炊飯器にお任せで超簡単!初夏のお楽しみ♡旬のパクチー活用「本格カオマンガイ」レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
みなさん、パクチーって好きですか? 独特の香りのおかげで好き嫌いがかなり分かれる野菜かと思いますが、私は大好きです。
ちょうど今の時期がパクチーの旬で、青々と元気なものが安く販売されています。この時期のパクチーの特徴としては、立派な根っこがついていること。
今回は、そんな根っこを活用した、タイ料理の定番「カオマンガイ」のレシピをご紹介します。
捨てないで!いろいろ使えるパクチーの「根っこ」
使うのは写真の根っこの部分。普段捨てていませんか?
タイでは、根っこだけが束で売られていることもあるほど、いろいろと使える便利食材。
潰してカレーのペーストやスープに加えたり(これは本場の使い方!)、根が固くて太くなければフリットなどにしてもおいしいです。
タイの暑いイメージがあるので夏の野菜と思われがちですが、真夏の日差しがパクチーには強すぎるため夏は意外と出回りません。
夏に販売されていたとしても根っこはついていないことがほとんど。今の季節に買ったパクチーの根っこを冷凍しておくのもおすすめです。
根っこを使えば本格的!自宅で楽しむ「カオマンガイ」
タイのチキンライス「カオマンガイ」。パクチーの根っこがあれば、より本格的な味わいに! 難しいこと一切なしのレシピです。
【材料】(2人分)
米・・・1.5合
鶏もも肉・・・250g
しょうが(薄切り)・・・4枚
にんにく・・・1片
パクチー(根から葉まで)・・・2束
塩・・・小さじ1/4
鶏ガラスープの素(顆粒)・・・小さじ1/2
ナンプラー・・・小さじ1/2
■タレ
白ネギ(みじん切り)・・・5cm分
しょうが(みじん切り)・・・小さじ1
パクチーの茎(みじん切り)・・・小さじ1
甘口しょうゆ(刺身醤油など)・・・大さじ1.5
味噌・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ2
レモン汁・・・大さじ1
酢・・・小さじ1
水・・・小さじ2
輪切り唐辛子(お好みで)・・・適量
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。にんにくは皮をむいて包丁で潰す。パクチーは茎の部分から切り落とし、根っこの部分をよく洗い、麺棒などでたたく(香りを出すため)。鶏もも肉は余分な脂などを取り除き、厚みを均等にして塩をもみこみ10分~30分程度置く。タレの材料を器に混ぜ合わせておく。
(2)お米を炊飯器の内釜に入れ、鶏ガラスープの素、ナンプラーを入れる。1.5合の線まで水を加えて混ぜる。鶏もも肉(皮目を上にする)、にんにく、しょうが、パクチーの根を入れ普通炊きで炊飯する。
(3)炊きあがったら鶏もも肉、しょうがを取り出し、鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。にんにくは取り出さずにごはんに混ぜ込む。
(4)器に盛ったごはんの上に鶏もも肉をのせて、(1)のタレとパクチーの葉を添える。
作っていると、部屋の中が異国チックないい香りに包まれます~。タレは蒸し鶏やゆで豚などにかけてもおいしく食べられます。冷や奴にもおすすめ!
ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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