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THE SHIP(ザシップ)

【博多エリア居酒屋】パブなのに和食!?ビールの達人&絶品料理が話題の店(福岡)

こんにちは! 福岡市内と近郊で食との出会いを楽しみながら食べ歩きしているライター、Fukuokaニャッキです。

今回は、福岡市博多区祇園町にあるアイリッシュパブを紹介します。

異国情緒満点!アイリッシュパブ「THE SHIP(ザ シップ)」(福岡市博多区祇園町)

福岡市地下鉄空港線・祇園駅から徒歩2分、祇園大通り沿い『博多警察署』近くで、ひときわ目立つ赤色の外観のアイリッシュパブ『THE SHIP(ザ シップ)』。

2階には姉妹店の『日本の酒と器 米八(よねはち)』があります。

THE SHIP(ザ シップ)外観

画像:Fukuokaニャッキ

『GUINNESS』の文字が入った木製の扉を開け店内に入ると、アイリッシュ風に赤を基調とした造りで温かみのある電球色で照らされています。まるで異国のバーに来たような感覚です。

THE SHIP店内

画像:Fukuokaニャッキ

カウンターのほか、スタンディングテーブル席、テーブル席があります。貸切できる「コンコルドルーム」(定員20人)もあるので、さまざまなシーンで活用できそうです。

おいしさが違う!“達人”が注ぐビール

『THE SHIP』のお目当てと言えば、優しいマスターが注ぐおいしいビール。

なんと、ビール大国チェコを代表するブランド『ピルスナーウルケル』公認の“注ぎ手”「タップスター」という資格の持ち主なんです。ブランドの“醸造家がビールを醸造し、注ぎ手がビールを完成させる”という理念のもと、チェコで訓練を受け試験に合格した人だけに与えられる特別な称号。日本ではまだ数えられるほどしかいないんだとか。

同じビールでも注ぎ方で味わいを変える技を持っているんです!

もちろん、まず飲みたいのは『ピルスナーウルケル』。写真は、たっぷりの泡を先に入れ、その下にビールを注ぐ「ハラディンカ」(スモール950円、レギュラー1,250円)という伝統的な注ぎ方で入れた一杯。苦みと甘みのバランスがよく、下触りがなめらか。柔らかめの炭酸で、ゆっくり味わうのにぴったりなんだとか。

さらに泡多めでアロマを味わう「シュニット」(スモール780円、レギュラー950円)、9割が泡で濃厚さと甘みが堪能できる「ミルコ」(スモール780円、レギュラー950円)と飲み比べも楽しみたいですね。

『ドラフトギネス』(3/4Pint900円、Pint1,070円)や『ブリュードッグ パンクIPA』(2/3Pint1,000円、Pint1,470円)なども注目。写真は『Black and Tan ハーフ&ハーフ』(1,050円)です。

THE SHIP(ザ シップ)ビール

画像:Fukuokaニャッキ

日本のビールも揃っています。生だけでなく、珍しいボトルもあって種類豊富でしたよ。

THE SHIP(ザ シップ)ビール

画像:Fukuokaニャッキ

もちろん、ビール以外にも、豊富なウイスキーをはじめとした洋酒、カクテルなどがずらり。

通っていろいろ試したくなるラインナップ。お酒好きにはたまりません。

和食コース!?こだわりの厳選食材で作る絶品料理

気になる料理は、『フィッシュ&チップス』(シングル1,080円、ダブル1,880円)や『生ソーセージ盛り合わせ』(1,500円)など、パブらしいお酒が進むアラカルトメニューが揃うのですが……

目を引くのは、ブランド牛「佐賀牛」を使ったメニューが豊富なこと! 数量限定『佐賀牛100% シェパーズパイ』(1,380円)のほか、『炙り佐賀牛』(1,080円)、『佐賀牛オーダーカット ランプステーキ』(50g 1,080円、注文は100g~)、数量限定『佐賀牛鉄火巻』(1,080円)、『炙り佐賀牛丼』(1,320円)、『佐賀牛シシリアンライス』(1,320円)など、内容もバラエティーに富んでいます。

さらには、こだわりの鮮魚のお造りをはじめとした和食が並ぶコースまであるんです!

今回は『米八 唐津ん魚 唐津大山鮮魚店の天然魚コース(プレミアムドリンク付)』(15,300円 ※4人以上での注文、8人まで)を体験してみました。先ほど紹介した『ピルスナーウルケル』『ドラフトギネス』はじめとしたビールや日本酒など、プレミアムドリンクをお料理に合わせてマリアージュしていただけます。

献立は仕入れによって変わりますが、私が訪れた日の内容をご紹介しますね。

米八 唐津ん魚 唐津大山鮮魚店の天然魚コース(プレミアムドリンク付)

まずは『いろは牡蠣 三杯酢ジュレ』『いちじく煎り出汁』『青なまこポン酢』。どれもお酒が進む味わいです。

特に旬を迎えた、唐津市いろは島産の牡蠣がうれしい。大きくプリップリで濃厚な味わいでした。

そしてコース名にもなっている『唐津大山鮮魚店で活き〆した天然平目薄造り』が登場! 魚の鮮度を圧倒的に保つ処理方法「神経締め」の天才と言われ、国内外のシェフを魅了する唐津『大山鮮魚店』の大山拓朗さんが締めた平目です。

この量で2人分は、かなり贅沢です。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(平目のお造り)

画像:Fukuokaニャッキ ※写真は2人前

透き通っていてとてもキレイ。2、3枚を箸で豪快に口へ運ぶと、弾力とともに甘みと旨みがふわっと広がります。

まるで生簀から揚げたての平目を捌いたような新鮮さ! これぞ達人の技。とろけるエンガワも最高でした。こんなにおいしい平目を食べたのは初めてかもです。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(平目のお造り)

画像:Fukuokaニャッキ

こちらは『佐賀牛宮崎牧場で育った牝のA5ランク佐賀牛ランプステーキ』。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(佐賀牛ステーキ)

画像:Fukuokaニャッキ ※写真は2人前

きめ細やかな肉質とジューシーな脂身。間違いないおいしさでした。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(佐賀牛ステーキ)

画像:Fukuokaニャッキ

唐津市いろは島産の牡蠣は『牡蠣のみぞれ鍋』でも味わえました。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(牡蠣みぞれ鍋)

画像:Fukuokaニャッキ ※写真は2人前

たくさんの牡蠣が入っていて濃厚なのに、大根おろしであっさりです。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(牡蠣みぞれ鍋)

画像:Fukuokaニャッキ

締めは牡蠣エキスが溶け込んだスープで『雑炊』に。牡蠣のおいしさを満喫できました。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(牡蠣みぞれ鍋・雑炊)

画像:Fukuokaニャッキ

デザートは目の前で仕上げてもらう『自家製クレムブリュレ』。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(自家製クレームブリュレ)

画像:Fukuokaニャッキ ※写真は2人前

濃厚な味わいで締めくくりにはピッタリでした。

THE SHIP(ザ シップ)唐津大山鮮魚店の天然魚コースの一品(自家製クレームブリュレ)

画像:Fukuokaニャッキ

まさかアイリッシュパブで、こんなに豪華でおいしすぎるコース料理が味わえるなんて、思いもよりませんでした。

ちなみに今回ご紹介したコースは、4人の場合は2階『日本の酒と器 米八』の「大正ダイニング」(専用バー&専用洗面所付、下の写真)、5~8人の場合は1階「コンコルドルーム」を利用することができます。

THE SHIPコンコルドルーム(プライベートルーム)

画像:Fukuokaニャッキ

『THE SHIP』は、おいしいお酒と料理と居心地の良い空間で、特別な時間を過ごせるお店です。ぜひ一度足を運んでみてください。きっと忘れられない思い出になるはずです。(文/Fukuokaニャッキ)

<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■THE SHIP(ザシップ)
住所:福岡県福岡市博多区祇園町3-4 穂坂ビル 1F
営業時間:【月~木・土・祝前日】17:00~翌2:00(L.O.翌1:30)【金】11:30~13:30(L.O.13:30 )、17:00~翌2:00(L.O.翌1:30)【日・祝】17:00~23:00(L.O.22:30) ※ハッピーアワー【月~土】17:00~19:00(※現金のみ)
定休日:不定(電話で確認を)
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【参考・画像】
※文・画像/Fukuoka ニャッキ

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