実はいきなり乾かすのはNG!? 美容師に聞いた「お風呂上がりのNGヘアケア」4つ
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
きれいな髪と聞くと、みなさんはどのような状態の髪を思い浮かべますか? 毛先までうるおいがある、ツヤがある、枝毛が見当たらない状態……などいろいろ思いつきますよね。
今回はそんな理想の髪質から遠ざかってしまうであろう“お風呂上がりのNGヘアケア”をご紹介します。
NG1:お風呂上がりすぐに髪を乾かさない
「髪の毛の明暗を分ける」と言ってもいいほど、“お風呂上がりのヘアケア”は大切です。
お風呂上がりに行うべきことは髪の毛をすぐに乾かすこと! これ一択だと私は思っています。言い換えれば、乾かさずに自然乾燥をしていたら、ほかにどんなヘアケアをしていても効果が半減してしまう可能性も……。
ぜひ、お風呂から上がって10分以内には乾かしてください!
理由は、乾かさないだけで頭皮にはバクテリア菌が沸き、臭い・ふけの原因となる場合があることと、髪のキューティクルが剥げ、パサつき・枝毛になる可能性が高まるため。頭皮と髪の両方にダメージが起きてしまうのです。
その反面、乾かすのが面倒だというのも理解できます。なので、なるべく時短に、そしてスタイリングも楽になるよう、正しい髪の乾かし方を覚えていきましょう。
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NG2:いきなり髪を乾かし始める
すぐに乾かさなければいけないからといって、いきなりドライヤーで乾かし始めるのはNG! 乾かす前に、目の荒いブラシで髪の絡まりを解消しておきましょう。
ときすぎないよう、軽く通す程度にしてください。ちなみに私はAVEDAの『パドルブラシ』を愛用しています。
また、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントで毛先の保護をするのも、もちろん効果的です。洗い流さないトリートメントをつける位置は、頭皮から10〜15cm離した部分からにしましょう。
頭皮に近い部分からつけすぎてしまうと、皮脂が出やすいためにベタベタとした仕上がりになってしまうので注意してくださいね。
NG3:毛先からドライヤーで乾かす
まず、乾かす場所は頭皮から。地肌から生えてすぐの髪は保湿力が高く、乾きにくいのに対し、毛先は地肌から生えて数か月〜数年経っているので、その分乾燥して乾きやすい状態です。
指を曲げて、地肌に軽く触れる程度に頭皮をジグザグと掻きながら、しっかり地肌にドライヤーの風が行き渡るように乾かしていきましょう。
頭皮を乾かしている間に髪も振れているので、毛先の水分も飛んでいきます。毛先が軽く湿った程度の感覚になるまで、この乾かし方で大丈夫です。
毛先の水分がほぼ飛んで頭皮も乾いてきたら、はじめて毛先を中心にドライヤーをあてていきます。手ぐしで一定方向にときながら、完全に乾くまで繰り返しましょう。
こうして乾いた髪は、毛先が乾燥で硬くなりすぎず、ふわふわした乾き心地に仕上がりますよ!
NG4:最後まで熱風しかあてない
よりツヤが出てまとまりが良くなり、寝癖も付きにくくなるにはあと一手間! 完全に髪が乾いた直後に、冷風を上から下へ数秒当てて、髪を冷ましてあげること。最後まで熱風しかあてないのはNGなんです。
この一手間を加えたら、キューティクルが整えられて、さらにまとまりとツヤ感がアップするはず!
そうやって乾かした仕上がりが、こちらです。
根本がふんわりしているため、乾かしただけで毛先が内側に収まりやすくなるはず。パサツキも起きにくくなりますよ!
きちんと乾かし続けているだけでも、髪質改善につながりやすくなります。翌朝の髪が変わっていく楽しみを実感できるよう、さっそく今日から試してみてください!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/New Africa/Shutterstock
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