽しい。当時にしか出ない色の落ち方とかもあって、もうハマっちゃいました。

―長野までわざわざ遠征?

YOSUKE いや、古着目的ではなかったけど、旅行中に空き時間ができて、たまたま通り道にあった店に寄ったら出会っちゃった。高かったけど、月日が経てば経つほどヴィンテージは値段が上がっていくので、手が届くのは今のうちだなと思って。休みがあれば、(古着に)出会いに行ってます。

『SPYAIR(スパイエアー)』 KENTAさん、YOSUKEさん インタビュー

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)

Q:そして仕事の日も休日も、8時間以上寝てるんですね。

YOSUKE たぶん睡眠が浅いので、睡眠時間はなるべく長く確保するようにしてます。すっごい夢見るんですよ。

―どんな夢を?

YOSUKE いろいろです。いきなり通帳の残高が1万になる夢とか。

KENTA めちゃめちゃ怖え。

YOSUKE と思ったら急にお金が入る夢とか。運転してる夢とか、夢の中で夢を見るとか。

KENTA 情緒不安定だね(笑)。

Q:YOSUKEさんも毎日トレーニングを。

YOSUKE 人によると思うけど、僕の場合、筋肉をつけすぎると歌いづらくなるので、どちらかと言うと有酸素運動を重点的にやってます。以前はランニングしてたんですけど、最近水泳にシフトチェンジして、そこからいい感じです。今通ってるジムのプールとサウナが本当に良くて気に入ってて。引っ越そうかなと考えてるんですけど、このジムからどのくらいの距離があるのかばっかり気にしてるから、なかなかいい物件が見つからないですね。

『SPYAIR(スパイエアー)』 KENTAさん、YOSUKEさん インタビュー

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)

Q:最後にファンの方にメッセージを。

KENTA 『SPYAIR』の紆余曲折を知ってるファンもいるし、それこそYOSUKEが入ってから知ってくれたファンもいるし、『SPYAIR』は新人だと思っている小中学生もいる。ぼくらが『SPYAIR』を続けていく中で好きになってくれた人が、バンドの過去を掘り下げて、こんなことがあったんだって知る、そんなドラマのあるバンドもおもしろいと思う。皆さんには一日一日、『SPYAIR』を見ておいてほしいです。

YOSUKE 本当に日々感謝で、自分の歌う場所を作ってくれてるのはファンの方々のおかげ。皆さんに何か感じてもらえるような歌だったりライブをやっていけば、いいものって伝染していくと思う。僕の出身地、福岡の大きい会場でいつかワンマンをやるというのが夢です。その日まで僕たちも自分たちのペースでやっていくので、皆さんもマイペースで。こういう世の中ですけど、無理せずに、しっかりと自分と向き合って、みんなハッピーに生きてくれたらいいな。

<取材を終えて>

『SPYAIR』のインタビューって音楽専門誌以外でほとんど見たことがなかったので、今回プライベートな話まで気さくにしてくださって感激でした。ライブに行ったことがない人はぜひ! 圧巻のパフォーマンスを体感してください!(取材・文/重川朋子)

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【参考・画像】
SPYAIR OFFICIAL WEBSITE
FM福岡「SPYAIRのBASARAKA!!」
※撮影/田中紀彦(Studio Red Star)

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