マスクによる肌荒れが増加中?“「東急ハンズ」で発見”悩む人におすすめのアイテム2つ
マスクをつける生活も長引いていますね。暑くなってきた今、「蒸れてイヤ」という人も多いと思いますが、実は今、マスクによるお肌のトラブルが増えているのだそうです。
そこで今日は、2020年6月10日(水)のFBS福岡放送『めんたいワイド』で放送された、マスクをつけるようになって増えてきている肌のトラブルの原因と予防方法をご紹介します。
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マスクをつけるようになって増えている“肌荒れ”
マスクをつけるようになって、これまでなかったニキビができたり、あご周りが肌あれしたり……そんな肌トラブルに悩む人が増えているそうです。
今、皮膚科ではどんな患者さんが多いのか、Rパークサイド皮ふ科院長・日高らん先生に聞いてみました。
「例年だと、目の周りや紫外線によるトラブルなどが増える時期ですが、今年はマスクで覆われている部分に“皮膚トラブル”のある患者さんが多くなっていると実感しています」と先生。
どのような症状が出ているのでしょうか?
「マスクがあたる範囲の摩擦(こすれ)による、かぶれ、湿疹、かゆみ、そしてマスクの中で吐いた息がたまるエリアの吹き出物、ニキビが増えています。そのほかには鼻のまわりで脂漏性皮膚炎に似た、赤み、ざらつき、湿疹があるという方も多くいらっしゃいます」
そのようなトラブルの原因は何なのでしょうか?
「ニキビに関していえば、呼気がたまることでマスク内の湿度がとても高い状態になり、皮膚の表面にある角質に水分が充満した状態になってしまっています」
「そのことで保湿ができているというよりも、マスクを外したときに、蓄えておくべき水分までも蒸発しやすくなり、かえって乾燥してしまっています」
「そうすると、皮膚が本来持っているバリア機能の低下につながって、菌が繁殖しやすくなります」
なるほど! マスクで保湿できているどころか、
皮膚の断面図で「マスク内の皮膚」の状況を見てみると…
こちらは皮膚の断面図です。通常、皮膚の内側には水分が保たれ、外部からの刺激を跳ね返すバリア機能が働いています。
ところが長時間のマスク使用で皮膚が蒸されることで、ふやけて皮膚の表面に隙間ができてしまいます。
そんな皮膚の状態でマスクを外すと、水蒸気が蒸発し、皮膚内の水分までもが外に放出されて、逆に乾燥してしまうというわけです。
こうなると、肌のバリア機能が失われてしまい、紫外線やバイ菌の影響を受けやすくなります。これが肌荒れのメカニズムなのだそう。
蒸れているのに乾燥肌って意外ですよね。
では、マスク着用による乾燥を防ぐには?
乾燥を予防する方法は大きく2つあるそうです。
まずは、蒸れを防ぐこと。「なるべく通気性のいいマスク、たとえば綿でできたものなど、布タイプのマスクをつけるといいと思います」と先生。
そして2つめは、保湿。
「肌の保湿として、マスクが肌に接触する部分にクリームタイプの保湿剤で、厚みがでるものや保護力があるものを塗って、そのうえにいつもどおりメイクをしたほうがいいのです。そしてマスクを外したときには適宜、余分な脂を拭き取ったり、保湿をしたりということもした方がよいと思います」ということです。
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肌の「保湿」と「摩擦の軽減」にいいアイテムがある!?
大事なのは「肌の保湿」と「肌とマスク摩擦の軽減」とのことで、何か便利なアイテムがないか番組スタッフが『東急ハンズ 博多店』へ探しに行きました。
「東急ハンズ」さんのおすすめ、まずは一つめは、摩擦の軽減対策に、『マスクにはるこちゃん』。
その名の通り、マスクに張るものです。
なにやら3本入っていますが、どう使うのでしょう? 片面にはマジックテープがついていて、反対側はスポンジのふわふわ素材。
マスクの内側の鼻のあたる部分、ワイヤーの入った固い部分にスポンジを張りつけます。すると…
装着して動いたりしゃべったりしても、マスクの鼻にあたる部分がずれにくくなります!
ということは、摩擦も少ない!ってことですね。
「こんなのあるんですね。肌ざわりもいいので、こういうものを活用してもらうといいと思います」と先生も言っていました。
ちなみにこちら、マジックテープで脱着できるので、繰り返しの使用が可能。すでに在庫が少なくなってきている人気商品だそうです。
続いて『東急ハンズ』さんの保湿対策のおすすめアイテムは、『IHADA 薬用とろけるバーム』。
しっかりと保湿してくれるので、乾燥の悩みや肌が荒れている人は、化粧水などの後に使うことで潤いを保ってくれます。
ワセリンが含まれた保湿クリームで、マスクと肌の接地面に塗ると保湿効果があるうえ、摩擦の軽減もできるスグレモノなんだとか。
このアイテムについて、先生は「バームタイプのものになると油分が高くなってしまうというのはありますが、保護力があるので、吹き出物ができている以外の肌荒れには効果的です」とのこと。
吹き出物ができやすい体質の人は、バームタイプではなく、油分が控えめのクリームタイプを選んだほうがいいいそうです。
※東急ハンズ博多店の営業時間等の最新情報は、公式サイト(下部にリンクあり)でご確認ください。
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今回はあくまで予防法として紹介しましたが、すでに肌あれがある方は、専門の先生にご相談ください。
そして最後に大事なことを。マスクは一般的に紫外線を通すものが多いので、マスクの内側もしっかりUVケアをしておくとよいそうです。
マスクは一般的に紫外線を通すものが多いので、マスクの内側もしっかりUVケアをしておきましょう。
さもないと……こうなります!
口の周りだけが真っ黒に焼けないよう、UVケアには気を付けましょうね!(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※ FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
この記事は番組放送時点での情報です。
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