忙しくても下着の手洗いをすると“一石三鳥”【ランジェリースタイリスト/REINA Vol.5】
ランジェリースタイリストのREINAです。
みなさんが日々感じている下着への疑問やお悩みの解消につながるような情報や、下着を選ぶこと・着けることが楽しくなる最新情報をお伝えしていきます♡
下着の洗濯、どうしていますか?
「下着って、やっぱり手洗いしなきゃダメですよね…!? 」
お客様からいただくご質問ベスト3のひとつです。
最近では、洗濯機にそのまま入れてOK!という新機能ブラもありますが、やはり永くご愛用いただくためには手洗いが理想。
「手洗いしないといけないような高級ランジェリーを買ったら」
「今持っている下着は、手洗いするほどのものじゃないし」
そんな声も聞こえてきそうですが、今お持ちの下着をまずは手洗いしてみませんか?
1日のなかで10~12時間近く肌に触れているブラジャーやショーツを、ぜひ労わってあげましょう!
お肌に直接触れることに適した素材=「繊細でやさしいもの」を生地に使用しているからということはもちろんですが、ブラジャーもショーツも着心地の良さを左右しているポイントの上位に“伸縮性”があげられます。
洗濯機で洗う回数が増えるほど、伸縮性は摩耗されていき、自然と着心地の良さもダウン……。生地の痛みは、とくにブラジャーの場合は構造のゆがみにもつながり、着心地の良さを失ってしまう大きな原因になります。
下着の手洗いが「面倒」だったら、「楽しく」したらいい?
とはいえ「手洗い=めんどくさい、時間がない」という気持ちも理解できます。手洗いって、ちょっとハードルが高いですよね。
そう感じてしまう理由には、「めんどくさい」のほかにも「すすげているのかわからない」「水分の取り方に悩む」というのもあると思います。下着は、繊細な素材だからこそ手洗いをしているわけですから、絞るわけにもいかないし、タオルで水分を取るといっても、なかなか時間のかかる作業となってしまいます。
下着用の洗濯ネットに入れて、手洗いコースという方も多いと思います。この方法でしたら下着のお洗濯はOKですが、面倒な手洗いを楽しい時間に変えるポイントをご紹介します。
面倒なはずの手洗いの時間を、幸せなリラックスタイムに変えてくれるポイント、それは“香り”です。
筆者は好きな香りの洗剤を見つけてから、手洗いが香りを楽しむ癒やしの時間に変わりました。お風呂タイムにバスルームへ持ち込んでしまえば、つけ置きの時間のあいだに半身浴や、ボディケアができて時短にも♪
さらに、バスルームにはこの洗剤に使われている香りが広がり、1日の終わりにふっと女性らしさを取り戻させてくれます。お風呂タイムに同時にできる、まさに一石三鳥な時間です。手洗いの時間がアロマテラピーのように感じるのです♡
手洗いの「めんどくさい」を軽減する、すすいだ後の裏技もご紹介♡
手洗い後は、ランジェリー用洗濯ネットに入れたものを外側からタオルで包んで10~20秒だけ洗濯機で脱水。最初から最後まで洗濯機にかけてしまうより、はるかに繊維への負担は軽減され、しかも時間も短縮できます!
おまけ:私が今使っている洗剤はこちらです
横浜にてシルク・ドゥ・ソレイユの舞台衣装をはじめ、ポール・マッカートニー、ブルーノ・マーズなど国内外のトップアーティストのライブ衣装をクリーニングする“洗濯ブラザーズ”が開発したナチュラル洗剤『リブレ ヨコハマ』の下着用洗剤『LINGERIE DETERGENT』。『リブレ ヨコハマ』の洗剤は、素材に合った洗剤を使うことで「服のアンチエイジング」を提唱しています。また、天然のエッセンシャルオイルを配合しているので、バスルームにはこの洗剤に使われているイランイランとベリーの香りが広がり、手洗いの時間がアロマテラピーのように感じています。
「めんどくさい」を「癒し」に変えて楽しんで!
手洗いを通して、下着を大事に扱うことが、忙しい毎日のなかで心に余裕を与えてくれるきっかけになるように感じています。
ぜひ上手に手を抜きながら、毎日でもできる手洗い方法を見つけてみてくださいね。(文/REINA)
【画像・参照】
・REINA
・リブレ ヨコハマ
・DUANGJAN J・Africa Studio・Asier Romero・nampix /Shutter Stock