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福岡で“海外旅気分が味わえる”といま話題!異国情緒感たっぷり「吉塚市場 リトルアジアマーケット」

2020.12.30

【ARNE編集部よりお願い】
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海外旅行に行けるまでには、まだ時間がかかりそうなこの頃。福岡にいながら、エスニック感たっぷりの異国の雰囲気を味わいませんか?

2020年12月に誕生してすでに話題! ノスタルジックな日本も一緒に楽しめる、“小さなアジア”を感じられるマーケットをご紹介します。

JR博多駅から1駅!吉塚駅にリニューアルオープンした「吉塚市場 リトルアジアマーケット」(福岡市博多区)

JR吉塚駅って、降り立ったことありますか? もしかしたら、住んだことがない人にはあまりなじみのない駅かもしれませんね。

でも、博多の中心部・JR博多駅からはたった1駅! そんな吉塚駅から歩いて4分ほどで見えるのが、今回ご紹介する『吉塚市場 リトルアジアマーケット』の入り口です。

「吉塚市場 リトルアジアマーケット」 入口

画像:ARNE編集部

『吉塚市場 リトルアジアマーケット』は、創業70年の吉塚商店街が生まれ変わって誕生したマーケット。

吉塚エリアは福岡市の中でも外国人が多いといわれている地域。外国人居住者の住みやすさの向上と、“シャッター商店街”になりつつあった吉塚商店街の活性化を目指して、2020年12月1日に誕生しました。

一歩足を踏み入れると、昭和の空気を残すようなノスタルジックな雰囲気!

クリスマス前に訪れたので、この日はマーケット全体にクリスマスの飾り付けがなされていて、お買い物を楽しむ人々が見られました。

吉塚市場 リトルアジアマーケット 

画像:ARNE編集部

至るところに「リトルアジアマーケット」ののぼり旗もありました。

吉塚市場 リトルアジアマーケット クリスマスの雰囲気

画像:ARNE編集部

商店街には、アジア各国のお店がたくさんあります。

ミャンマー料理の『チョウゼヤ』、タイ料理の『サワディカップ』、韓国家庭料理『火の村』に、中国点心の『小重慶』、ベトナム料理の『ミスサイゴン』、カンボジア家庭料理の『シェムリアップ』、ベトナムサンドイッチの『カムオン』……どの国のお店に行こうか迷ってしまいます!

今後も、新しいお店が続々とオープンする予定とのこと。楽しみです!

この日はベトナム料理の有名店「ミスサイゴン」のランチセット13種類からセレクト!

今回、ランチでうかがったのはベトナム料理店『ミスサイゴン』。

もともとは東区土井にあった人気店が、吉塚市場に移転オープンしています。

ミスサイゴン 外観

画像:ARNE編集部

店内は、テーブル席とカウンター席がありました。カウンター席にはパーテーションもあり、感染対策もばっちり。

ミスサイゴン 店内

画像:ARNE編集部

ランチメニューは、全13種類のセットがありましたよ!

吉塚市場 リトルアジアマーケット ミスサイゴン メニュー

画像:ARNE編集部

吉塚市場 リトルアジアマーケット ミスサイゴン メニュー

画像:ARNE編集部

また、夜も注文できる単品メニューや飲み物も充実しています。魚介たっぷりの「トムヤムクンスープ」や「カフェケム」という甘い飲み物などが個人的に気になりました!

メニューにはベトナム語の表記もあって、まるで海外旅行に来た気分!
日本人と同じくらいの数の外国人のお客さんがいて、お持ち帰りもされているのが印象的でした。

店主がとっても気さくで、メニューの相談をするのも楽しかったですよ。

ボリュームたっぷりの本場の味

ランチセットから私が選んだのは、『カレーと生春巻き』(850円)!

ミスサイゴン ランチセット

画像:ARNE編集部

ココナッツミルクの入ったマイルドなカレー。辛さはほぼないですがスパイスの深さを感じました。

ぷりぷりの海老が入った生春巻きは、大きめでボリューム◎!

こちらは友人が注文した『フォーと生春巻き』(850円)。

ミスサイゴン ランチセット フォー

画像:ARNE編集部

日本でもおなじみのライスヌードルフォー。優しいスープにパクチーがアクセントになって、おいしかったそうです。

そして、友人がフォーに合わせていたのがこちらの調味料。

ミスサイゴン 調味料

画像:ARNE編集部

私も少し食べたのですが、少量でもけっこう辛くて、なんだかやみつきになる味!

店主に材料を聞きましたが、「秘伝のレシピ」とのこと。「レモングラスが決め手」とだけ教えてもらいました!

そんなやりとりも、個店ならでは。海外でも日本でも、市場ってお店の人に話しかけやすい空気がありますよね。

ぎゅぎゅっと集まった小さなアジアを散策しよう!

ここからは市場に並ぶお店を、いくつかご紹介します。

こちらは『ミスサイゴン』横のカンボジア家庭料理『シェムリアップ』。

吉塚市場 リトルアジアマーケット シェムリアップ

画像:ARNE編集部

雰囲気のある外観がすてきです! 手書きの看板にほっこり! テイクアウトメニューもありました。

シェムリアップ メニュー

画像:ARNE編集部

こちらは夕方オープンの韓国家庭料理『火の村』。

吉塚市場 リトルアジアマーケット 韓国料理

画像:ARNE編集部

ネオンの看板が韓国感あります。韓国焼肉のお店、ぜひ夜に訪れたいですね。

こちらは昔ながらのお漬物店『田中商店』と、あの「博多華味鳥」の原点のお店が復刻したという鶏肉専門店『復刻 とり善』。

吉塚市場 リトルアジアマーケット 田中商店

画像:ARNE編集部

さらに、子どもが喜びそうな駄菓子屋さんも。

吉塚市場 リトルアジアマーケット 駄菓子屋

画像:ARNE編集部

こちらの『アジアンプラザ』は、テイクアウトしたものを食べることもできるスペース。飲み物を買うことができるカフェラウンジでもあります。

吉塚市場 リトルアジアマーケット 飲食スペース

画像:ARNE編集部

通路に見つけた鮮やかな絵は、子どもたちと商店街の方、外国の学生さんで描いたシャッターアート。

吉塚市場 リトルアジアマーケット シャッターアート

画像:ARNE編集部

少し寂しかったはずのシャッターが市場に彩りを加えていました。取材時にも絵を描いている子どもたちを見かけましたよ!

日本の古くからの商店と異国のお店が融合した、歩くだけで面白いマーケット。国を超えておしゃべりをしている人々を見て、日本もアジアの一国だと改めて感じました。

「吉塚に住む外国人が気持ちよく過ごせるように」「昔ながらの商店街を守れるように」そんな2つの優しい思いが一体になった場所。

ちなみに2021年3月上旬には、ミャンマーから“お釈迦様”が来られるそう。

吉塚市場 リトルアジアマーケット お釈迦様

画像:吉塚市場 リトルアジアマーケット

台座を入れると2メートル以上あるそう! 取材時は、安置する建物をつくられているところでした。

周辺に住む外国人の心の拠り所になる場所をつくりたい、という思いから計画されたそうです。こちらもぜひ、拝観したいですね!(文/ARNE編集部)

〈スポット情報〉
吉塚市場 リトルアジアマーケット
住所:福岡市博多区吉塚一丁目
詳細は吉塚市場 リトルアジアマーケット

<店舗情報>
ミスサイゴン
住所:福岡市博多区吉塚1-18-5
詳細はミスサイゴン

【参考・画像】
※画像/吉塚市場 リトルアジアマーケット

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