<アジア料理初心者向け>六本松の辛くない!「アジアンフード・イムキッチン」のあったかタイカレー【伊藤舞の福岡カレー日記#11】
続々とカレー専門店がオープンし、カレー熱が高まり続けている福岡。その福岡のあらゆるカレーを、私伊藤舞が、とんこっちゃん・ふじ子部長と二人三脚で調査しお届けしている『土曜カレー部』。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい✕家族』(毎週土曜午後4時30分~)で放送されたお店を「ARNE」でご紹介していきます。
カレー日記11回目は、アジア料理初心者にもオススメ!仲良し夫婦が切り盛りするアジア料理店の、辛くない!あったかタイカレーです。
アットホームな「街の食堂」に
福岡市中央区の六本松エリア。ここに店を構えて8年のタイ料理店が『アジアンフード・イムキッチン』です。
ご主人の永島寛幸さんが調理を担当し、奥さんの和恵さんがホールを担当、お店に入ると温かい笑顔で2人が迎えてくれます。
生活に溶け込む“街の食堂”のようなお店にしたいとの思いで、タイ料理店としては珍しく、辛さを控えめにした味付けが特徴。
アジア料理初心者や、小さなお子さんのいる家族連れでも入りやすいお店です。
ボリューム満点!日替わりランチ
人気の日替わりランチ、この日は『(タイ風)チキン南蛮とチーズのせイエローカレー』(900円)。ボリュームのあるチキン南蛮に、カレーには目玉焼きとチーズのトッピング、さらにサラダとスープもセットで、食べ応え十分です。(スープは+200円でトムヤムクンに変更可能。写真はトムヤムクンです。)
イエローカレーは鶏挽き肉をメインに、アクセントとして豚挽き肉も少し入っています。辛さは限りなくゼロに近づけ、ココナッツミルクの甘みと鶏の旨みが効いてとってもマイルド!じゃがいもの柔らかい甘みも加わり、辛い料理が苦手な方でも安心して食べる事ができます。
チキン南蛮のタルタルソースには“チリソース”が混ざっています。チキンを甘酸っぱいソースと一緒に口に入れると、カリッとした衣の中からジューシーなお肉が。お肉自体にもタイ風味の下味がついていて、辛さは控えめながら、エスニックの味をしっかり楽しめます。
魚介ゴロゴロ!辛くないレッドカレー
さらに様々なタイ料理が楽しめるランチセットがあり、私は『レッドカレー(魚介)』(800円、サラダ・スープ付き)をチョイス。
レッドカレーと言えば“とにかく辛い”イメージがありますが、イムキッチンのカレーは、レッドカレーもとってもまろやか!ココナッツミルクがしっかりととろみを感じるほどに使われていて、辛み自体も最大限に抑えられています。また、具材に入っているカボチャが自然な甘みを加えてくれて、とってもクリーミー。レッドカレーの概念が覆されます。
また、ゴロゴロ入ったエビ・イカ・ホタテの魚介がいい旨みを出していて、ひと噛みごとにエビのプリプリ感やイカの甘みを楽しむことが出来ます。
刺激よりも食べやすさ!慣れ親しんだ味を目指して
ご主人の永島さんはもともとタイ料理店で働いていて、8年前にイムキッチンをオープンさせました。自分のお店を出すにあたり、現地タイのレストランで修行もしています。
それでも一番にこだわっているのは、食べやすさ。本場タイの“辛い味”ではなく、何度も通いたくなるような“慣れ親しんだ味”を目指していると言います。
「タイ料理が好きな人はもちろん、アジア料理に馴染みのない人や辛いのが苦手な人、さらにお子さんも、みんな一緒に楽しんでほしい」と話す永島さん。優しさと温かさにあふれる、タイカレー。アジア料理初心者の方にこそ、ぜひ食べていただきたいです!(文/伊藤舞)
<店舗情報>
アジアンフード・イムキッチン住所:福岡市中央区六本松2-4-16
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【画像・参考】
・伊藤舞
・ FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
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