店長はまさかの19歳!福岡・六本松駅近くのアパートの1室で楽しめる「本格スパイスカレー」【カレーアパート トキワ荘】
こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記51回目は、六本松の隠れ家アパートでいただくスパイスカレーです。
福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
アパートの1室でいただく本格スパイスカレー/「カレーアパート トキワ荘」(福岡市・六本松)
福岡市中央区の地下鉄六本松駅から歩いて10分ほどのところにある『カレーアパート トキワ荘』。名前の通り、アパートの1室にあるお店です。
レトロなアパートのたたずまいとはうって変わり、店内はリノベーションされていて明るい雰囲気!
カウンター席とテーブル席があり、ゆったりとカレーを楽しめそうです。壁に飾られた手書きのメニューもとっても温かみがあります。
今回は、2つのカレーを1度に楽しめる“あいがけ”で注文しました。
まろやかカレーと本格スパイスカレーのあいがけ!
“サバトマトカレー”と“チキンココナツカレー”の『スペシャルあいがけ』(900円)。ごはんもルーもたっぷり食べ応えのある一皿です。
サバトマトカレーは、トマトのフルーティーな甘みと酸味でとっても食べやすいカレー。フレーク状のサバがたっぷり入っているので、サバの旨みとコクを存分に味わえます。辛さもほとんどなく、トマト効果で魚の臭みもまったくないので、お子さんにもオススメです。
また、トッピングのスパイス“カスメリティ”の独特の甘い香りがいいアクセントになっています。
一方のココナツチキンカレーは、ココナッツベースで甘いのかな?と思いきや、スパイスがしっかり効いて辛さを存分に味わえます! ピリリとした刺激が、甘くまろやかなココナッツのルーの中でより引き立ち、刺激強めなカレーに仕上がっているのです。
そして、ゴロっと入っているチキンは柔らかくも弾力があり、食べ応え十分!
そしてこの2つのカレーは、ともに“味噌”と“しょうゆ”をベースに作られているんです。
なので奥底になじみのある味わいが感じられ、日本人が食べやすいカレーに仕上がっていますし、2つを合わせて食べてもとっても相性がいいんです。
店長は、まさかの19歳の学生さん!
実は店長・福田観月さんは、19歳の学生さん。留学をするために専門学校を1年休学したのですが、コロナ禍で念願の留学が中止に。
1年間どうしよう………と思っていたところを、トキワ荘のオーナーでもある父親から「店長をしないか?」と声を掛けられたそうです。
前向きな性格が手伝い、すぐに「やってみよう!」と思ったものの、“スパイス=シナモン”の知識しかなかったという福田さん。それでも、この半年でカレーの知識もカレー作りの腕もどんどん向上!
お店のカレーは引き継いだレシピで作っているそうですが、今ではご自身のオリジナルレシピでもカレーを作るようになったそうです。
もともとは2年ほど前に、カレー好きのオーナー2人がアパートの1室を改装して始めたトキワ荘。1度は移転したり、途中お休みしたり、店長が交代したりしながらも、六本松の人に愛され続けてきました(詳細は壁に掛けられた黒板に)。
ゆくゆくはこのアパートも取り壊し予定、さらに福田さんも来春には学生に戻る予定と、この先もお店は変化し続けますが、カレーのおいしさは変わらないはず!
アパートでいただく本格スパイスカレー、ぜひ1度味わってみてください。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
カレーアパート トキワ荘
住所:福岡市中央区谷2丁目12-16 103号
詳細はカレーアパート トキワ荘へ
【参考・画像】
※伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
この記事は公開時点での情報です。
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