乾燥でアホ毛が大量発生…! 短い毛を目立ちにくくする「ヘアケア対処法」
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
冬から春にかけての季節の変わり目には抜け毛が多く、よくお客様からも抜け毛の相談をされます。また、抜け毛の時期に多い悩みの一つが、“アホ毛”の存在。頭のてっぺんでピンピンと伸びて、スタイリングの仕上がりを損ねてきますよね。
そこで今回は、アホ毛が目立ちにくくなる方法をご紹介します。
どうしてできるの?「アホ毛」の正体とは
ここでいうアホ毛とは、頭頂部の分け目付近などの目立つ場所に、5~6cmほどのピンピンと立ち上がる短い髪の毛のこと。
そんなアホ毛が真っ直ぐに立ち上がると、いくらスタイリングしてもボサボサに見えてしまうという声をよく聞きます。その気持ち、よくわかります! せっかくきれいに仕上げた髪の表面にピンピン立つ髪があると、真っ先に目がいきますよね。
ただ、私たち美容師からすると、アホ毛があるのは安心。むしろないと危険信号! アホ毛があるということは、きちんと髪の毛の生え変わりのサイクルが行われている証拠なのです。
髪の毛は1つの毛穴に3本生えてくると言われています。1本目は毛穴の中で成長中の髪の毛、2本目は今生えていて一定期間後に抜け落ちる髪の毛、そして3本目は新しく生え始めた髪の毛。アホ毛は主に、この3本目の髪の毛のこと。
つまり、このアホ毛がないと、髪の毛が抜け落ちた毛穴から新しい髪の毛が伸びてこなくて、薄毛が進行する原因になる可能性も……。アホ毛は髪の毛にとっては大切なサイクルの1つなのです!
なので、「気になるから」と抜くのではなく、大切に育てる必要があります。
アホ毛は抜いてはダメ!目立ちにくくする「髪の乾かし方」
ただ、そうはいっても気になりますよね。何とか目立たせずにきれいに見せたい気持ちもわかります。そこで次に、アホ毛を目立たせない方法をお伝えしましょう。
まず一番大切なのは乾かし方です。8割ほど乾いてきたら、手ぐしでとかしながら乾かしてみてください。
そのとき、ドライヤーを頭頂部から真下に向かって風を当て、手のひらで髪の表面をなでながら乾かしていきましょう。この段階で、ある程度のアホ毛は、髪の表面にそって馴染んでくれるはず。
最後に冷風を当てて、きれいな形に整えましょう。このときも、手のひらでアホ毛を押さえながら冷風を当てるようにして! この乾かし方を続けていくと、立ち上がりやすかったアホ毛も、頭の形にそって馴染み、目立ちにくくなります。
オイリーなスタイリング剤は逆効果かも!? 気づいたときにすぐできる「アホ毛の対処法」
スタイリング剤の重みで押さえようとする人もいますが、そうすると油分のせいで、時間が経つにつれ頭頂部がオイリーになるのでおすすめしません。時間が経つごとに頭皮から皮脂が出てくるので、必要以上の油分は控えましょう。
スタイリング剤は、固まらない軽めのホールドスプレーを振るのがおすすめ! 馴染んだアホ毛を軽く手で押さえながら振りかけていきましょう。スプレーの適度なホールド力で、アホ毛が立ち上がるのを防ぎやすくなります。
気になるけど、抜いてはいけない“アホ毛”。髪の毛にとってはとても大切なものなので、うまく付き合っていきたいですね。乾燥でアホ毛が気になる……と悩んでいた人はぜひ参考にしてください。(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/Andrey_Popov、TORWAISTUDIO/Shutterstock
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