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梅干しとアジの炊き込みご飯

隠し味は梅干し!“いつもの味がランクアップ”炊き込みご飯&つまみになる副菜

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

梅仕事の季節ですね。友人のSNSなどでも作業の様子がアップされています。私は実家に梅の木があるのですが今年は裏年なのでしょうか、あまり実をつけることはありませんでした。来年に期待したいところです。

今回は、そんな旬の梅干しを使ったレシピをご紹介。

梅干しの酸味成分クエン酸は、疲労回復や食欲増進に役立ちます。何かと体力が落ちがちな夏には、特に取り入れたい食材です!

1:時折出てくる酸味がいいアクセントに「アジの干物と梅干しの炊き込みご飯」

アジの干物があったら、ぜひお試しを! 先にグリルでこんがり焼いて炊き込むことで、魚の臭みが軽減できます。

梅干しが混ざっているところと、そうでないところがあるほうがおいしいので、混ぜすぎ注意。

梅干しとアジの炊き込みご飯

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
米・・・2合
アジの一夜干し・・・1尾
梅干し・・・2個(親指より一回り大きめのもの)
大葉・・・適量
だし昆布・・・5cm×5cmを1枚
A酒・・・大さじ1
A塩・・・小さじ1/4
A薄口醤油・・・大さじ1/2

<作り方>

(1)お米を洗ってざるにあげて30分~1時間、浸水する。

(2)アジを魚焼きグリルで焼く。

(3)炊飯器の内釜に(1)とAを加えて、2合の線まで水を加える(※鍋の場合は、水、酒、薄口醤油あわせて400mlで炊いてください)。アジの身を下にして、梅干しと、昆布と一緒にのせて普通モードで炊飯する。

鍋の中炊き込みご飯

画像:中願寺あゆみ

(4)炊きあがったら昆布を取り除いて、アジの骨と皮(ぜいごがついているので)を取り、身をほぐしながら全体を混ぜ合わせる。梅干しの種も取り除く。

(5)お茶碗に盛り、千切りにした大葉を添える。

アジの骨が完全には取り切れないと思うので、気をつけながら食べてくださいね。一緒に炊いただし昆布は、包丁で細く切って混ぜ込んでもOKです。塩加減は干物と梅干によりますが、味が薄く感じる場合は、お塩をパラパラと加えてください。

それはそうと、最近は自分で干物を作るのにはまっています(写真のようにベランダにぶら下げています)。丸のままの魚が安い時に買ってきて、開いて塩水につけて干す。ただそれだけなんですが、とってもおいしく仕上がります。ぜひお試しを。

干物

画像:中願寺あゆみ

2:パパっと完成!「梅マヨきゅうり」

家庭菜園などしていたら、どんどんとなり続けるきゅうり。食べ方のレパートリーはたくさんあったほうがいですよね。

今回は副菜にもおつまみにもなるレシピです。

梅キュー

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい分量)
きゅうり・・・1本
梅干し・・・1個(チューブも可。その場合は小さじ1/2程度)
めんつゆ(2倍濃縮)・・・小さじ1/4
マヨネーズ・・・大さじ1.5
砂糖・・・二つまみ
鰹節・・・適量

<作り方>

(1)きゅうりは両端のヘタを落とし、縦半分に切って、スプーンで真ん中の種を取り除く。4等分にしてそれぞれを半分に切って、器に盛る。

(2)梅干しは種を取り除き、包丁でたたく。容器に入れ、マヨネーズ、めんつゆ、砂糖を加えて、混ぜ合わせる。

(3)(2)の上に鰹節をのせる。(1)に添えて、ディップしながら食べる。

もし家にあれば、砂糖の代わりにすこーしだけ練乳を入れるのもおすすめです。コクが増します。

梅干しをそのまま食べるのが苦手な方にも、きっと食べやすい味わいです。ぜひ試してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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