今さら人に聞けない!実は勘違いしている「2倍濃縮」の本当の意味とは【バリはやッ!ZIP!】
今さら聞けない、あんなことやこんなこと……知っていそうで知らないことって結構ありますよね。
そこで今回は、2020年6月12日(金)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』より、顔文字に使われる記号の名前や、麺つゆの2倍濃縮の意味、アンデスメロンの名前の由来をご紹介します。
皆さんは本当の意味をいくつ知っているでしょうか?
知ってる?顔文字に使われる「^」のカッコイイ名前
顔文字によく使われている「^」この記号には、実はフランス語の名前があると知っていますか?
そのカッコイイ名前を、福岡でフランス語を教えているセボさんに教えてもらいます。
この記号「^」の名前は……「Accent circonflexe(アクサン シルコンフレックス)」。
お~カッコイイ! しかし、難しい……。
そもそも「アクサン シルコンフレックス」とは、“同音異義語”を区別するために使う記号なんだそう。
同じ読みをする「tache」というフランス語の単語、アクサン シルコンフレックスがあるかないかで、単語の意味が異なります。
ちなみに、英語では“森”を意味する単語「forest」。フランス語ではSの代わりにアクサン シルコンフレックスを使うんだそう。
ゼボさんによるとSがつく発音だと、顔がこうなるそうです(笑)。
知ってる?「2倍濃縮」の本当の意味
続いての今さら聞けないことは「2倍濃縮」の意味。
麺つゆ100mlに、2倍の量の水200mlを加えるのが「2倍濃縮」ではありません! 皆さんは本当の意味知っていますか?
メーカー『ヤマキ』に聞いたところ、「2倍濃縮と言えば、『100mlの麺つゆに対して、100mlの水を加えて使ってください』という意味です」とのこと。
知らずに、薄~い麺つゆで食べていたという人もいるのではないでしょうか。
それでは、おさらい! 100mlの麺つゆに、同じ量の100mlの水を加えて、麺つゆの2倍の量にして使うのが「2倍濃縮」。
100mlの麺つゆに、水を200ml加えて、麺つゆの3倍の量にして使うのが「3倍濃縮」です。
割合を忘れたときは、パッケージ裏の表示を見て下さいね。
知ってる?「アンデスメロン」の“アンデス”の由来
最後の今さら聞けないことは「アンデスメロン」の“アンデス”の由来。
実は、アンデス山脈・アンデス地方とは全く関係がないと知っていますか?
アンデスメロンを開発したのは野菜の種や園芸用品で有名な『サカタのタネ』。
1977年に「マスクメロン」に劣らない味を持ちながら病気に強いと販売を始めたのが「アンデスメロン」。
アンデスメロンを作った『サカタのタネ』に聞いてみると、「生産者が作って“安心”、流通が売って“安心”、消費者が買って“安心”の“アンシンデス”から」だそう。……アンシンデス……。
そう、アンデス山脈とは無関係なんです!
作って・売って・買って安心のメロンなので、「アンデスメロン」と名付けられたそうですよ。
メーカー直伝の「おいしい食べ方」を大公開!
ジッパー付きの袋にアンデスメロンを入れゆっくりと炭酸水を入れたら、10時間以上冷蔵庫で冷やすだけ。
『しゅわしゅわアンデスメロン』 です!
時間が経つと炭酸が抜けてしまうので、メロンを切ったらなるべく早く食べてくださいね。
皆さんは本当の意味を何個知っていましたか? だれかに教えたくなってしまいますね。(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※ FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
この記事は番組放送時点での情報です。