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より髪を速く乾かす方法&ヘアケア法

時短で潤いも手に入れる!美容師直伝「より髪を早く乾かす方法&ヘアケア法」

こんにちは、美容師のHARUNAです。

まだまだ残暑が厳しい季節。お風呂あがりにドライヤーで髪を乾かしていると、汗をかいてしまいますよね。せっかく汗を流したのに、またシャワーを浴びたい気持ちになることもあると思います。

そこで今回は、より早く髪を乾かすための工夫と、乾かすときのヘアケアについてご紹介していきます。

ドライヤー前には「タオルドライ」と「ヘアミルク」

まずは、ドライヤーで乾かす前に行っておきたい時短テクニックについて。

コテを頻繁に使う人やブリーチ毛の人、縮毛矯正などの髪質改善をしている人の髪の毛先は水分を吸い込みやすく、なかなか乾きにくい状態となっています。

そのため、ドライヤーで乾かす前に、できるだけ水分を拭き取っておくのがおすすめです。 髪を拭く際は、マイクロファイバーや起毛タイプのタオルを使いましょう。

水分を早く取ろうとして、ゴシゴシとタオルで拭くと、髪のダメージに繋がります。まずは、タオル全体で頭皮を包み、頭皮を押すように根元の水分を取ります。

次に、毛先はひとまとめにして、タオルで包んだら両手で軽く握り、ぎゅっと絞るようにして毛先の水分を取りましょう。

ドライヤー前には「タオルドライ」と「ヘアミルク」

画像:Shutterstock

水分が十分に取れたら次はドライヤーですが、ここでもポイント。

髪を乾かすときにつけるトリートメントは、ヘアミルクがおすすめ。油分よりも水分量が多いヘアミルクなら、軽いつけ心地でありつつ、潤いとトリートメント効果を持続しやすいので、皮脂が出やすい夏に最適なんですよ。

基本的には、頭頂部にはつけず、目元または耳から下の毛先に馴染ませます。量が多すぎると乾きが悪くなる原因となるので、ボブからミディアムの長さに使用する場合はおよそ直径1~2cmくらいを髪になじませてください(下の写真は目安)。

ドライヤー前には「タオルドライ」と「ヘアミルク」

画像:HARUNA

濡れた髪につけるので少量で大丈夫なんです。

乾燥が気になるという人は、乾いたあとにさらに同量のヘアミルクを薄く毛先に馴染ませましょう。

ドライヤーは前髪、根元の順に乾かす

次に、髪を早く乾かす方法をご説明します。

まずは乾きやすい前髪から、形を整えるように乾かしていきましょう。ドライヤーは、頭の上から前髪の根元に向けて、風をあてるのがポイント。顔の前からあてると前髪が分かれて乾いてしまうので要注意です。

ドライヤーは前髪、根元の順に乾かす

画像:HARUNA

次に、根元全体を乾かします。根元の髪は、保湿力が高く乾きにくい箇所。

指の腹を頭皮に沿うようにあて、指を左右に動かしながら風をあてましょう!

ドライヤーは前髪、根元の順に乾かす

画像:HARUNA

髪の長い人は、ドライヤーを内側に入れ込み、頭皮に風があたるようにして乾かします。このように頭皮を乾かしていくと、自然と毛先に向かって髪は乾いていきます。

毛先5cmくらいに水分が残る程度まで髪が乾いたら、毛先全体に手ぐしを通しながら乾かしていきます。

ドライヤーは前髪、根元の順に乾かす

画像:HARUNA

このとき、ドライヤーは上から下に向けて風が向くように乾かすことが大切です。

特にロングヘアの人は毛先までだいたい乾いたら、より絡みがなくなるように、ブラッシング専用のくしで髪をとかしましょう。

ドライヤーは前髪、根元の順に乾かす

画像:HARUNA

また、最後のブラッシングや仕上げの際は、冷風をあてると、艶感が出て、寝癖もつきにくい状態にまとまります。

暑い時期に髪を乾かすのは大変ですが、自然乾燥を続けていると、毛先がダメージを負って乾燥したり、臭いがする頭皮環境になったりしやすくなります。早く乾かす工夫やヘアケアを取り入れて、髪を労わってあげてくださいね。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/HARUNA
※画像/Africa Studio/Shutterstock

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