デザートは植木鉢!? イタリアン「BarbaBianca」でパスタランチ(福岡市博多区)
博多の古い街並みが残る、ノスタルジックな西門通りエリア。
通り沿いにたたずむ、季節を楽しめる大人のイタリアンランチをご紹介します。
築110年の町家をリノベーションしたイタリアンレストラン「BarbaBianca(バルバビアンカ)」(福岡市博多区)
イタリアンレストランの『BarbaBianca(バルバビアンカ)』。地下鉄呉服町駅から徒歩3分ほどの距離にあります。
センスあふれるしつらえに、入口からぱっと目を惹かれます。
築110年の町家をリノベーションしたという、あたたかみのある店内。
真ん中には中庭があり、開放感があります。
訪問時は、4名のテーブル席が3席。カウンター席が6席でした。
中庭の向こう側には、8名まで入れる個室があるそうです(リザーブ料別途)。
年月を感じる、深みのある色合いの柱とナチュラルなドライフラワー。
古いものの持つ魅力と新しい感覚が融合した、とても落ち着く空間でした。
本格イタリアンをリーズナブルに楽しめるランチが魅力!
今回注文したのは、1,200円のランチメニュー。
前菜、パン、3種類から選べるパスタ、飲み物がついています。
この日のパスタは『スパゲッティ ンデュイアのプッタネスカ』『スパゲッティ 色々な木ノ子とベーコン』『リングイネ 牡蠣と春菊 オイルソース(プラス200円)』でした。
飲み物は、コーヒーと紅茶(レモン、ミルク)。プラス100円でアイスコーヒー、アイスティー、ラテ、カプチーノから選択も可能です。
1,200円で前菜からしっかり楽しめるのは、うれしいですね!
この日の前菜は、『根菜と冬瓜、スペルト小麦と豆乳のミネストラ』。
一緒にパンもいただきました。身体をあたためてくれる旬の根菜と、グルテンレスのスペルト小麦。
やさしい味がうれしい、ほっと落ち着くスープでした。白い食器もすてきですよね。
次にメインは、『スパゲッティ ンデュイアのプッタネスカ』を選びました。
ンデュイアとは、スパイシーなペースト状のソーセージのこと。プッタネスカは、アンチョビやオリーブ、ケッパーの塩みや唐辛子の辛みを利かせたトマトソースパスタの種類です。
塩みは強めですが、辛すぎず、しっかりと素材の味を感じられる大人のパスタでした。
こだわりの素材を使った本格パスタが食べられるのは、お店で食べるからこそですよね。
思わず写真を撮っちゃう!かわいい秋のデザート
このお店では、デザートまでぜひ体験してください! ランチにプラス300円で付けられますよ。
訪問時は、秋のデザート『栗とティラミス』でした。
運ばれてきた瞬間、「かわいい~!」と言ってしまいました。
植木鉢のような器にはいった土に見立てたティラミス。芽吹いているように見えるのはミントの葉っぱです。
スプーンまでスコップ型! 細部までのこだわりにときめきがとまりません!
スコップ型のスプーンですくった先はふわふわのティラミス。鉢底石に見立てた栗の甘露煮が、一番下にごろごろと入っていました。
見た目は甘くかわいいですが、お味は甘すぎずとても食べやすかったです。
こちらは秋のデザートですが、ほかの季節のデザートも楽しみになりますよね。
歴史を感じるあたたかな雰囲気の店内で時間を忘れるひとときを
こちらのお店、ランチとディナーでコース料理も楽しめます。
見た目も美しいイタリアンを今度はもっとじっくり、楽しんでみたくなりました。
110年の時を経たあたたかな雰囲気の店内は、時間を忘れさせてくれます。
忙しい日々を少しだけ抜け出して、季節の料理をゆっくり楽しんでみませんか?(文/ARNE編集部)
〈店舗情報〉
Barba Bianca(バルバビアンカ)
福岡市博多区上呉服町2-116
詳細はBarba Biancaへ
※この記事は公開時点での情報です。
【参考・画像】
※Barba Bianca