
【福岡人気ベーカリー】朝7時オープン!朝から約100種類のパンが並ぶ「モロパン」
こんにちは。朝はパン派のグルメライター、藤田ショウです。
今回は、福岡市南区市崎で早朝から約100種類のパンを焼き上げる、パン好き必見のベーカリーをご紹介します。
朝一番の感動を味わえる!人気ベーカリー「MOROPAIN(モロパン)」(福岡市南区市崎)
西鉄天神大牟田線・西鉄平尾駅からおよそ徒歩5分の静かな住宅街。マンションの1階に店を構え、朝7時のオープンと同時に多くの人が足を運ぶ人気ベーカリー『MOROPAIN(モロパン)』。

画像:藤田ショウ
2025年1月に香港へ出店を果たし、8月には中央区・大名にティラミスメロンパンとエッグタルトの専門店『MOROBAAU(モーローバウ)』をオープンした、大注目のベーカリーブランドです。

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2014年の開業当初は古民家ベーカリーとして評判を集めていた『MOROPAIN』ですが、建物の老朽化のため2021年に現在の場所へ移転オープン。
ガラス張りのモダンな空間へと生まれ変わった今も、その人気は衰えることなく、地域の人々を中心に多くのファンから愛され続けています。

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『MOROPAIN』の最大の特徴は、なんといっても早朝7時の開店と同時に並ぶ、約100種類に及ぶパンと焼き菓子の圧巻のラインナップ。
入り口から奥まで伸びる陳列棚には、焼きたてのパンと焼き菓子が整然と並び、小麦やバターの芳醇な香りが店内を包み込みます。

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ボリュームのある総菜パンをはじめ、おやつにぴったりな菓子パンや、本格的なハード系のパンまで、幅広い世代に親しまれる商品が豊富に揃い、冷蔵ケースにもサンドイッチや自家製のバター、リエットなど、こだわりのアイテムが並びます。

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この日も、朝食やランチ用のパンを求め、開店直後から近隣の住民や通勤途中の方が次々と訪れていました。
人気のパンは8時頃に売り切れてしまい、昼前には棚がほとんど空になることもあるそうです。

画像:藤田ショウ
電話で取り置きもできるので、お目当てのパンがある場合は事前に予約するのが安心です。
進化を続ける人気店の裏側!パン職人・諸永さんの情熱とこだわり
店主の諸永裕士さんは、全国に展開する老舗ベーカリー『DONQ(ドンク)』で10年以上修業を積んだ、経験豊富なパン職人。

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早朝からの開店に加え、新店舗の展開や海外での講師活動など、多忙なスケジュールをこなすため、深夜12時に起床し濃密な毎日を過ごしている諸永さん。
「自分が焼いたパンが、お客様が目覚めたとき最初に感じる“喜び”になると思うと、それが何よりのモチベーションになるんです」と穏やかに語ります。

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『MOROPAIN』のオープンから12年を迎えた今もなお、体にやさしく、心からおいしいと感じられるパンを届けるために、素材や製法を一つひとつ見直し、パンへのこだわりを深めているそうです。

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新店や海外での仕事を通じて積み重ねた経験を、新たな挑戦へと昇華させながら、人気に甘んじることなく日々進化を続けていることも、『MOROPAIN』が支持されている理由のひとつです。
売り切れ注意!? 「MOROPAIN」の人気商品をご紹介
そんな『MOROPAIN』で断トツの一番人気となっているのが『メロンパン』(260円)。
諸永さんが理想とする“王道のメロンパン”を追求した一品で、外はカリッと香ばしく、中はふんわりとやわらか。

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バターとアーモンドを練り込んだクッキー生地の食感と、軽やかな生地のコントラストが心地よく、上品な甘みが口いっぱいに広がります。
誰が食べても素直に「おいしい」と感じられる、王道にして極上のメロンパンです。
近所の「木藤商店」の昆布入り明太子を使用した『木藤めんたいフランス』(400円)も不動の人気商品。

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九州産の小麦を独自にブレンドし、長時間発酵で仕上げたバゲットは、外はさくっと香ばしく、中はもっちりとしたオンリーワンの食感。
ひと口かじると、旨みたっぷりの明太クリームがじゅわっと溶け出し、バゲットの香ばしさと重なります。

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改良を重ねてきたというこのパンには、最近では麹を取り入れ、パンそのものの自然な甘みと麹のまろやかな風味を引き出しています。
『メロンパン』や『木藤めんたいフランス』は、11時ごろまでは焼きたてを提供できるよう、オープン後も4〜5回に分けて焼き続けているそうです。
常連客も多い『MOROPAIN』で、定番人気となっているのが『MORO食パン』(400円)。

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こちらも最近ブラッシュアップして、米粉を配合することでグルテンの量を抑え、ソフトでしっとりした食感を生み出しているそう。
歯切れの良い生地は、時間が経ってもおいしく食べることができ、“朝ごはんの主役”として頼もしい存在です。
諸永さんのスペシャリテとも言えるのが、外はパリッとしていて、中はしっとりな『クイニーアマン』(320円)。

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諸永さんが修業時代によく作っていたパンでもあり、本場フランスのような重厚な甘さではなく、バターと砂糖のやさしい甘みがじんわりと広がるよう開発されています。
砂糖のコーティングが溶け出さない9月中旬から翌年6月頃までの限定販売となっているので、この季節にぜひ味わってみてください。
さっくりとしたバターフランスに自家製のクリームをサンドした『イチヂクバター』(320円)は、女性人気の高い一品。

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自家製クリームは単品でも販売されていて、いちじくとホワイトチョコの濃厚な甘みにラム酒が効いた、大人な味わいが魅力です。
サクっと軽やかなクロワッサン生地に、ポテトサラダ、ハム、チーズを挟み、自家製のホワイトソースで仕上げた『クリーミーハムポテト』(400円)も、存在感のある一品。

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ほくほくのポテトとまろやかなソースがチーズの塩味と溶け合い、食べ応えもたっぷりで満足度の高い総菜パンです。
お店の横にはテラス席も併設されているので、『コーヒー』(260円)や『カフェラテ』(260円)といっしょに、その場で焼きたてのパンを味わうこともできます。

画像:藤田ショウ
諸永さんの弛まない努力のもと、訪れる人に朝一番の感動を届けてくれる人気ベーカリー『MOROPAIN』。
少しだけ早起きして、焼きたてパンに囲まれた贅沢な朝を過ごしてみませんか。(文/藤田ショウ)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■MOROPAIN(モロパン)
住所:福岡県福岡市南区市崎1-2-8 高宮マンション 1F
営業時間:7:00 ~ 15:00 ※売り切れ次第終了
定休日:日〜火曜日
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