完全攻略!【美容師直伝】冬にぴったりな「コテを使ったヘアスタイル」3つ
こんにちは、美容師のHARUNAです。
コテを使っているけれど、巻き方がいつも同じになってしまう……。
今回は、そんな人におすすめしたい、今っぽさが出せるコテを使った巻き方をご紹介します。
コテを使う前に…
まず、コテで巻く前に、乳液タイプの洗い流さないトリートメントをつけて髪の保湿ケアをしましょう。
特にこの時期は空気が乾燥しているため、コテやストレートアイロンの高温の熱がそのまま髪に伝わると傷みの原因になってしまいます。
また、コテの温度は、髪の持つ潤いを損なわない温度といわれる150度以下に設定しておきましょう。
顔まわりウェーブの巻き方
まずは、雰囲気あるスタイルに仕上がる顔まわりの巻き方から。
下の写真のように、こめかみから耳の前までの髪をとります。
毛束の中間の位置をコテで挟み、1回転分外巻きに。
そのままコテを斜めに持ったまま毛先に向けてすべらせ、毛先までたどり着いたらコテを立てて外巻きで半回転ほど巻きます。
このように巻くと、顔まわりはしっかりめのカール、毛先はゆるめのカールができ、絶妙なバランスのウェーブを作ることができます。
顔まわり以外は、毛先だけを少し内巻きに。スタイリング用のオイルを馴染ませれば完成です。
ウェーブに巻くのは1か所だけで、あとはワンカールととても簡単。それに、作り込み過ぎないことで、こなれ感のある今っぽいスタイルに仕上がりますよ。
くっきりワンカールの巻き方
次は、くっきりとした厚みがあるワンカールの巻き方です。
秋冬は服にボリュームがあるため、カールに厚みがある重めのスタイリングのほうがバランスがよいので、特にこの時期におすすめです。
コテのパイプ部分半分ほどの幅の毛束をとり、毛先をコテで挟んで内巻きにワンカールさせたら、下の写真のように、コテで巻いている髪を持ち上げ、コテを持っていないほうの人差し指をコテの少し上あたりに押し当ててくぼみを作ります。
こうすることで、カールの上部にも丸みがついて、厚みのある印象のワンカールに仕上がります。
同じように反対側もワンカールを作りましょう。
最後に、スタイリング剤で仕上げます。ヘアクリームなどの軽い束感を出せるものがおすすめです。
下の写真くらいの量(ボブヘアの場合)を手のひらに広げたら、毛先にやさしく揉み込むようにつけていきましょう。
束感と毛流れがしっかり出せたら、完成です。
ゆるふわウェーブの巻き方
こちらは、全体的にゆるふわに仕上げる巻き方です。
後ろの髪を上下でブロッキングして、上の髪はクリップで留め、下の髪からウェーブを作っていきます。
3cm幅くらいずつの毛束をすくい、コテを縦にして根元の髪を1周巻き付け、そのまま下にスーッと引き抜きます。
下半分が巻けたら上の髪もおろして、同じように繰り返しましょう。根元から毛先までしっかり巻くわけではないので、ゆるやかなウェーブスタイルに仕上がります。
カジュアルに仕上げたいときは、毛先ワンカール分を残してコテを抜いてみてください。毛先にストレート感が残り、抜け感とラフさが増します。いつもと雰囲気をちょっと変えたいというときにもおすすめです。
また、毛先を先ほどご紹介したくっきりワンカールの巻き方にするのも◎。ふんわり感の増した女性らしいスタイルになります。
毛先をどのように仕上げたとしても、最後はスタイリング剤をつけましょう。全体に艶出しスプレーを、毛先にはスタイリングオイルもしくはヘアミルクをつけることで、今っぽくおしゃれになりますよ。
巻いた髪をアップなどにアレンジするのもおすすめ。
後れ毛を作り、後頭部やサイドの髪は引き出してふんわり感を出すと、より華やかでこなれた印象になります。
イベントが多く、おしゃれをしておでかけする機会も増えるこの季節。いつもの巻き髪をアップデートさせる参考になればうれしいです!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
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