博多観光の新定番に!? 超絶ふんわり&むっちり食パンが名物のベーカリー「パンとエスプレッソと博多っと」【古後大輔の福岡パンライフ#44】
ぱんにちは〜! 今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は専門店にも負けていない「まちベーカリー」の名物食パンのご紹介です!
※本文中の価格はすべて税別
驚きの弾力感と保湿感と艶感。顔を埋めて、眠りたい…。
おうち時間が増えたこともあって、食パンブームはまだまだ続きそう。
全国的に増えている専門店に目が行きがちですが、まちの名店ベーカリーの食パンも実はスゴイものが多いんです。
ということで、今回はそんなまちベーカリーの名物食パンをご紹介。
オープン直後から“観光名所”に!「パンとエスプレッソと博多っと」(福岡市博多区)
訪れたのは博多駅に昨年9月にオープンした『パンとエスプレッソと博多っと』。
九州初上陸からわずか1年で、九州の観光名所としてすっかり定着しました。
九州・福岡のパン好きなら一度は訪れておきたい、そんな人気店のひとつ。
ここの看板メニューは『フレンチトースト』(ドリンク付800円・テイクアウト680円)。
全国展開しているだけあって、オープン時から話題でしたよね。
これを目当てに、オープン当初の行列に並んだ人も多いはず。
この『フレンチトースト』の元になっているのが、今回紹介したい名物食パン。
『パンとエスプレッソと博多っと』のもうひとつの顔パン(笑)!
人気ナンバーワンの食パン『ムー』(350円)。
東京には『むうや』なるムー専門店があるほど、ブランド一押しの定番パンだ。
見てください、この弾力感と保湿感と艶感。
もうここにダイブして、全身包まれたい……。
このままそこに、顔を埋めて、眠りたい……。
そんな止められない妄想が次から次に浮かぶほど、ヤバイです。
「ムー」とはフランス語で「やわらかい」という意味。
その名前の通り、超絶なくらいのやわらかさが人気の秘訣。
湯種生地にバターをたっぷり練りこむことで、ふんわり、しっとり、むっちり。
その見た目からリッチ系の濃い味わいかと思いきや、食べて、びっくり。
いろいるある食パンのいいところどりをしたような、毎日食べても飽きない、やさしい味わい。
生地の釜伸び感、艶やかな輝き、一瞬で溶ける食感がたまりません。
こちらはその『ムー』を使った博多オリジナルのイートインメニュー! 『ムーめんたい』(ドリンク付き850円〜)。
店名を掲げた『パンとエスプレッソと』(750円)、
『ムーの耳ティラミス』(550円)など。
フレンチトースト同様に、名物食パン『ムー』をアレンジしたイートインメニューをいろいろ食べ比べするのもおもしろいかもしれません。
あと、『ムー』は通販でも購入可能とのこと。
店のフレンチトーストやクロックムッシュがおうちでも楽しめるようにとレシピ動画を無料配信してくれている。
大都市で展開している全国区の人気店でありながらも、その地域に根ざしたメニューづくりやサービスを提供する、まちのベーカリーの顔も持ち合わせる『パンとエスプレッソと博多っと』。
福岡のパン好きの間では、すでに略して「パンエス」という愛称で呼ばれているらしい。それくらい福岡・博多のまちにもすっかりなじんできたという証だろう。
そのうち、「博多っと」から『ムー』を超える名物食パンが生まれるかもしれない。(文/古後大輔)
<店舗情報>
パンとエスプレッソと博多っと
住所:福岡市博多区博多駅前2-8-12 THE BLOSSOM HAKATA Premier 1階
詳細はパンとエスプレッソと博多っとへ
【参考・画像】
※古後大輔
この記事は公開時点の情報です。
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