実は間違ってるかも!? “美容師直伝”ヘアバームのNG使用法&こなれヘアの正解スタイリング3ステップ
こんにちは。ヘアメイクアーティストのRumiです。
ツヤ感を出してくれたり、髪の毛をほどよくまとめてくれたり、ヘアアレンジをするときにも役立つ「ヘアバーム」。
今回はその「ヘアバーム」の正しいつけ方をご紹介します。
「ヘアバーム」「ヘアワックス」「ヘアオイル」の違い
最近は「ヘアバーム」を使う方も多いと思いますが、そもそも「ヘアバーム」と、「ヘアワックス」、「ヘアオイル」の違いについて。
「ヘアバーム」・・・“ツヤ感”と“動き”が両方叶う、オイルとワックスの中間のような存在で、ヘアアレンジをするときにも、ダウンスタイルにするときにも活躍してくれる万能アイテム。
「ヘアワックス」・・・べたつきが少なく、全体に軽い動きを出したいとき、毛先に動きを出したいときにおすすめのアイテム。
「ヘアオイル」・・・ドライヤーの前後や、しっかりウェット感をだしたいときにおすすめのアイテム。
ここに気を付けて!間違いがちな使い方
ヘアバームを使っているという方も多いと思いますが、つけ方を間違えてしまうと“べたつき感”が目立ってしまうこともあります。
その間違ったつけ方が、「根本中心につけすぎてしまう」こと。
べたつき感を出さないためには、根本中心ではなく、髪の毛の下半分からボリュームを抑えるようにつけるのがポイントです。下から上にあがるイメージでつけると◎。
オイルっぽい感じで伸びてくれるので、少量ずつつけるのもポイントです。
こなれヘアが叶う♡ヘアバームの“正しい”スタイリング方法
ここからは、こなれヘアが叶うヘアバームの正しいスタイリング方法をご紹介します。
◆スタイリング動画
Step1:手のひらでスタイリング剤をやわらかくする
ヘアバームを髪の毛につける前に、手のひらを使ってスタイリング剤をやわらかくします。
このとき、手のひらだけに伸ばすのではなく、指先まで伸ばすようにしてください。
Step2:全体にヘアバームをなじませる
髪の毛の下半分、根本の方からヘアバームをなじませます。
特に、毛量が多い方は、ボリュームを抑えるようになじませてあげると良いです。
Step3:前髪部分と毛先部分になじませる
髪の毛をセンター分けにして、オールバックにするようになじませます。
このとき、生え際がべたつかないように、生え際から2cmくらい残してオールバックにするのがポイントです(どのくらい残すかは毛量によって調整してください)。
最後に乾燥しやすい毛先になじませたらOK!
ヘアバームが足りない場合は、“少しずつ”追加してくださいね。
完成!
動画の中では、表面を無造作な波巻きに、毛先は外ハネにしてみました。
もちろん、表面を無造作に巻くだけ、毛先を外ハネにするだけでもでもOKです。かわいくもクールにも仕上げられますよ。
ヘアバームは、どんなスタイリングにも使えて便利なアイテムなので、ぜひ“正しい”使い方で使ってくださいね。(文/Rumi)
【参考・画像】
※Rumi
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