白髪対策にも◎! “美容師のガチおすすめ”「ハイライト」スタイル
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こんにちは。天神の美容室『HEART』のスタイリスト、オギサヤカです。
今回は、ここ数年オーダーの多い「ハイライト」についてです。
「ハイライト」と「メッシュ」の違いって?
最近、「白髪ぼかしハイライト」や「前髪ハイライト」などよく聞きますが、お客様からは「まずハイライトって何?」「メッシュとは何が違うの?」という質問をよくされます。
実は、部分的に色を明るくする、色を変えるという意味では技術的には同じなんです。
細かく説明すると、メッシュは“ポイント”でカラーをすること、ハイライトは“均等”に明るい部分を作ることです。
ハイライトは土台づくりといったほうがイメージ的にはしっくりくるかもしれません。
全体をブリーチは出来ないけれど、ブリーチをしないと叶わないような色味をこっそり楽しみたい方や、髪の毛に動きを出したい方にはもってこいです。
ハイライトは白髪が気になる人にもおすすめ!
こちらは、表面にはあまり入れず、耳上や内側にハイライトを仕込んだスタイルです。
このようにこっそりしたデザインでハイライトを使うことが多いのですが、最近では白髪が気になる方にも注目されています。
白髪染めが必要な方がハイライトを入れるメリットは、特に白髪が気になるもみあげ部分や顔まわりに細かくハイライトを仕込んでおくことで、通常のカラー部分×ハイライト×白髪でコントラストを作ることができるという点です。髪の毛の中に色の種類が増えることで白髪の存在がぼやけ、白髪もデザインになります。
根元からしっかりとカラーをすると、どうしても伸びてきたときの根元が気になり、カラーの周期が早くなってしまい、頭皮へのダメージも気になります。
そういった部分をカバーしてくれるのがハイライトなどのデザインカラーなんです。
もちろん思い切ったハイトーンにはなかなか出来ない方もいらっしゃいますし、白髪量などもそれぞれです。
ライフスタイルに合わせたデザインを担当の美容師さんとしっかりと話し合う必要がありますが、ハイライトを取り入れて“脱白髪染め”は個人的にはとてもオススメです。
前髪ハイライト
こちらは、ここ数年オーダーの多い「前髪ハイライト」のスタイルです。
冒頭でお話したメッシュの定義に近い気がするのですが、SNSでも「前髪ハイライト」や「フェイスフレーミング」と名付けられて、よくアップされていました。要は、今の呼び方では部分的に明るくすること(=かつての「メッシュ」)も総称してハイライトと言いがちです(それでOKなんです)。
ブリーチで色を抜いておけば、その後もいろんなカラーを上から重ねて楽しめますよ。ポイントで色味を楽しみたい方や、飽きっぽい個性派さんはぜひ!
ハイライトは仕込み方によってお悩み改善ができたり、派手に見せて楽しむことができたり万能な技術です。
とはいえ、ハイライトに限ったことではないですが、今まで試したことのないものをオーダーするときは不安に思うことも多いと思います。うまく伝わるかな……という気持ち、よく分かります。
そういうときは、そもそもどういう目的で興味を持ったのか(白髪が気になる、普通のカラーには飽きたなど)をカウンセリングの際に美容師さんに伝えてみてください。きっとオーダーが伝わりやすくなります。
いろんな目的で楽しめるハイライト、ぜひ挑戦してみてください。(文/オギサヤカ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/オギサヤカ
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